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発明とイノベーションの違い/健全な競争の必要性/第1回ディスラプティブ・イノベーション研究会

これまでディスラプティブ・イノベーション(Disruptive Innovation/分岐的イノベーション)の1つとしてのブロックチェーン(*)について探求してきました。

今月からは、ディスラプティブ・イノベーションという範囲を広げて、未来について引き続き探求していこうと思います。

*シェアしながら学び合うブロックチェーン研究会:2018年6月〜2020年8月まで毎月開催。

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藤原直哉より

“社会実装が始まったブロックチェーンは、もう未来の話ではないのです”

“新しい技術全体を通じて、これからどうなるのか見ていくことが重要です。総論を学ぶよりも、具体的に何をやっているのか、それをみて自分でどう行動するかが、よっぽど重要なのです”

“テクノロジーがどんどん進んで、物質文明が高度になればなるほど、それを駆使する人間の精神性が高くないと、世の中は非常に不安定になってきます”

“物質文明の進展、イノベーションの進展の裏側では、人間の精神性の構造というのは、極めて重要なこととなってきています”

“一見すると、何か陳腐な話・大したことがない話・むしろスペックダウンするような話が大化けして、今まで主流になっていたメジャーなものを過去のものに押し流してしまうことさえも、ディスラプティブイノベーションはできるのです”

“人々の生活の仕方や働き方など世の中を変えてはじめてイノベーションというのです。必ず経営者が必要。単なる技術とイノベーションは違うのです”

“競争の結果は、競争相手なしなのですよ。住み分けができるという世界。ここまでいったら本物です。この原理原則は何も変わっていないと思います”

経済アナリスト・藤原直哉(藤原情報教育研究所)

第1回 ディスラプティブ・イノベーション

2020年/令和2年9月 収録型(会場開催なし)

・生命工学_医療_農業_材料_多くの分野で進むイノベーション
・精神文明と物質文明の融合
・本来、人とは天地をつないで行動する生きもの
・人間はより人間らしく暮らせる
・人間の成長と進化生成
・意外な盲点
・戦後のイノベーション
・発明大好きの日本人
・街の発明家
・技術はイノベーションの手段の1つ
・SONYの評価_1980年代
・イノベーションと技術の発展
・日々爆進中のエレクトロニクスのイノベーション
・2時間録画できるものがあるのに、なぜ4時間録画できるものをつくるのか
・同じ土俵にたくさんの企業がいる日本_厳しい企業間の競争_日本経済のパワー
・イノベーション競争
・労働力ではない日本の競争力
・やるべきことをやる能力
・創意工夫と情熱
・人々の暮らし向きと娯楽の変化
・30分の画像と音を録画録音できるカメラと再生機
・魔法がうまくいくときといかないとき
・家庭用ムービーの変化
・ソニーが興したディスラプティブ・イノベーション
・娯楽と私たちとの接点
・タイプライターとタイプレコーダーの違い
・リモートーワークの原型
・働き方の変化とディスラプティブ・イノベーション
・業界の先頭を走る人たちの原動力_人類の理想
・一番手がやらないことをやる住み分け
・本当の競争の王道
・前に誰もいないところのたのしさ
・魔が差したSONY_保守化した企業文化_山あり谷ありのSONY
・セブンイレブン始まりのコンセプトとディスラプティブ・イノベーション
・Amazon Primeのコンセプトとディスラプティブ・イノベーション
・荷物が届く裏側の努力と役立ち
・イノベーションとテクノロジーの違い
・デジタルの出入り口
・人は人らしくの生活環境
・気がついたら自分の市場がなくなる怖さ
・すべてがうまくいっている企業が潰れるわけ
・最高品質のあぐらと手遅れ
・ドラえもんのポケット
・今での市場や商品に参入しない_全く別物発想での参入
・結果的なディスラプティブ・イノベーション
・経営としてのディスラプティブ・イノベーション
・ちゃちなものの大事さ
・Clayton Christensen
・日本経済再生論:ディスラプティブ・イノベーションの道/三輪晴治
・イノベーションが可能な企業文化
・再起日本!世界のハイテク技術を拓く/前川正雄
・住み分け経営論
・共同体とイノベーション_役割と融合
・日本に必要な経営と企業文化
・最先端を狙う必要がないディスラプティブ・イノベーション
・ブロックチェーンの社会実装
・素晴らしい教育とは何か
・オンラインでできる教育とできない教育
・アナログとデジタル両輪での教育
・分岐的イノベーションと累積逐次的イノベーションの違い
・業界における最高のやり方_標準型
・最低限の質を求める人へのディスラプティブ・イノベーション
・高品質なところからパラシュートで降りてくるディスラプティブ・イノベーション
・極限での創造力と行動力
・LCCの始まりと新しい独自の付加価値
・足し算と引き算の世界
・ディスラプティブ・イノベーションが浸透した先
・Closed InnovationとOpen Innovationの違い
・共同開発に持ち込む相手は無限大_相乗効果
・イノベーションの進め方_SLOC
・なぜオープンにするのか
・真似をするならイノベートしよう
・5つのイノベーションタイプ
・インターネット放送局を始めたわけ
・引き算で始まるディスラプティブ・イノベーション
・誰でも発想と行動力でできるディスラプティブ・イノベーション
・行き過ぎたものから戻ってくる

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動画販売

第1回ディスラプティブ・イノベーション(藤原直哉解説)の動画(01:59:35)は、下記よりご覧いただけます。

年内・令和2年11月・12月分につきましては、該当月収録型とさせていただきます。年明け・令和3年1月以降の会場開催は、通常第2水曜日(12時〜15時)を予定しておりますが、日々刻々と変わっていく新型コロナウイルスの状況、国内外の情勢を鑑みながら、今後も収録もしくは会場開催の判断をさせていただきます。

*私たちは、Disruptive innovationを破壊的イノベーションではなく、分岐的イノベーションという表現を使っています。


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