チャレンジ何年生?①
皆様は今何かにチャレンジしてますか?
3月の富士クリテリウム、JCL開幕戦を終え、季節も冬から春に移り変わった。
桜舞い散るこの時期の恒例の国内レースといえばチャレンジサイクルロードレースである。
自分は高校生の頃から出場しているレースであり、はじめて行った時は親父と車で2人で車中泊したのが懐かしい。
親父曰く、チャレンジロードは絶対取って欲しいタイトルらしく、昔から勝ってくれよと言っていた。
学生時代、5月に毎年行われる修善寺100kmのレース(門田杯?今は無くなった?)では学生生活の4回の内、2回勝っているし、その他ホビーレースでも数回勝っているそこそこ相性は良いコース。
しかし、チャレンジロードはアンダー時代もアンダーで3位がベストリザルトで、エリートになってからもあまり良い成績を出せていなかった。
去年なんて本当に走りが最悪で、チームとしては出場するなら自分でと言う事だったが、春の段階から気持ち的に良い状態ではなかった事もあり、何かを変えたくチャレンジしたかったので自分から進んで出場したのにもかかわらず、何しにここまできたんだろうと言うくらいの残念な走りしかできなかった嫌な思い出があった。
兎に角チャレンジには良い思い出はあまり無い笑
レース前日に車で静岡まで朝から移動。
ホテルへお昼には着き、自転車組み立てトレーニングへ。
前日にストラバでメニューできそうな場所を探し、そこまでのルートを作って地図をWahoo ELEMNTアプリでメーターと同期させておいたのでメーターがナビゲートしてくれた。
迷う事なく知らない土地でも練習にいけるのは大きなアドバンテージである。
止まって携帯のマップ見て‥また止まっては
ストレスである。
JCLの時よりはマシであるが、この週も実は練習で調子が良くなく、不安な気持ちを抱えながらの参戦となっていた。
しかし歳を重ねたせいもあるけれど、そこはもう吹っ切れていて、まあしゃあないしなるようになるしかならん!
と、冷静になり早めに就寝。
次の日の朝は9時くらいまでゆっくり寝ようと目覚ましを9時15分にセットしていたが6時台に起床笑
二度寝もできなさそう。と言うか割と寝起きが良かったのでテレビを見ながら軽食をとりながらYoutubeをみる。
なんやかんやしてるとあっという間で出発時間になり、出発15分前からスーツケースに荷物を詰める。
スーツケースの渡り鳥とはうまく言ったもので、気づけば自転車選手は旅が得意になっている。
数分で手際良くスーツケースに荷物を詰めてMy carにていざサイクルスポーツセンターへ。
昨年の嫌な思い出をふっきりたい気持ちもあるし、親父との約束もはたしたい。
ただただ今日は勝ちたい。
レース会場には11時前には到着し、タッパーに詰めていたオリジナル朝食の残りを平らげる。
少ししてエリート出場組メンバーも到着。
チームの規定人数は特に無いレースなので今回は人数が多い遠征で大学の部活を思い出す。
基本的には10年前とやってる事は変わってないな。笑
ただ、10年前の自分と今の自分とは違う。
昔より少しは俯瞰して物事を見れるようになってきてると思うし、生きていく上での考え方も少し変わったと思う。結婚して家庭を持った事も自分にとっては大きな変化だったと思うし、なによりまた那須に戻ってきた事も自分にとっては大きな変化であり自分にとっての新たなチャレンジでもあった。
自転車しかない選手、この先の進むべき道に迷っている選手、どのような方向性であれ、一人一人、それぞれの考えを持って選手生活をしている。
やる気のない選手や惰性でしかやってないような選手は論外だけれど、自分が思うべき方向に向かって進んでいるなら結果がどうであれそれはすべて正解ではないかと思う。
シーズン序盤にあるこのチャレンジサイクルロードレース。
このレースは自分の1年の方向性もわかるレースだとも昔から思っている。
ここからレースレポート書くと長すぎるので一旦ここで区切ります笑
続く
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