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Hasselblad X1DII-50C ファームウェア更新
みなさん、こんにちは。こちらのエントリではHasselblad X1DII-50Cのファームウェア更新の作業についてを書き記したいと思います。
はじめに
Hasselblad X1DII-50Cのファームウェア更新にはいくつかの方法があります。カメラのアップデートは早々あることではないのですが、Phocusのリリースに合わせてハードウェアも更新されることが多いので、少しだけ気にかけておくと良いかもしれません。
最近のデジタル一眼カメラは、こうしたファームウェアの更新により、新しい機能が拡充されるというケースも多いです。もしくは、製品発売時には非対応だけれども、ファームウェア更新で対応を予告するケースもありますよね。
私もPhocusソフトウェアの更新時に気にかけるのですが、今回たまたま出先で新しいファームウェアがあることに気が付きました。こうした場合、どうやってアップデートをかけようか悩みます。なので、手順などを以下に書き記しておきたいと思います。
ファームウェア更新の方法について
更新方法としましては、ざっくりと以下のような手法が想定されます。
1. SDカードを経由して更新する
2. Phocus(Mac/PC版)を介して更新する
3. iPad版Phocusを介して更新する
※他にも方法ありますかね・・・?
SDカードを経由して更新する
最も手軽に更新がかけられると思います。ファームウェアはHasselbladのWebサイト「MY HASSELBLAD」(https://www.hasselblad.com/my-hasselblad/)からダウンロードができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1665306209935-o5dYFSpE1s.png?width=1200)
ウェブサイト内は少しわかりにくいので、以下にスクリーンショットも貼っておきます。条件検索のような画面が表示されましたら、PRODUCTとTYPE、LANGUAGEを選択するとファイルが表示されますので、結果の画面からファームウェアをダウンロードすればOKです。
![](https://assets.st-note.com/img/1665306427345-U6yqNY5h3u.png?width=1200)
PCからアクセスしてファイルを保存ができましたら、SDカードの一番上のディレクトリにファイルを転送し、Hasselblad X1DII-50Cからファームウェア更新の操作を行う流れとなります。電池残量が少ないと更新ができない恐れがあるので、フル充電の上操作すべきです。
あまり良く撮れていませんが、Hasselblad X1DII 50Cから見た画面を以下に貼ります。一般設定→サービスに進んで、ファームウェア更新を選択します。
![](https://assets.st-note.com/img/1665397192062-4nxy3hAOtN.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1665397207001-6kaamdP0VT.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1665397219012-ZiXdwVZrBi.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1665397230087-x5GtO3FHIk.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1665397238708-WTo8cnrdfn.jpg?width=1200)
Phocus(Mac/PC版)を介して更新する
PhocusがインストールされたMac/PCとHasselblad X1DII-50Cとテザー接続した場合、Phocusからファームウェア更新が行なえます。この場合、Phocusのファイル>ファームウェア更新 と進んで、ファームウェアのファイルを指定すればOKです。
![](https://assets.st-note.com/img/1665306778179-aKlUcxLaq1.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1665396933576-wQ2wfbuRFw.png?width=1200)
iPad版Phocusを介して更新する
iPadとHasselblad X1DII-50Cをテザー接続すると、iPadからファームウェア更新が行なえます。これはかなり便利でして、場合によっては一番手っ取り早いのではないかと思います。
その理由としてはファームウェアのダウンロードから、更新までがワンストップで実施されることにあります。要はWebサイトに行ってダウンロードを行い、更新ファイルをSDカードへ転送やPhocusソフトウェアから更新指示を出す手間がないのです。
なお私はiPad Pro(2nd Generation)を使っていますが、Lightning to USB-Cケーブルで接続してファームウェア更新を行ったことがあります。少し前まではMac/PCでないとテザー撮影ができませんでしたが、最近はiPadをベースにして撮影ワークフローを組めます。今の時代、iPadはPCの代わりとして十分成り立つんですね。
ご参考までに、iPhoneのPhocusアプリでもファームウェア更新できないかトライしてみました。・・・が、残念ながら更新はできない気がしました。カメラコントロールは出来るのですが・・・。
最後に
ざっくりとHasselblad X1DII-50Cのファームウェア更新についてまとめてみました。他メーカーでも同じようにカメラのファームウェア更新があると思いますが、それぞれ専用の手順があるなどややこしい気がします。また、撮影の現場でカメラとPCを接続して「ファームウェア更新」なんて出てきたらちょっと焦ってしまうかもしれませんね。
そうならないためにも、大事な撮影の前には念のためにファームウェア&ソフトウェアが最新であるかどうかを確認しておくのが望ましいと思います。Windows Updateのように頻繁ではないものの、こうした更新によりカメラの使い勝手が大きく変わる可能性もありますので!
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![Naoto Takazawa](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/11828424/profile_df11a8014c8a7282dc54e170169abfa8.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)