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Google Pixel 3a→5aへの移行について

Googleが販売しているPixelシリーズの機種変更の際に手間取ったこと、思ったことなどを書き記しておこうと思います。
※TOPの写真もPixel 3aを使いたかったのですが、気がついた時には既に売却を終えてしまったので、ひとまずiPhone SE(第2世代)を被写体にしました。。(2022.09.19 TOPのビジュアルを更新しましたので、当時の画像は下に残します。)

書き残しておこうと思った背景

先日、Google Pixel 5a(5G)を購入したのですが、これまで使っていたGoogle Pixel 3aからデータをどうやって移行するのか調べていた所、思ったよりも面倒な事になりそうだと感じました。そこで今後買い換えることなどを想定し、気にするポイントなどを書き記しておこうと思いました。


データの移行は簡単だった

データの移行であれば、それほど難しくはありませんでした。Pixel 5aの電源を入れてセットアップ。その途中でこれまで使っていた端末からデータを引き継ぐかどうかの質問が出てくるので、ここで引き継ぎを行うようにすればOKでした。

データのコピーは充電ケーブル(USB-C)で行います。過去のデバイス、今回で言えばPixel 3aと5aをケーブルで繋いで、双方の画面に出てくるナビゲーション通りに操作をすれば勝手に転送されます。接続するケーブルですが、自分の場合は、データ転送にも使えるPD対応の充電ケーブルを使って転送を行いました。

おサイフケータイのデータ消し忘れに注意

今回特に気をつけたのが、おサイフケータイの中に入っているデータの消去についてです。これについて検索をすると、おサイフケータイのデータを消さずに端末を初期化した場合、履歴を消す手段が消えるらしい、ということ。

おサイフケータイのデータを完全消去しないと、PCショップなどでスマホ買取がしてもらえないようです。そして過去の端末を別の人が使った場合に、自分の情報が使われてしまうことになります。

キャリアが販売する端末であれば、各キャリアの店頭にFeliCaのデータを消去する端末が置いてあるようですが、私が使っていたのはSIMフリーの端末で、店頭での操作も受け付けないと言う話が出ています。結構慎重に作業しないと駄目なようです。

以前はキャリアで購入した端末を使っていました。ですので、店頭に持っていくことで初期化ができたのですが、直販売だと、その辺りに差が出るのですね・・・。最悪の場合は、Googleに修理を依頼したと言う話もあるようです。

おサイフケータイのデータ消去方法がアプリにより違う

FeliCa内のデータ消去はアプリにより消し方が違いました。書き込みされる方法?がサービスにより異なるようで、これによって消し方が異なる。そして、一つづつ処理して全データを消去していかねばならない理由になっています。

大きな流れとしては

・アプリを通じて情報が書き込まれるパターン
・かざすフォルダに情報が書き込まれるパターン

という2種類似分類される感じでした。具体的な詳細を以下に。

アプリを通じて書き込みされるもの・・・モバイルSuica、WAON、ID、楽天edy、メルカリ、ヨドバシゴールドポイントなど。

これらのFeliCa情報は、それぞれのアプリを通じて削除することができました。アプリ内にFeliCa情報の削除あるいは「おサイフケータイを使う」のような項目をOFFにする、と言った操作が該当します。

かざすフォルダに書き込まれるもの・・・モバイルdポイントカード、モバイルTカード、JALタッチ&ゴー、モバイルスターバックスカードなど。

これらのFeliCa情報は、おサイフケータイという名前のアプリを立ち上げて表示されるカード情報を確認します。次に表示されたサービスを選択すると、それに該当する管理画面にアクセスすることができました。中の画面をよく見ると、データの消去のような項目があることがわかります。そこで操作をすることで、FeliCaの書き込み情報を削除することができました。単におサイフケータイアプリを初期化しただけでは情報が消されないので、ここは特に注意が必要です。

完全に削除されたかどうかを見分けるには

おサイフケータイのアプリから、メモリについてをチェックし、「未使用」であることを確認します。私の場合、一部でもFeliCa領域を使っていると「使用中」という表示が出ました。これが未使用になることで領域を全く使っていない=携帯ショップでの買取もOKという流れになっているようです。

というわけで、私はアプリを消してはメモリチェック、未使用になるかどうかを確認。と言う作業を延々とこなし、やっとのことで未使用表示になる所までこぎつけました。

最終的に「かざすフォルダ」というアプリも削除しないと、Felica領域未使用と判定されないようなので、ここも忘れずチェックします。

数年後の機種変更はどうなる?

Googleのサイトによると、現行のPixelはリリースされてから3年間はAndroidのバージョンアップを保証するという表記があります。この期間内であれば、最新のOSを使うことができますので、安心して利用できますね。

FeliCaは、当面はモバイルSuicaやIDなどキャッシュレスの活用と言う観点で利用はしていくものと思います。ですが、最近はバーコードを読み取る仕組みも増えており、使い分けが広がっていくような気がしています。

例えばポイントカードもスマホ上でバーコードを表示して、それを店員さんが読み込むというシーンは増えていると思います。PayPayであれば、バーコードを読み取ってもらったら決済が完了します。FeliCaでなくても良いものも出てきたということでしょうか。

FeliCaに情報を書き込んでいた時代は、ガラケー(フィーチャーフォン)で使うことを想定しており、バーコードを表示するのが難しいと言う状況だったように思います。ただ当時の携帯でもQRコードがあれば、問題なく表示、利用できていたかもしれませんね。

新しく買ったこのスマートフォンを次に買い換える時、FeliCaの状況がどうなっているのか、少し気にしながら使用してみようと思います。

スマホを買い替えたら、ケースと保護フイルムを。

Google Pixelの場合、Belloryがハイエンドなケースを出しているので、こういうのを選ぶのも良さそうですね。Google認定という点も魅力的です。

大学を卒業後、約15年間写真スタジオ、写真機材販売、北欧カメラメーカーの日本法人立ち上げなど行う。その後ITベンチャーにてマーケティング業務に従事しながら大学院に通いMBAを取得。現在もスタートアップ企業にて奔走中。