のぞみ号の自由席が減ってしまうらしいです
【続報】2024年12月13日 JR東海が正式に発表
2024年12月13日にJRグループが続々と2025年3月のダイヤ改正について発表しました。その中で今回ののぞみ号の3号車が指定席になることにも触れられています。
(ダイヤ改正の主な内容の5番目)
2024年11月28日に発表
2024年11月28日、JR東海とJR西日本はのぞみ号に現在ある自由席を、来年(2025年)の春に削減する方向性とのことです。
のぞみ号には現在16両編成中3両(1~3号車)が自由席に充てられていますが、このうち3号車が指定席になるということです。
ただ、あくまでも「方向性」であり、まだ正式発表ではない点は注意する必要があります(今回のニュースもあくまで大手メディアによる報道)。どちらにしても、今後の最新情報からは目が離せませんね。最新情報が入り次第、追記していきます。
のぞみ号の自由席の座席数はどの程度に?
さっきも書きましたが、のぞみ号は16両編成のうち3両が自由席に充てられています。
このうち1号車が5列シート×13列=65席、2号車が5列シート×20列=100席、3号車が5列シート×17列=85席で、合計250席が自由席です。
もし3号車が自由席ではなくなる場合、250-85=165席に減ってしまいます。
ちなみにのぞみ号は、2023年からお盆や年末年始など大型連休の時期には全席指定席で運転されています。
東海道・山陽新幹線で最速種別ののぞみ号でなおさら料金の安い自由席を使う機会が減ってしまいそうですね。
16両編成のひかり号やこだま号の自由席数は?
どうしてもなるべく自由席に座りたいのなら、ひかり号やこだま号に乗る手もあります。特にこだま号は16両編成なら10両も充てられているので、結構狙い目です。
ひかり号は5両
16両編成のひかり号の場合は、16両中1~5号車が自由席に充てられています。
1~5号車も車両によって座席の列数が異なるので、号車別の席数はこんな感じです。
1号車:5×13列:65席
2号車:5×20列:100席
3号車:5×17列:85席
4号車:5×20列:100席
5号車:5×18列:90席
合計:440席
440席もあるので、今ののぞみ号から見ても1.76倍、2両165席に減った後ののぞみ号から見たら大体2.7倍も自由席に座れるチャンスが!
こだま号は10両も!
さらにこだま号なら、新大阪側の1~6号車に加えて、東京寄りの13~16両とシメて10両も自由席に充てられています。
各駅停車タイプなので、東京~新大阪間でも4時間と、2時間半ののぞみ号に比べて1.6倍も時間はかかりますが、一方で自由席に座れる確率はめちゃくちゃ高めです。「ぷらっとこだま」というお得なチケットもありますし(こちらはまた後日解説しますね)。
こだま号の自由席数は下のような感じです。
1号車:5×13列:65席
2号車:5×20列:100席
3号車:5×17列:85席
4号車:5×20列:100席
5号車:5×18列:90席
6号車:5×20列:100席
13号車:5×18列:90席
14号車:5×20列:100席
15号車:5×16列:80席
16号車:5×15列:75席
合計:885席
440席あるひかり号の倍くらいあるので、自由席にこだわる方やのんびり旅したい方、途中のぞみ号やひかり号に抜かれるが気にならない方にはおすすめです。