The Drowns × ISW Japan Tour インタビュー：Jake Margolis (The Drowns)
2019年10月、アメリカ ワシントン州 シアトルのパンクバンド、The Drownsと沖縄のISWと共に約2週間に渡るジャパンツアーを行い、早くも1年が過ぎた。今回はツアー後に行ったインタビューを通りて、彼らと共に日本で過ごした思い出を振り返ってゆく。
インタビュアー：naotro Music Works
インタビューイー：Jake Margolis (The Drownsドラマー）以後 Jに省略。
- The Drownsにとって初のジャパンツアー、メンバー全員にとっても初めての来日となりました。来日する前と後での日本の印象を教えて下さい。
J : 素晴らしい文化、とても美しい街、それと最高のパンクロックのコミュニティーが日本にはあると思う。日本に来た瞬間から皆が俺たちを家族のように温かく接してくれたのが嬉しかった。
来日前から日本は礼儀正しくて、物事1つに対して深い考えを持っている国だと聞いていたけど、その通りだと来てから分かったよ。ツアーが終わって日本を去る時はもう既にまた戻って来たい気持ちでいっぱいだった。
- ツアー中に最も印象に残った事を教えて下さい。コーヒー、食べ物、何でもいいです。
J : 忘れられない経験は台風の中、ISWと一緒にゆうとの家の近くの中学校に避難した事だね。あの時は何をどうしていいのか全くわからなかったから、彼らが一緒に居てくれて凄い助かったし、感謝している。
あとは、日本の自動販売機が本当に好きだよ！どこに行っても安い価格でドリンクが売っているし、何といってもボスの缶コーヒーが最高に美味しかった！アメリカにも日本の自動販売機があればいいなと思うよ。
- ツアー中は沢山のバンドと共演しましたが、お気に入りのバンドはありますか？それと各地でThe Drownsのライブは評判が良かったですね、手応えはどうでしたか？
J : ツアー中は本当に沢山のいいバンドを観れたけど、その中でも名前上げるとしたら、ISW, Brasters, East Bay, それとJersey Devilだね！
どのライブも手応えは良かったけど、横浜のEl Puenteと中野Moonstepのライブは特別だった！皆がエナジティックで最高に興奮してよかった。日本のパンクシーンの人たちは皆が俺たちを温かく受け入れてくれた、日本に戻ってプレイするのが待ち遠しいよ。
- 俺もジェイクと同じく、横浜と中野のライブは最も印象に残ってて本当に会場の皆がエナジティックで楽しいライブだった。The Drownsのライブ中にオーディエンスが笑顔で楽しそうにしている様子を見た時は、一緒にツアー廻れている事が光栄だと心の底から思ったよ。ありがとう。
ジャパンツアーからアメリカに戻り、家族や友達に何か日本のお土産話をしているかと思いますが、どんな事を話していますか？またバンドにとってジャパンツアーで影響を受けた事があれば教えて下さい。
J : ジャパンツアーの事でよく友達に話すのは、台風で避難した事はもちろん、他にも沢山あるよ。その中でもお気に入りの1つは、楽器を沢山担ぎながら人で溢れ返した駅を移動し、満員電車に乗った事だね、本当にギュウギュウ詰めで狭かったよ。日本の電車はアメリカと全く違うと思いしらされたよ。
もう1つは、初めて納豆を食べた事、いつも納豆を食べる時に回りの人が俺の様子を覗ってたのが面白かった。レヴはかなり納豆にハマり毎日食べていた。
ジャパンツアーは俺たちにとってインスピレーションを与えてくれた、The Drownsが活動を始めてたった2年で日本に来れた事はとても嬉しい。日本にもっとライブしに来たいし、俺たちの将来に何が待っているのかをとてもワクワクしている。
- ジェイクは毎晩、家族と電話していて娘さんが眠りにつく時は電話越しに本の読み聞かせをしていたね。それと行く先々で子どもたちのためにお土産を買っていて、とても家族思いのパパだと印象を受けました。家族は日本土産を気に入ってくれましたか？
J : ツアー中は出来る限り、家族と連絡を取る事はは俺にとってはとても大切なんだ。実際離れた場所からた連絡を取り合うのは大変だけど、でも一緒に居なくても俺がどれだけ家族の事を思っているか知っていてほしいから出来る限りのベストは尽くしているんだ。どんな場所に居ても電話１つで娘に本を読み聞かせられる減退のテクノロジーは本当に素晴らしいよ。娘は日本のペンを凄い気に入ってくれているよ。あのペンでナオトの絵を描いてくれるように頼んでみる、出来上がったら写真送るから楽しみにしてて！
- ありがとうございます、絵を楽しみにしてます。最後に日本のファンにメッセージをお願いします。
J : 皆のサポートと、日本に呼んでもらえた事は俺たちにとって凄い大きな事だった。また日本に戻ってこれる事を楽しみにしている！ありがとうございます！
インタビューを通して、改めてジェイクは優しく、愉快で謙虚な人柄だと感じました。それはジェイクに限らず、The Drownsのメンバー全員に言える事で、常にステージの上でも外でも彼らは全ての物事に対しての誠実さは溢れ出ていました。人として、ミュージシャンとして、とても素晴らしい方々でした。ツアー中は正直、楽しい事はもちろん、しんどい事も多々ありましたが、彼らとISWの2バンドと共にジャパンツアーを行えた事は誇りに思います。世界中大変な危機に直面し、これから先の事は今まで以上に未知数になってますが、いつかまたどこかで彼らに会える日を楽しみにしています。ツアーに関わり、サポートして頂いた全ての方にこの場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました、また一緒に遊びましょう！！！
The Drownsがジャパンツアーの直前に撮影したミュージックビデオが先月公開されました。是非ご覧下さい！！
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