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「くまちゃん」問題を考えてたら思いのほか闇が深かった

今日は熊に関してちょっと深掘っていきまっしょい
と思い立ったのはいいものの
考え込んでいたら思いのほか闇が深いことに気付いたっす

平成狸合戦ぽんぽこを見よう

詳しい話はニュースになってたりあちこちで盛り上がってる内容だから置いておくとして
この問題の根幹って自然を切り開いていることにあるっぽいんすよね

自然を開発して人口の住宅地やらなんやらににするとして
それじゃあ元々そこにいた生物たちはどーすんのってハナシ

そりゃー逃げるしかないわけで
逃げても逃げても、今度は住む場所が足りなくなっちゃう
そうなるとどうしても怖い怖い人間の元にも
ご飯を探しに行かないといけなくなっちゃう
仕方ないからくまちゃんたちは人里に降りていくし
怖いから威嚇するし
怖いから反抗だってする
怖いから先に攻撃しちゃう
そんな感じ

結局は人間のせいなんだけど
これは個人的に好きな作品である
「平成狸合戦ぽんぽこ」を見てもらえたらいい

対処法色々

じゃーどーしますか
色々考えられるっすよね

その1
くまちゃんを殺すなクレームをつける方々にご飯になってもらう
個人的に一押し
世間は静かになるし、くまちゃんはお腹いっぱいになるし
人里も守れる
完璧
人道的に問題があるってことくらいか
けど、このクレームつける人たちって
荒療治しか方法無いと思うんすよねぇ…
結局安全なところからギャーギャー言いたいだけでしょ
動物園のイメージ引っ張りすぎなんすよ

その2
人と自然を完全に隔離する
非現実的この上ない
いったいいくらかかるのやら
え?
もちろん隔離されるのは人間っすよ?
自然より弱いんだから仕方ないじゃん

その3
これ以上開発をしない
折衷案としてはこれしかないんじゃないっすかね
現実的にはこれも難しいんすよ
なぜか
人間が増えてるから
そして自然に逆らうように生き延びるから
長生きするのも考えもんっすね
ついでに働き手が一斉に職を失いかねない
人の都合を考えたらこれもまた却下ってハナシで

命には定量がある

そう極端な話しでも無いと思うんすけど
命って定量があると思うんすよね

例えば人が生活域を広げれば広げるほど、他の生物は生活域を失うってのは至極当然のことなわけで
そこでは間接的に他の生物の犠牲があるんす
絶対数の減少っすよね

逆に自然が侵食しているところだと
人は易々と近づけない
自然には勝てませんからねぇ

限られた資源、土地である以上
命の密度には限りがある
上手く循環していればいいけど、そういうわけでもない
ならどこかで何かが割を食ってんすよね
今回の場合はくまちゃんなだけで

長生きできる世界になればなるほど
他の生物の生息域なり資源なりを食いつぶしているんすよね
そのあたり自覚してんのかなー?

遅かれ早かれ

人類は滅亡する
そんなん誰だって知ってますね
実感がないだけで

このまま他の生物に対しての侵攻を止めずに
ひたすらに食いつぶしていくとどうなるのか
どんなあんぽんたんでも想像出来るっすね

ご飯は食べたらなくなるでしょ?

知能と欲の弊害

大抵の動物はお腹いっぱいになったら満足っす
けど人はおおむね違う
大抵の人はもっともっとと欲しがる
食べきれもしないくせに
欲求だけは埋まらない

自身の利益のために他者を食いつぶし続ける
そんな人が一部でもいる限り、この問題は収束しない
出来ない

全ての元凶は人の欲にあるんすよ
ま、どうせ消えないし、この流れは変わらない
人が滅ぶまでは
だから僕は傍観するんす
諦めてるから
どうせ何も変わらないし、変えるつもりもない世界なんだし
好きにしたらいい
僕はそれを海底のヘドロの中からただニヤニヤ見つめて嗤うだけ
まーた人間が自分の首を絞めてるなって
これだから不都合な真実を見つめることは止められない
気持ち悪くて、吐き気がして、苦しくて、汚物に塗れたとしても

相思相殺

人と自然を分けて考えるからダメなのかもっすね
人も自然
殺して殺されることが当たり前
その原因はともかく
生きることは何かとの殺し合い
覚悟しなくてもいい
意識しなくてもいい
緊張する必要もない
ただそれが自然だと受け入れるだけ

それが難しいんだってね
知らんけど

平成狸合戦ぽんぽこって今どこで見れるんだろ

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