アマンドとミモザと雷鳥と
25 février 2019
晴天が続いているルーション地方。満開のアマンドの花に続いて、ミモザの花も開いて来た。
今日も枝の切り落としを集めてひたすら燃やす作業。 落穂拾いではないが、例えるならば、前進しながら絶えずスクワットをするようなイメージ。
乾いた喉を潤そうと小屋に戻ると、葡萄畑の反対側で剪定作業をしているマダムV の、ミモザを入り口に飾るという憎い演出。
彼女はムッシュV と一緒にこの葡萄畑で働くのを心から楽しんでいるよう。仲睦まじく剪定している2人を見ると、ソロの自分もほっこりする。
いや、マジで。
朝方と日中の気温差が10度程度。寒がりの私でも半袖になりたいくらい。地中海性気候の春を感じさせる季節になってきた。
仲睦ましいと言えば、葡萄畑で見かける雷鳥達だ。今まさに求愛のシーズンらしく、相棒と葡萄畑に入ってゆくと、ピューッと物凄い速さで慌てて逃げ去るつがいをよく見かける。
「あ~ぁ、また邪魔しちゃったみたい。なんか悪いことしちゃったね、直虎*」
独り言。ひとりごと。
* あ、相棒のあだ名、直虎にしました。