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お母さんへの想い@0歳児の雰囲気
ある日の朝の保育室内にて。
0歳児のBくんが、登園直後からなんだか緊張した雰囲気がした。
抱っこで受け入れをしたが、身体が硬直している感じで、表情もかたい。
周りに2歳児がいたので、話しかけてみた。
ひ「Bくん、どうしたのかな?動かないね」
2「どうしたのかな。あ、目が動いたよ!」
ひ「あ、ほんとだ!目は動いたね。じゃあ大丈夫だね!」
なんて話していた。
さて、合同で過ごしていたところから乳児室に移動した。以前抱っこから降りる感じではないので、抱っこして様子をみている。
なんとなく、室内にマットで滑り台的アトラクションをつくってみた。
さて、Bくんは動くのか。
ふと、気が付いた。
ひ「あれ、もしかしてBくん、お母さんずっと胃腸炎で体調悪いから、お母さんの側にいてあげたかった??守ってあげたかったの??お母さんのこと、心配してるの?」
と、話しかけてすぐ。
急に笑顔になって遊びはじめた。
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もしかすると全然関係なかったのかもしれないが、
子ども達と関わっていると、"あっている"ことを話したときに、動きや表情が急に変わる、ということがよくあるのも事実だ。
本当のところは本人しかわからない。
目の前に現れた滑り台を見て動き出した可能性の方が高いかも。
でも。
きっと彼は、心からお母さんのことを想っている。それは、感じるのだ。
子どもたちは、いつもお母さんのことを思っている。雨の日だって、「お母さん、大丈夫かな…」と言ったりするのだ。
いつだって、たとえどれだけ叱られたとしても、
いつまでもどこまでも、お母さんやお父さんの幸せを願っている。それが子どもたちだ。