「民窯のアブストラクトな釉薬展」NOVEMBER / 2024
完璧など程遠い性格のくせに、気に入らぬ気に入らぬとnoteを書いては消し書いては消し、放置していたらあっという間に1年以上更新していないというこの体たらく。
もう開き直って適当でも書かないと一生書けないと一念発起。note再開します!
この11月はYAMADA MPD ART CLUB3周年記念で、まずは今年もNeutral Colorsさんにお願いして作ってもらった周年ポスターを発表。
うちで扱っている造形にこだわった焼き物を手書きで書き起こしてもらい、細かすぎるこだわりからしか良い物は生まれないという気持ちが"This is what how we do"という文言とベストマッチしたのでは無いかと思ってます。
それから、「民窯のアブストラクトな釉薬展」と銘打って、サイケデリックとも言える文様をもつ焼き物たちを集めて展示即売会を行った。
今回は丹波や信楽や九州、東北などの雑器やヨーロッパの焼き物から、そういった雑器たちに影響を受け自分の作品を作った濱田庄司や河井寛次郎の作品の中でも、何か特定の文様が書いてあるわけではない抽象的な釉流しや図の物、と言った内容で企画をした。
ポストカードもなんともふわふわした感じで良く出来た。
今回集まった物は実は2023年に行った「のびのび絵皿 たのし展」の物たちと同時進行で探し始めていた。
無数にある古い物の中でも釉の流し掛け等に絞って探し、その中からまた「こりゃたまげたぞう」というような物を集めるのだ。なかなか集まらない。汚いの多いんだから!大変だった。
出会わなければ出会えないのだから…当たり前だけど。
それでもどこかで区切らないといけない。と思いつつギリギリまでギリギリまでとやっていた結果ポストカードなどが出来上がったのもギリギリで、なんとも自分たちらしいバタバタ具合。毎年次はもっと早く動くぞ!と意気込むのになあ〜。
しかしいざ並べてみると自分で言うのもなんだが、こりゃ面白い企画展になってるぞと自画自賛。
さぁ、どんと来いと店に立っていると、今までの展示で1番沢山の方に来ていただいて感激。
来てくれた方々から「個性が出てて今までで1番良い展示」、「ゆるやかに尖っている感じで良い」やらとたくさん褒めてもらい、気分はもう有頂天。心の底から自信が湧く。
企画展をすると久々に来店してくれる人との再会、それに初めて来てくれる方や、いつも気にかけて来てくれる方。同業者の方など色んな人が来てくれて、本当に嬉しくて「このために生きてるぜぇ」とニヤニヤして最高の気分になるのです。
今回も頑張って(Mainly 妻が)図録も作り、たくさんの人の元に旅立って行き感無量。
でもまだまだあります。今年のポスターと図録、買って下さい。(泣)
と、宣伝もさせてもらいつつ、11月を振り返りましたが今年も残り1ヶ月。
良い年末を迎えられる様、仕入れと営業まだまだ頑張ります!(noteも)
どうぞよろしくお願いいたします。