魅惑のフラットワウンド
フラットワウンドのサウンドが好きです。
フラットワウンドというのは弦の種類で、一般的にはベースはラウンドワウンド弦が主流です。おそらく現代だと9:1でラウンドワウンドだと思う
ベースのフラットワウンドはまさにソウル,R&Bに外せない弦で、フラット弦をカッコよく鳴らす名手には、
James Jamersonや"duck" Dunn。
近年では、Pino Palladinoや
John MayerのバンドのDevid Labruyere、Sean Hurleyがフラットワウンド弦で素敵な音を出してます。
そもそも1960年代、ラウンドワウンド弦が開発されていなかった頃は、フェンダーのベースにはフラットワウンドが標準で張られていました。
だから50年代後期〜60年代中期頃までは殆どのベースの音はコントラバスか、フラットワウンド弦を張ったエレクトリックベースの音です。
だから60年代のベースに合わないハズがなく、そして現代の録音再生機器の技術で、更に凄く良い音で録音再生できます。上手くハマった時は...
そう、上手くハマった時はです
この弦には何度も打ちひしがれています
一度ある日のTwitterで
「今日のライブはプレベにフラットワウンドで武装して行きます」
と呟いた所、先輩ベーシストのハピネス徳永先輩から
「それは武装というより丸腰だね」
とリプライがきました。
まさにおっしゃる通りで、フラット弦はタッチがシビアで、その先には音抜け問題があります。
けれどハマった時のディープなサウンドはとてつもない破壊力があります。俺はまだまだ打率が低く、最近ではメインはレコーディングの時位です。まだまだ修行が足りんです
今日はそのフラットワウンド弦の弾き比べをしてみました
1.La Bella Deep Talkin'Bass
2.Fender 9050L
3.GHS PRECISION FRATWOUND
定番のフラット弦達です
ラベラはとてもバランスが良くて、フラット弦の持ち味がわかりやすい。
フェンダーはブライトで明るいけどしっかりフラット弦してるという感じ
GHSはかなり土臭い、サスティンの無さ、ベース本体を鳴らしてる感じがします。
フラットワウンド弦の弾き比べは中々ないのでどうでしょう?
他にも色々なフラット弦を試した事がありますが、今は手元にないので、いつか手に入れたらまたupしようと思います。
(追加でupしました)