見出し画像

【バイク売却】不動車、故障車は1円の価値もない!?ビジネストークで結果¥20,000で売却出来た話

私は32歳のサラリーマンです。

高校生の時に免許を取り、バイト代を貯めて原付バイクを購入しました。

学生の時はよく原付バイクに乗って出掛けていました。

バイト先、大学へ通学、遊びに行ったり。

大学を卒業してからは祖母の家に放置したままで不動車になってしまった愛車を売却した時の話です。

①何に乗っていたの?

ホンダのApe50という5速ミッションの小さな原付バイクです。

当時はミッション車に憧れており、250ccの単車が欲しかったのですが、高額で手が出せませんでした。

定価は当時の新車で20万円ほどでした。

②いつ購入したの?

高校2年生の時だったので今から15年ほど前でした。

中古車で10万円ほどで購入しました。

③売る時の状態は?

1年以上不動の状態でガレージに放置していました。

タイヤのパンク、事故等はなく単純にエンジンがかからない状態でした。

バッテリー等の劣化が原因かと思います。

社会人になってApe仲間と知り合いになり、一度修理をして一時期乗っていました。その時の修理費用は一式で約5万円ほどかかりました。

5万円かけて直してもらったのにまた不動車にしてしまいました。愛車に謝ります。

④バイクを売却するには?

バイクの売却比較サイトというものが存在します。

※私が査定して頂いたサイト様のURLが掲載出来ませんでした。

⑤ネット査定とは?

この比較サイトのフォームに必要事項を入力すると無料査定をしてもらえるサービスです。

https://www.webike.net/kaitori/

入力事項は

【車両情報入力】

メーカー名
・HONDA

排気量
・50cc

バイク名
・Ape50

走行距離
・不明

あとは個人情報でした。

⑥査定金額はいくらだったの?

当時で要相談〜¥50,000でした。
まぁ、こんなもんかなと。

⑦ネット査定後は?

バイク買取業者1社からは電話がすぐにありました。
もう2社はメールでの連絡でした。

私は電話を頂いた業者とアポを取りました。

⑧査定当日

自宅に査定に来て下さいます。
もちろん費用は無料とのことでした。

そして

売却を即決しなくても良いということも言われておりました。

トラックから爽やかなお兄さんが1人で来られました。
すぐにバイクをその場で査定して頂きました。

⑨査定結果は…

まさかの¥0

おまけに

処分費が発生する場合がありますとのこと

待て待て待てぇい!
はい、そうですかとはいきません。


⑩交渉編

私:「ネット査定で¥50,000位でしたが。」

業者様:「あくまで現物の査定ではなく、ネットの査定なので」

私:「処分費はいくら程かかりますか?」

業者様:「確認後になりますが、1万円程かと思います。」

私:「マフラーはヨシムラカーボン(定価10万円程)なので部品取り車として確認して頂けませんでしょうか?」

業者様:「確認させて頂きます。」
と電話をかけはじめて離席

10分後

業者様:「お待たせしました。処分費は結構なので¥0で引き取らせて下さい。」

待て待てぃ!

私:「ありがとうございます。あいにく¥0でしたら結構です。」

業者様:「バイクはどうされるんですか?修理されてもまた数万円はかかるかと思います。」

私:「他の買取業者さんから2件連絡もらっているのでそちらに相談させて頂きます。」

業者様:「もう一度確認させて下さい。」
と電話の為、離席
業者様:「お待たせいたしました。上の者に確認させて頂き、1万円での買取はいかがでしょうか?」

私:「ジモティーで2万円で出品中ですが、現在1名の方からお問い合わせを頂いている状況です。
ネット査定の5万円で買取して頂けるかと思いましたが、無理であれば2万円でお願いしたいと思います。」

業者様:「それでは2万円で買取させて下さい。」

私:「宜しくお願いいたします。」

①①交渉の末 

私は2万円で売却することで合意しました。
その場で手続きを行い、オペレーターと電話で更に確認も行い、現金で精算して頂きました。

時間にして査定時間を含めて40分といったところでしょうか?

①②交渉術まとめ

交渉術って程偉そうなものではありませんが、ビジネスシーンにおいてはこういった状況はよくあるものです。

私は営業を5年程経験していましたので慣れたものでした。

それでは今回の交渉内容についてまとめます。

1.相手の言いなりになるな(言い値)

最初は¥0で処分費まで1万円かかるとの話でした。
この時点で「分かりました。」と言っているとそこで今回の取引は終了して売却するつもりが1万円を支払わされることになっていことでしょう。

2.価値があることを認識させる

業者様からするとこちらは素人です。
知識が無いと思われていても仕方ないでしょう。
しかし今回は自身のバイクでカスタムしていたマフラーの価値を私は知っていました。
そのマフラーだけで中古品でも高額で売買されていることも。(部品取り車のことです。)

3.ノーと言える勇気も必要

今回は不用品を処分してもらいたいという依頼者と
なるべく安い金額での買取、もしくは¥0買取で処分費が取れればウィンという業者様の交渉でした。
私は元々2万円以下は断るつもりで交渉に臨みましたので業者様からのご提案をはっきり【ノー】と言ってお断りました。

4.こちらからも仕掛ける

片方の言い分ばかり通してはいけません。
今回は「他の買取業者に相談してみる。」や、
「ネットに出品している。」というこちらの強みも出しました。
結果的に希望額の2万円で売却することが出来ました。

5.まとめると

今回のような案件は【定価】が決まっているものではありません。
そのバイクの状態等を考慮して【相場】の中から金額を決めるものです。
なので交渉次第では【1万円支払う】〜【2万円で売却する】それ以上の売却金額の場合もあったかもしれません。

しかし欲を出してしまうと今度は立場が逆転してしまい、こちらが「頼むから買い取ってくれ。」となってしまいます。
また、感情に任せて横柄な態度を取ってはいけません。最後まで紳士的に交渉して下さい。


最後読んで下さりありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?