「努力は夢中には勝てないのか」にコーチング視点で答えてみる
こんにちは、亀田(@coach_naoto)です。
何かを決意してがんばってみる。
そんな経験、誰しも1度や2度くらいはあるでしょう。
僕にとってはサッカーがそうだったし、今提供価値を日夜上げていこうとしているコーチングだってそう。
最近では、早起きして朝のリズムを作っているのは、まさに決意してがんばっていることと言えると思っています。
昨今、忌み嫌われる「努力」なのかどうなのか、努力の定義にもよると思いますし、外からの見え方もおそらくだいぶ違うでしょう。
比較対象によっては、「まだまだ足りない」にフォーカスが当たるし、おそらくは大多数の寝正月を送られた人たちよりは、活動的だった自負はあります。
それを努力と評するか、それは誰かに委ねましょう。
努力と夢中
その努力ですが、「努力は夢中に勝てない」と言われる。
この言葉は、おそらく事実だと思います。
努力を努力とも思わず、日夜時間と労力を何の苦も無くかけられて楽しくやれたらどんなに良いだろうか、と僕も思います。
一方で、この言葉に何人の心が折られ、頑張ることをやめさせていったのかとも思います。
こういうと、おそらくこんな声が出てくるでしょう。
止める選択をしたのはあくまで本人だ。
本気度や覚悟が足りないだけ
そうやって言われる程度の気持ちだったんだろう。
これもまた正論でしょう。
だけど、この努力にしても夢中にしても、表面的な表現に囚われてはいけないと思うんですね。
というより、夢中になれるならそれは尊いし素晴らしい。
じゃあ、努力がダメかっていったらそんなこともないよなと。
夢中がよくて、努力がだめみたいな二元論の問いにはあまり意味がないんですよ。
夢中がないのなら
僕も含めて多くの人が、おそらく夢中と思えることがない、というのが現代の悩みみたいなところがあると思うのです。
SNSとか観ていると特に。
僕もそうです。
学生時代までやっていたサッカーは、確かに夢中でした。
成果こそ、プロではないのでそういう意味では鳴かず飛ばずだったかもしれませんでしたが、取り組みそのものにぼくは価値を見出していたし、それを意味があるとかないとかで論じられたくもない。
あの時のぼくは夢中でした。間違いなく。
じゃあ、大人になって、あれほどまでに熱中したことがあったか?で言うと、しばらく悩みました。
そもそも、どういう熱量だったら夢中なのか、とかも考えました。
こうやって、頭で考えているうちは違うんだろうなと思いますね。。
ただ、こうも考えられると思うのです。
まだ出会っていないだけ
生きていれば、むしろ知らないことのほうが多いじゃないですか。
社会人とて、いまだに新しい何かに出会うし、出会わないとしたら、別の意味で課題がありそうです。
いずれにしても、世の中知らないことのほうが多いわけですから、僕らはまだ夢中に出会っていないだけなのかもしれません。
夢中は見出すもの
いやですが、もう一歩突っ込んで考えたい。
「夢中になれるものに出会っていない」は、まだ受け身です。
他人基準の考え方とすら言えるでしょう。
ここの力を与え、希望を持たせるにはどうするか。
能動的に考える一択です。
つまり、「夢中を見出す」のです。
努力の中から
じゃあ具体的にはどうするのかと言ったら、努力していることを今まで以上に努力してやればいいんじゃないでしょうか。
よく考えてみましょう。
努力を努力と思っているうちはダメだなんだと言われるけれど、努力してでも向上したいものがあるとだって言えます。
正体が何かはわからないけれど、努力している対象の中に、大切な何かを感じているというのが本当のところでしょう。
むしろ、その努力の裏側こそ重要で、そうやって努力をしてまで大切にしたい何かがあるってことにこそフォーカスをあてたい。
努力を外から否定されてやめてしまうのは、本人が、大切にしたい何かを忘れてしまっているか、価値を本人が認められていなかったかのどちらかでしょう。
報われるかどうかとか、成果につながるかとか、もちろん頭を使って成果が出るように取り組んだほうが良いに決まっています。
だけれども、結果的に報われなかったとして、「無意味だった」「価値がなかった」とするのは、外野視点の決めつけです。
人生をかけて努力をしようと決心するほど、大切な何かがあるのなら、それは一つの価値じゃないですか。
価値と決めちゃいましょう。
まわりからはみじめで、無意味で、どう考えてもコスパもタイパも悪い、バカだの無能だのと言われることだったとしても、確かにそこに価値を見出した。
そのことが重要です。
きっと、その努力を工夫しながら続けると、気がつけば夢中になっているかもしれません。
誰も決めてはくれない
子どもなんかは、本当に大人からみて意味のわからないことに夢中になっていたりします。
これを否定するのはめちゃくちゃ簡単なことです。
だけど、それは大人である我々の視点にすぎません。
本人にとって、そこには大切にしたい何かがあるのかもしれない。
そういう視点・想像力をちょっとでも持っておくことは、人との信頼関係を築くのにとても重要なことだと思います。
自分に対してだってそうです。
大切にしたいことがあったんでしょう。
だったら、それを自分が大切にしないで一体どうするというのか。
過去、色んなことを僕は諦めてきました。
時に外からの見え方を言い訳に、時に、人から言われたことを言い訳に。
大切にしたかったことがあったはずなのに、それを自ら捨ててしまった過去があります。
そんなことは、著しく自己信頼を下げる行為なんです。
夢中とは程遠い、、
こういうことを繰り返していると、いつしか、自分が大切にしたいことが本当にわからなくなってしまいかねません。
まわりの声を遮断し、いかなる条件もいったん取っ払って考えてみたときに、大切にしたいことはなんだろうか。
そのために投じる努力や頑張りは、結果のいかんにかかわらず、事実として価値あるものです。
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