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グラム1枚採用の枝扉SAOに関する雑記【WS】

はじめましての方ははじめまして、以前の記事を読んでくれた方はお久しぶりです、ナオトリです。

今回は最近使用している枝扉のSAOを使って先日、ドラゴンスター池袋店で行われたトリオCSで好成績を残せたため、記録の意味も含めて解説記事にしました。
冒頭に目次を置きましたので気になるところだけでも読んでいってください。特に採用カードの部分は基盤が大分固まってきてるリストではあるため細かい解説は端折って自分の使用感だけ書いてあります。興味のない人は飛ばしてください。
※記事内では略称・造語等が使用されています。

まず直近で使用しているリストがこちらになります。

(WSデッキビルダーにて作成)

各カードの採用理由

レベル0

『再会の時キリト』

山堀兼アタッカー、アリスを使う形であればどのデッキにも入るカードだと思います(絶賛高騰中)プール内に緑のフカ次郎互換がいますが色の噛み合いの悪さよりも序盤の安定感が何より違います。1のアリスガチャにどうしても4~5ストック欲しいデッキのためレベル0のキャラクターを継続して獲得できるのも高評価。

『ゲーム初心者 アスナ』

山堀兼アタッカー(その2)なぜか4000まで伸びる。またアインクラッドをはじめ山の中のイベントを拾いにいけるカードでもあるため中盤も使うことがあります。上のキリトもですが山の掘りすぎには注意です。

『妹のような存在 シリカ』

扉だから採用できるカード。ハンドの質が上がるカードで枝や門型のリーファ(ドキテマ互換)の枠にあたります。
トップチェックやストックを伸すといった仕事ができない代わりに計画的に控えのキャラに触れる点、最後に連動を集めやすくなっている点が長所。常に1枚は握っておきたいです。

ここまでが4投のカードになります。

『子供時代 キリト』(クラマ入れ替え)1枚

ドローがついているのでこちらを採用。
レベル1から使用できるストックを使わない入れ替えもいますが、そもそも面取りデッキなのと、1ストックに苦労しなかったので今のところ入れ替える予定はありません。

『≪血盟騎士団≫ギルドリーダー ヒースクリフ』
(アンコールメタ)1枚

使い所は慎重に。本当に稀ですがアリスをルールアンコールする瞬間があります。理想は相手がアンコール持ちを出した後に投げたいです。ストック圧縮してくる対面にも強い。

『“情報屋”鼠のアルゴ』(集中)1枚

比較対象になってくるのはユウキの集中。そもそも滅多にアド集中を投げることがないので1枚採用ですが、2枚以上入れるなら発色要因でユウキに変えてもいいのかもしれません。
2まで使う発色を要求するキャラが黄色しかいないのでイベントの発色無視は恩恵が大きいです。
クライマックスを貼ったときの1000パンプを1面振ったアリスとグラムの3000パンプしたアリスで12000のかなた2面を上から叩けます。

『謎めいた微笑み アドミニストレータ』1枚

クロックを止められた時、アインクラッドが手札を通過しなかった時用。控えに落ちてくれさえすればシリカで触れるのと、絡まない試合も多いので1枚です。

『パーティードレス ソルティリーナ』2枚

すごい。色々な方も発信されてますが、使うと想像以上にすごいです。
テクニカルな展開ができる分、このデッキを難しくしているカードです。
触りだけ紹介すると主に序盤、ストックに対して山が薄い時やオーバーロード対面で活躍します。
レベル3のシリカを戻してもう1人のシリカで拾うみたいなこともできるので詰めにかかる時は慎重に。
最初1枚で回していましたが強いので2枚です。他にも対応できる個別の事象がありますが長くなるためこれ以上は書きません。

レベル1

『真っ直ぐな道 アリス』

コンセプトなので4枚です。何割当たるかで考えるよりストック全部使って何枚掘れるかで考えた方が強かったです。

助太刀

好みの枠。
他の候補はコンソール拳とプロモの30拳。
コンソール拳はイベント多投なので抜けました。ミラーでアリスを1面飛ばすのが強いと言われて思い出拳を採用。3000拳は試してないのでわかりません。

『浮遊城アインクラッド』3枚

グラムに1枚枠を譲ったカード。ちなみにイベントの枚数はフィーリングです。6枚に抑えたかった。
それ以外の理由として1周目で2枚以上使うタイミングが少なかったり、2周目以降に強制落下なのを弱く感じたりしたためです。
3枚で今のところ困っていませんが枠を作れるなら1周目を安定させるために4枚目入れてもいいかもです。

レベル2

『戦場に響く大音声 アリス』4枚

だいおんじょうって読むらしいです。コンセプト。1パン目に埋まると悲しいです。あと山の下の方に引きこもるのもやめてほしい。

エギル拳1枚(早出し1枚)

ハンドよりストックが過剰になることが多いのでこちらを採用。
ピン投多すぎて2枚入れたくなってる。

『親子愛 アスナ&ユイ』

他に採用されている方を見かけて試しに入れたら強かった子。
過剰にパワーを出してくる対面にワンチャン作るために使います。ただプール上にバウンスや擬似リフ付きの足立も存在するので今後変わるかもです。

話は脱線しますが自分は最低2面は上から触る意識でプレイすることが多いです。このカードはそういったニーズを満たす1枚だと思います。

必ず使うカードでもありませんが素引きしたら強いので2枚です。レベル置き場に置いても使える最低値。今後の調整で変わるかもしれません。

グラム
後述します。

レベル3

特段個別で説明するカードがいないのでまとめて。
発色の関係で光景は赤のリズベットです。
早出しヒールは赤と迷いましたが、ワンチャン手札に返ってくる点、出しやすさでアスナを使っています。
詰めに関しては扉型の強みの項で触れます。

グラムについて

そもそもシリカの連動を使う時点でグラムはマストだと思ってます。思い出拳自体そんなに流行っていませんが、1枚構えられるだけで詰んでしまうからです。そういった理由で2枚から試しました。が、使っている内に1枚に落ち着きました。
具体的にグラムを使う状況、1枚採用の理由の順で解説します。

具体的にグラムを使う状況

  1. 対ミラー
    捲り札。
    アリスを先に展開されると助太刀を構えられることでどうしても後に展開した側が厳しくなってしまいます。相手のレベルが1であれば、1面助太刀圏外踏み返すみたいなことはできますが、レベル2以降は2枚目の助太刀が解禁されるので、面を取り返せないなんてこともしばしば…そんな状況を1枚で解決してくれます。
    グラムを打った場合基本的には3面踏むので、相手に同じ課題を押し付けられます。

  2. 対オバロ、かなたマリン、電源対面
    (特に思い出拳が採用されてる場合)
    特にオバロに関しては有利がついていると思っていますが、負け筋としてダメレで負けているところにレスト拳で蓋をされるパターンが挙げられます。
    かなたマリンに関しても同じような展開で負けることが多く、個人的にはそういった勝ちを意識して作りにくるかなたマリンには元々不利だと考えています。そういった状況を打開できるのがグラムです。
    詰めに関しても道中に関しても何よりフロントできないのがキツいので1ターンフロントする権利を得られる恩恵は大きいです。電源対面に関しても同様です。思い出拳と書きましたが地味に擬似リフ拳も嫌かもです。逆圧縮をケアされるので。

  3. ときそら、ユナ
    かなマリよりもさらに厳しい対面だと思います。どちらもヒースクリフを使ってまずアンコールを封じましょう。
    ユナに関しては助太刀を打たれなければ2面は触れるラインのためグラム1枚で突破します。
    ときそらに関しては電源宝型の場合だと15000(連動+比例応援+エリア1500)とかまでいかれてしまうのでアスナ&ユイ+グラムでまず2面倒します。
    あとは再展開されないことを祈りつつ殴ります。紳士杯の箱争奪で宝電源のときそらと当たった際、アスナ&ユイを入れてなかったせいでグラムをつけた1面しか触れなかったのは苦い思い出。

  4. 8門key
    人形劇による山ケアやイベントを打つことによって2ガッツンへのアンコール付与を咎められます。
    特に2ガッツンがキツい対面なので山が弱いタイミングで投げつけて抗いたいです。

    今のところ上に挙げた対面以外ではグラムを絡める想定でプレイしていません。ダンまちとかにも多少刺さると思いますが、無くても勝ちにいけると思います。

なぜ1枚なのか

1試合で1枚絡めるプランで想定してるからです。さらに言えば0のアスナや最後のシリカで山を掘り切って探すこともできます。

自分は上に挙げたほぼ確実に使う対面に対しては1度手に入れたら何がなんでもキープしています。
こういったプレイをアリスが支えてくれています。手札がグラム1枚に常に圧迫されていますが、ストックさえあればハンドを使わないで再展開、リソースの補給ができるからです。また枝や扉といったハンドの質が上げやすいクライマックスで構成されているというのも大きいです。

また、実は1枚でも2回使える上振れみたいな状況はまれに起こります。山の回転を早めることが可能なデッキのため、ある程度山が残った状況からグラムを使ったとしても、次のターン無理矢理リフレッシュさせてシリカから探しに行ける為です。ストックさえあればどうとでもなります。

ストック6枚以内に埋まってしまうケース、レベル3以降のクロックに埋まるケースは諦めましょう。正直滅多に起こりません。1枚のグラムでどうにもならない試合は2枚採用しててもどうにもならないだろうくらいで割り切ってます。

結果、2枚目の枠を他のカード(盾2枚目やピン投のカードたち)に譲りました。

扉型の強み

  1. 詰め性能が高い

    2点バーンだけでも強い詰めなのに逆圧縮がついています。
    逆圧縮は忘れないようにしましょう。自分は紳士杯で右手がAhoy!して逆圧縮前にトリガーチェックしてました。それで負けるっていうね。話を戻します。
    レベル0のキャラで拾え、さらに自身で最大15枚山を掘れるのでクライマックスやグラム、盾を探しにいけるためハンドキープのストレスも少なく柔軟に詰めに行けます。
    万が一相手が耐えてしまっても、盾さえ手札に残せていれば3ストックあるはずなので安心感も大きいです。
    余談ですが、オーバーロード対面で全面焼かれた場合クロックを叩いてハンド9枚からグラムを打つと1枚足りません。
    (後列2枚+クライマックス+グラム+ハンドコスト6枚=10枚)
    その場合、アルゴ集中を打ってハンドの補給+トリガー率の増加を狙うか、山が薄いのであればレベル1のアリスの集中から後列に2のアリスを展開して誤魔化せます。いずれのケースもソルティリーナか0のシリカがいると楽です。

  2. アイコンが扉
    ドラのついてないカード(レベル1アリスやシリカなど)に触れます。枝門や8枝にはない明確な強みだと思います。

各対面での考え方

正直、今日時点の環境ですらまだ定まっていないような気もするので暫定的なものになります。

対オバロ

宝型、電源型どちらに対してもアリス自体が有利対面だと思います。光景がないのでいずれの対面に対してもストックを伸ばす意識で戦ってます。
電源に対してはグラムを投げましょう。黙ってくれます。必ず2面以上は踏んでいきたいです。
宝型に関してはマーカーを貯められたら後列を上げてハンドとストックをキープしながら殴りに行きましょう。アリスの連動ができていればある程度硬い山ができているはずです。キャンセルで受け切ったら1のアリスとソルティリーナで盤面を再展開します。詰めれそうならシリカ拾いましょう。あとはグラムの項で触れた通りです。

対ミラー

ほとんどグラムの項で触れた通りです。先に展開できるか、連動を何回打てるか、どっちが先に事故るかでほぼ決まると思います。
先に展開される、あるいは連動を自分より多く喋られるから事故りやすくなってしまうと自分は考えています。
グラムは1枚で、後から展開したとしても『先に展開した』ような形を作ることができるカードであるため、以上の課題へのアプローチに最適なカードというわけです。

対ホロライブ

かなたマリンとときそらが主な仮想敵だと思います。サイド合戦になるのでその間にグラムを探してください。フロントしてきてくれたらエギル拳投げましょう。あとはグラムの項で触れた通りです。

対key

恐らく8門が主流?グラムの項で触れた通りです。細かいプレイはまだ研究中です。ヒースクリフも刺さりそうな気がしてますが、こちらもアンコールが使えなくなってしまうのが気になるところです。

対電源

極端に高い面を作られるのがキツいです。面を作り切られる前にグラムとヒースクリフで盤面を流したいです。
実際、池袋のドラスタトリオでは枝電源のkeyと8電源虹ヶ咲に負けています。
前者に関してはゆりっぺの連動から3枚電源トリガーした後相手のキャンセルが続いた上で思い出拳を構えられグラムがクロックに落ちたため、後者は2ガッツンで面を取られたあと高いパワーの面を作られたためです。

現時点で自分が考えられているのは以上です。

小技

使えそうな小技だけ紹介します。知ってる人は知ってると思いますが、個人的に気づいた時感動したものを。

•8ストックほど積んである時、意図的に3のシリカを埋める
光景ケアです。埋め方としては山が薄いタイミングならソルティリーナや1のアリスで戻す。そこそこあるならアリスの連動です。ソルティリーナや0のシリカで次のターン拾いやすくなります。クロックに埋まるのもケアできます。

•ソルティリーナn回使用後にアリス
主に1周目とオバロ対面で再展開する際に使います。
わかりやすい1周目の場合で紹介します。
0が長引くと逆に山が薄くなりすぎてしまいます。実はこうなるとアリスのヒット率自体は上がるのですがそもそも山が足りなくないので1のアリスだけでは多面展開が難しいです。
こういった場合ではストックが6~7溜まっていると思います。(2~3パンするターンが2ターン以上貰える為)そういった時はソルティリーナで意図的に山を厚くしましょう。
実際に起こったケースを1つ紹介します。
上記のような状況(ストック7枚)でターンが返ってきました。手札にはアインクラッドが2枚手札に1のアリスはいません。クロックを叩いたため山の残数は7枚アインクラッドは1枚腐っている状況です。
こういった時まず1枚目のアインクラッドでアリスを1枚回収します。もしプレイできないカードを持ってるなら0のシリカを経由して回収しましょう。
その後、アリスを登場山を5枚に戻します。2枚目アインクラッドを使用効果でソルティリーナを回収します。

この時点でどうなったかというと盤面にレベル1アリス1枚+0のシリカ、手札にはソルティリーナが1枚
ストックは使ってないので7枚、山が1枚です。

ほぼ確定で当たる山を作れるので1のアリスは3回使えばいい。ということは自由に使えるストックは4枚でソルティリーナで8枚最後に1のアリスを回収すれば10枚山にカードを戻せることになります。結果12枚の山札をアリスの集中用に用意出来ることになりますので、3回分のアリス=9枚を上回ることができます。
枝扉だと0のアタッカーを拾い続けることできてしまうので、こういったケースは他のクライマックスを採用した形よりも起こりやすいと思います。
必ずしも全く同じ形になるわけではありませんが、この視点があれば類似の例も対象可能です。ストックさえあればこのデッキで何でもできる。ソルティリーナすごい、そして難しい。

本当に時々ですが0-5止してくれる対面がいます。実はストック積ませて貰える分3面着地しやすくなるんですね。
1面アタックを放棄してくれたら喜んで3パン仕返しましょう。ストックがあるなら(以下略)

•1-6リフ後にアタックフェイズへ
主にクロックに欲しいカードが刺さってしまった時に使います。この時、意識したいのは直前に山に戻したカードがアリスの連動で触れるカードになる、ということです。(フリーで指摘されて気付きました)

パッと浮かんだのはこのあたりになります。

まとめと今後の課題

本文中で挙げた不採用のカードの検討や今回あまり掘り下げなかったタイトル(keyやアズレンなど)への立ち回りは引き続き研究していきたいです。実は8電源のアズレンに対して不利なんじゃないかとかも考えてたりするので…(山上に置かれるのがキツそう)

体感、アリス軸の中で1番前のめりなデッキだと思います。
門連動のキリトの形は自分が門が苦手ということもあって諦めてしまいましたが、8枝は少し試して比較してみたいところです。
触れる領域が多い分、事前に知らないと本番で気づけないルートがかなり多い印象です。自分ももっと練習していきたいです。

解説は以上になります。長い文章にお付き合いいただきありがとうございました。twitterのdmやコメント欄開放していますので、何か質問等ありましたらお気軽にご連絡ください。都内でフリーも無限に募集してます。
それでは。

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