【Ocean】海洋汚染による影響が気になる
皆さんこんばんは。
中村です。
最近一風堂ラーメンのスープが自動販売機で販売されてたので飲んだら美味しかったです。笑
さて、今回は最近知った内容の中から"海洋汚染"について書いていきます。
1.海洋汚染の原因
◎海洋ごみ
海洋ごみとは、人間が出したごみが海に流れついたもののことを言います。
特に問題となっているのが、プラスチックごみです。
プラスチックは生ゴミなどとは違い、自然には分解されません。
外部からの衝撃などで小さくなることはあっても、完全にはなくならず、数百年も消えずに存在し続けることもあると言われています。
そのため、ごみとして海などに流れ出ると、そのまま溜まり続けてしまうのです。
プラスチックごみは海の生態系を壊してしまいます。
海の生き物がビニール袋などを食べ物と間違えて飲みこむケースが増えており、最悪の場合、体内に異物が溜まって死に至ります。
また、プラスチックを摂取した海の生き物を人間が捕獲して食べることによって、人間の体内に入る可能性もあるのです。
※出典:WWFジャパン|海洋プラスチック問題について
◎船、タンカーから漏れた油
海洋汚染の原因には、ごみの排出だけでなく、船舶やタンカーなどから漏れる油も含まれます。
海上保安庁の「令和2年の海洋汚染の現状について」によると、油による海洋汚染は286件起きています。
船舶海難や不適切なタンク計測などが原因です。
流出した油は海に広がり、簡単に回収することができません。
海難事故は避けることが難しいものの、操作ミスなど人為的な流出はできるだけ避ける努力が求められます。
※ 出典:海上保安庁|令和2年の海洋汚染の現状について
◎生活排水
家庭から排出される生活排水も海洋汚染の原因のひとつです。
洗い物をしたときにキッチンから出る排水、トイレから出る排水、洗面所で歯磨きをした後の排水などが、海洋汚染につながっています。
「BOD」という指標をご存知でしょうか?
BODは水の汚れの度合を表す指標のひとつで、微生物が水中の有機物を分解する際に使う酸素の量のことです。
水に含まれる酸素は、魚など、水中に住む生物にとって必要不可欠なものです。
微生物が水中の有機物の分解にたくさんの酸素を使うと、水中の酸素が少なくなり、魚の窒息死などにつながります。
そのため、BODが高いほど環境への負荷が大きいということになります。
BODが高いものには、使用済みの天ぷら油やマヨネーズなどがあります。
これらを排水として流さないよう意識したいところです。
生活排水は家庭での取り組み次第で改善できるものなので、個人一人ひとりの意識が大切です。
※ 出典:環境省|生活排水読本
2.現状
海上保安庁の令和2年の報告によると、油による海洋汚染は286件、廃棄物による海洋汚染は158件でした。
前年比でどちらも10件以上増えています。
また海に流出しているプラスチックの量は、世界全体で毎年800万トン以上といわれています。
出典:海上保安庁|令和2年の海洋汚染の現状について
出典:環境省|環境省におけるターゲット領域に係る検討
3.永久凍土からくる水質
まず、永久凍土の定義は「土壌温度が0度以下(氷点下)の土地でその状態が冬から夏を経てまた次の冬になるまでの間続いている土地」となっています。
「永久凍土」とは言いますが、厳密には「2年間以上氷点下」であれば永久凍土と認識されるのです。
凍っているのは土ではなく土に含んでいる水分です。
凍った水分は地中深くなると地表の温度の影響を受けなくなってしまうので、氷は解けることなく凍ったままになります。
この状態が「永久凍土」と言われる由来となっています。
永久凍土というとアラスカやロシアなどの極寒の地域をイメージしますが、実は日本にも北海道の大雪山や富士山の山頂あたりなどにも存在します。
永久凍土には「連続永久凍土」と「不連続永久凍土」に分かれます。
シベリアやアラスカなどのいわゆる極寒地帯では地表からいきなり凍っている「連続永久凍土」です。
日本に点在する永久凍土は、地表の「活動層」の下にある「不連続永久凍土」タイプになります。
しかし、近年は永久凍土は溶け始めているのです。
原因はご存知の通り地球温暖化です。
紀元前に生息していた子マンモスの氷漬け、ケブカサイの子が発見されています。
そして、今回1番関心がある「三万年前のウイルス」が現れています。
コロナウイルスの発生のように、人類に影響を及ぼす未知なるウイルスが流行る可能性がありますね...
まさにおそロシア(笑)
実は1番問題視されているのが「メタンハイドレードの排出」です。
メタンハイドレードは地球温暖化を加速させる原因です。
永久凍土には大量の水銀が含まれるので、北極圏近くの住民は影響大です。
海流に水銀が流れると私たちの食糧にも問題が現れます。
4.まとめ
今回、様々な視点から海洋汚染について紹介しました。
絶望的な数字に見えてしまうかもしれませんが、地球温暖化対策にもっと関心を持つ人が増えれば軽減が可能です。
SDGsの精神を持ち、環境に優しい世の中に貢献していきます。
皆さんもこの機会に生活を見直しをしてみてはいかがでしょうか?
みんなで地球温暖化問題に取り組んでいきましょう。
以上、中村のブログでした。
中村尚渡