どんな環境でも結果を出し続けられる「環境をカスタマイズする思考」
今回は、「環境の活かし方」について書きます。
スタートの場合だと、人数が少なくて、
周りに参考にできる人がいないような状態になったり、
組織が大きくなっていくと、受動的な思考となってしまいがちです。
今あること(ルール、状態、仕組み)に目が向き、
自分で変えていこうという思考が少なくなってしまい思います。
そこで重要となるのが「環境をカスタマイズする思考」です。
環境を選ぶときに重要なのが、
自分にとって都合良い、結果を出しやすい環境を作る
ことがポイントです。
そもそも環境とは何か?
環境(かんきょう)は、広義においては人、生物を取り巻く家庭・社会・自然などの外的な事の総体であり、狭義ではその中で人や生物に何らかの影響を与えるものだけを指す場合もある。 特に限定しない場合、人間を中心とする生物を取り巻くおおざっぱな環境のことである場合が多い。By Wikipedia
自分を取り巻き、
何らかの影響を与え合う関係
簡単に言えば、
日常関わることができる人のことを今回は環境とします。
環境には3つの繋がりがあります。
上の繋がり
横の繋がり
下の繋がり
基本的には、この3つに分類できると思います。
今回は、この3つをどう活用していくかをいくつかのパターンで考えていきます。
環境を結果の方程式に当てはめて考えると、、
思考×行動=結果
これが、結果の方程式です。
まずは、環境を結果の方程式に当てはめて考えていきます。
この3ステップが重要です。
①得たい結果を明確にする
②上の人の思考を盗む
③下と横を作り、行動すること
①得たい結果を明確にする
まずは、ここが一番大事です。
得たい結果を明確にしないと、
環境を活用することはできません。
まずはゴール設定すること。
ゴールは人によってバラバラです。
例えば、
「やりたいことを明確にする」
「人生設計を描けるようになる」
とかも、立派な1つのゴールです。
もし得たい結果がわからないのであれば、
誰かに聞いて明確にすること。
まずは、ここが超重要です。
得たい結果を明確にすること
→アンテナを貼ること
だと思っています。
得たい結果が明確だからこそ、
その次のステップとして、必要な思考を盗みにいこうと考えます。
②上の人の思考を盗む
「目に見える結果(表面)を、
真似しても意味がない」
よく言われると思いますが、
結果だけをみて結果を真似しようと思ったところで、
ただ、やってる風で終わることが多いです。
それではなく、重要なのは、
思考を真似すること。
結果が出ている理由、原因を真似することが重要。
そして、ただ思考すれば良いってことではなく、
上の人(自分よりも結果を出している人。それも自分の理想に近い人)
から盗むことが重要。
上の人の思考を盗むためにはどうすれば良い?
つるむ時間を増やすこと。
日常的に結果を出しているためにどんな思考をしているかを知ることが大事。
どうなればOKか?
「こうすれば、結果が出るだろう」
ということが、イメージできればOKだと思います。
ただ、イメージできたとしても実現できるかどうかは別問題ではあります。
ここがただつるめば良いって訳ではないポイントだと思います。
実際に行動しないことには、
見えてこないことがある。
③下と横を作り、行動すること
一番大事なのは、実現すること。
だからこそ、
つるんで終わり。
思考を盗んで終わり。
解決策を考えて終わり。
では、意味がない。
実際に行動しないと意味がない。
「だけど、行動できない」
「モチベーションが続かない」
そこで活用すべきが、
切磋琢磨できる横の繋がり。
ライバルを作る思考で、
自分よりも身の丈120%
(ここの割合は好きなように変えれば良いと思いますが、
離れすぎると折れる可能性があります)
「ある程度やれることが増えたなぁ」
「ちょっと最近スピードが遅いなぁ」
そこで作るべきは、
下からの脅威。
吸収率が高く、感度が良く、
ポテンシャルに溢れる人を自分の近くに置く。
あえて、それだけ追い込める環境を作る。
自分でやろうとするから、続かない。
”2つの環境”を持つ重要性とは?
「2つの環境を持つべき」だと思います。
これを持っているかどうかで、結果が大きく変わってきます。
2つの環境とはつまり、
①上の人の思考を盗める環境
②自分の将来に直結する環境
これだと考えています。
①上の人の思考を盗める環境
自分が得たい結果を得るために、
必要な思考をインプットできる環境です。
上の人を選ぶときに、
・距離→自分とどれくらい差があるか。(身の丈120%の人がいるかどうか)
・相性→自分の強み弱みを埋められるか。
は存在すると思います。
そこはしっかりと検討した上で、
選択は取るべきだと思います。
この環境があるからこそ、
いざ自分でやろうと考えたときに、
得たい結果を得ることができます。
もしそんな環境存在しないなら、
自分で交渉しにいって機会を作りましょう。
②自分の将来に直結する環境
ここは良く勘違いされやすい点ではあると思うのですが、
自分が上になれる環境というよりかは、
あるべきは、自分の将来に直結する環境を作るべきだと思います。
理想であれば、
①上の人の思考が盗める環境
②自分の将来に直結する環境
この2つが直結していることだと思いますが、
全員が全員そうなることは難しいと思います。
ここを作る順番などについては、
検討する必要があるとは思いますが、
スモールでもできることからやるべきだと思っています。
内容として少し難しい部分があると思いますが、
以上が「環境をカスタマイズする思考」です。