『 UNIQLO × Mame 』 のコラボについて 時事ネタ記事を書こうとしてやめた話
まず始めに、この記事は『 UNIQLO 』や『 Mame Kurogouchi 』を批判するような記事ではないということを表明しておく。企業理念や生産背景などは大きく異なるし、両ブランドの目指すところも全く違うが、僕はどちらも好きだし、尊敬している。
実は、最初はネット上で荒れに荒れたこのコラボについて「僕はこう思う」という記事を書こうと思った。しかし内容を考えている途中で、結局これを書いたところで誰も喜ばないし、自己満だけで誰かを傷つけるのは嫌だなと思ってしまった。
そういう理由で一旦はボツ案になってしまったわけだが、ここ最近、展示をしたりnoteを書く中での探求対象と重なり、改めてnoteの企画に組み込むこととなった。
ということで、自分の意見も少しだけ書くが、主題はあくまで
『 なぜ記事にすることをやめたのか 』
『 表現の奥行き 』
『 言語と非言語のバランス感覚 』
である。
今回の内容は、高級紳士服地の織物製造業に携わりながら、『半・分解展』で展示をしたり、自分でもブランドをスタートさせる今の自分だからこそ書ける内容であると思う。おそらくこの視点で記事を書いている人は他にいない。そういった観点でも楽しんでいただければ嬉しく思う。最後の章では、『半・分解展』展示の裏側を解説しようと思う。
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