葛利毛織で3年、今思うこと。

2018年3月。中京大学国際教養学部を卒業して、新卒で葛利毛織工業(株)へ入社した。大学の就職支援センターに行っても「製造業」の情報は一切なかった。「せっかく4年生大学に行ったのだから、他の選択肢を考えたらどうか」という周りの声もあった。
しかし、葛利毛織入社の選択に一片の迷いもなかった。

葛利毛織で働くと決めたワケ。 1/2｜上村 直也 / Uemura Naoya｜note

入社して3年。
久しぶりに古い友人に会ったりすると皆、口を揃えて「 変わったな 」「 柔らかくなったな 」と言う。
3年間の経験で得たもの、関わってきた人々から学ばせてもらったこと、自分に「なぜ」を問い続けてきたこと。それらが自分を大きく変えた。

そして、これからも様々な経験をし、学び、変化を続けていくだろう。だからこそ、『 今この瞬間 』を切り取っておきたいと思った。

より奥行きをもって今の僕を表現するために、少しだけ昔話に付き合いながらお読みいただきたい。そして先に断っておくが、今回の記事は読み手のために書いてはいない。ただ、だからこそいつもは書かないようなことも書いている。それを前提に読んで頂ければ幸いである。