MetaがNFTのサポートを辞めた理由を考察@人生目標達成
2023年3月、Metaのコマース&フィンテック分野の責任者を務めるStephane Kasriel氏が、InstagramでのNFTサポートの縮小を発表しました。Kasriel氏は「会社全体で何を優先して重点を置くかについて詳細に調査を行っています。現時点では、デジタルコレクティブル(InstagramでNFTをサポートする機能)を縮小し、クリエイターやユーザー、ビジネスをサポートする他の方法に注力していきたいと思います」とツイート。
メタバースの構築に奮闘するMetaですが、同社は2022年第4四半期(10~12月)にメタバース関連部門であるReality Labs部門で42億8000万ドル(6000億円)もの営業損失を計上しました。このReality Labs部門の営業損失がMetaの大規模な人員削減につながった可能性も指摘されています。
引用先
https://gigazine.net/news/20230314-meta-instagram-facebook-support-end-nft/
Meta (旧Facebook)がNFTをサポートしない理由については、以下のような理由が考えられます。
1.リーガルリスク:NFT市場はまだ規制が整備されておらず、法的なリスクが高いことがあるため、MetaがNFTをサポートすることでリーガルリスクを背負うことを望まない可能性があります。
2.サステイナビリティ問題:NFTのマイニングには大量のエネルギーが必要であり、環境に対する負荷が高いことが指摘されています。MetaがNFTをサポートすることで、環境に対する負荷を抑えるために必要な措置を講じる必要があるため、その負荷を回避することを望む可能性があります。
3.課金システム:Metaは、広告による収益源に加えて、ユーザーがアプリ内で購入することができる仮想通貨「Meta」を導入する計画を発表しています。NFTをサポートすることで、ユーザーがMeta通貨を使用せずにNFTを取得できる可能性があるため、課金システムに影響を与えることを望まない可能性があります。
以上のような理由から、MetaがNFTをサポートしない可能性があると考えられますが、正式な発表があるまで確定的なことは言えません。
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