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【映画】トム・ハンクス主演。キャプテンフィリップスを語る。

皆さんお疲れ様です。
中村です。


年末年始はアウトドアでお出かけした方、インドアで映画や読書を楽しんだ方それぞれいらっしゃると思います。


私はアウトドアで外に出かけていました。


年末年始も残るところ後少し。


こんな時だからこそ、オススメな映画を紹介します。


今回ご紹介する映画はトムハンクス主演の"キャプテンフィリップス"です。

<目次>
1.キャスト紹介
2.あらすじ(ネタバレ注意)
3.まとめ(感想)

1.キャスト紹介

監督はポールグリーングラス監督。
『ユナイテッド93』『ボーンスプレマシー』『ボーンアルティメイタム』『ジェイソンボーン』など数々の有名作品の監督を務めています。

リチャードフィリップス・・・トムハンクス

アブディワリムセ・・・バーカッドアブディ

アダンビラル・・・バーカッドアブディラマン

ノールナジェ・・・ファイサルアメッド

ワリドエルミ・・・マハトMアリ

シェーンマーフィー・・・マイケルチャーナス

アンドレアフィリップス・・・キャサリンキーナー

マイクペリー・・・デヴィッドウォーショフスキー

ケンクイン・・・コーリイジョンソン

ジョンクロ―ナン・・・クリスマルケイ

フランクカステラーノ・・・ユルヴァスケス

シールズ指揮官・・・マックスマーティーニ

ネモ・・・オマールバードゥーニ

アサド・・・モハメドアリ

マリオクロッター・・・ピーターランディ

ヘクターサンチェス・・・トマスグルペ

ディックマシューズ・・・デヴィッドウェパー

他。

ソマリア出身の俳優を出演させる程のリアリティのあるキャストです。

2.あらすじ(ネタバレ注意)

※実話を元に作られています。

リチャードフィリップス(トムハンクス)は貨物船の船長で、幾多の航海を経験しているベテラン船長。


いつもと変わらぬ朝を迎え、愛する妻に空港まで送ってもらい、移動を済ませ航海に出ようとしていた。


フィリップスが乗船する船はマークスアラバマ号。


そして、今回の舞台であるソマリアの村では金銭に困った男たちが海賊として船を襲う計画が立てられ、参加するメンバーを選んでいました。


その中にいたアブディワリムセ(バーカッドアブディ)は指図をされる事に不快感を露わにしていた。



フィリップスはマークスアラバマ号が航海を予定している航路を見て不安を覚える。


アラバマ号の航路であるソマリア海域には頻繁に海賊が出没していたからだ。



フィリップスは気を引き締めて警備態勢を見直し、アラバマ号は航海へと出て行く。


最初はアラバマ号は平穏な航海を続けていた。


しかし、海洋局からの知らせにより、フィリップスは海賊の動きが活発になっているとの情報を入手。


フィリップスは万が一に備えて緊急訓練を実施した。


訓練を終えたアラバマ号でしたがレーダーは2隻の小型船が追跡している事を探知。


フィリップスは厳戒態勢を取るようにクルーに指示を出す。


アラバマ号は海賊からの追跡を交わそうと試みるが、2隻の小型船は追いかけて来る。


フィリップスは彼らが無線を盗聴していると判断。


一人で芝居を打ち警備の応援がアラバマ号に向かっているフリを始める。

この作戦をきっかけに海賊たちは新たに応援が来ると思い動揺する。


指揮をとっていた海賊は撤退しようと考えるが、ムセは指揮官に従わずにアラバマ号を追いかけていく。

ムセの乗った小船はかなりの接近をしてきましたが、突然のエンジン故障に見舞われムセを乗せた小船は大きく後退。


小船が離れるのを見て、船長のフィリップスは胸を撫で下ろした。


夜になり、アラバマ号のクルーたちはフィリップスを中心にミーティングを開く。


実際に海賊に狙われた事に対する恐怖心もあり、クルーの中には寄港地の変更を提案する乗員もいた。

しかし、船長のフィリップスは予定通りの航海を続ける決断をし、アラバマ号は航海を続けることに。


一方、ソマリアの海賊たちは諦めていなかった。


ムセは警備船が来ると思い撤退した指揮官を罵倒。


自ら指揮を取るようになった。
ムセは再び海に出て襲撃を仕掛けることを宣言。


翌日、ムセを筆頭にした海賊たちがアラバマ号に襲いかかる。


ムセたちはアラバマ号に小船をつけ、乗り移ろうと試みるが、フィリップスは海事局に現状を報告し応援を待つ。


海賊相手に放水や信号弾で対応するアラバマ号。


ムセたちはアラバマ号に乗り移ろうと必死。
ムセたちは武装していて、銃の発砲も行ってきた。


ついにアラバマ号にムセたち海賊は遂にアラバマ号へとよじ登ってきた。


フィリップスはクルーを救うために機関室に隠れるように指示を出す。


乗り込んできた海賊たちはフィリップスと残っていたクルーに銃を突きつけて脅迫。

狙いはもちろん金。
ムセは船員数ががあまりに少ないのを不審に思う。


そこで船内放送で出てくるように指示を出した。


出てこないなら人質を殺すと脅すムセに対して、「金が目当てなのに人を殺す必要はないだろ」とフィリップはムセに反論。

それを聞いたムセはフィリップスに船内を案内するように指示を出した。


ムセは仲間の少年・アダンビラル(バーカッドアブディラマン)を伴ってフィリップスの案内で船内を詮索。


ムセたちに見つかっていないクルーたちは無線で連絡を取り合い、ガラスの破片をばら撒くなどの細工をする。

なぜなら海賊たちは裸足だから。

撒いたガラスの破片をビラルが踏んづけてケガをした。


またクルーたちは電気系統の電源を落とし船内を真っ暗に。


ムセはこの行動に怒りを露にしますが、フィリップスは単なる偶然の事故だと説明。


ムセは疑い続ける。

フィリップスはビラルの手当てを買って出て、ムセは一人暗闇の船内を詮索し始めた。


ムセにクルーたちが襲い掛かり、クルーたちはムセから銃を奪い取ることに成功。


フィリップスはムセを捕獲したことをクルーからの無線で知った。


海賊仲間のノールナジェ(ファイサルアメッド)にムセは妙な真似をしないように指示。


フィリップスはアラバマ号にある3万ドルと救命艇で退散するようにと取引を持ち掛ける。


捕らえられているムセはこの提案を了承するが、ナジェは不満の色を浮かべていた。


いざ取引となり、救命艇のに乗り込む海賊たちだったが、フィリップスがそのまま拉致されてしまう。

救命艇はアラバマ号から離れ、フィリップスを乗せたまま海賊たちは逃走する。


ムセはフィリップスを人質にして身代金を取ろうと目論んでいた。


アラバマ号もフィリップスを乗せた救命艇を追いかける。


救命艇の中では極度の緊張感と狭い空間のせいで海賊たちは落ち着かずにいた。


フィリップスはこの救命艇にの中でもケガをしたビラルの手当てを行う。


しかし、話をすることはナジェから禁じられ監視された。



一方で海軍は情報を着々と得ていて、海賊たちのことを調べ上げていた。


フィリップスを救う為に特殊部隊も現場に急行。


ムセたちは基地となる船と合流できずにいた。


フィリップスはムセに説得を試みる。


しかし、ムセは聞く耳を持たない。


救命艇の中では海賊たちが苛立ちを募らせていた。


その頃、海軍がようやく救命艇に追いつく。


警笛を鳴らし海賊に存在を知らせ、フィリップスの解放交渉を始める。


海軍が到着し交渉に入ったことでアラバマ号は救命艇から離れていく。

フィリップスが見捨てられたとムセは言う。


突入を予感させる気がした。


海軍はフィリップスの無事を確認するために食料と引き換えにフィリップスの無事をまず確認。


姿を見せたフィリップスは鋭い判断で自分の座席番号を海賊たちにバレないように伝えた。


ムセは海軍に1000万ドルを要求。


そこで、フィリップスは隙をついて海に飛び込み逃走を図る。


しかし、再び引き戻されて興奮した海賊たちはフィリップスを殺そうとするが、これをムセが止めて事なきを得る。

フィリップスの命の危険が最高潮に到達したと判断した海軍は、金が用意できたと嘘をつきムセを本艦へと呼び出す。


フィリップスはムセに3万ドルで終わらせておけば良かったのにと言葉を掛けるが、引き下がれないムセは自身も上の人間から苦しいノルマを与えられていることを告げる。


ムセを迎えにきた海兵隊員はそれとなくフィリップスに服を与える。


襲撃の際に間違えて撃たないようにわかりやすくするために。


海兵隊が強行突入してくることを悟ったフィリップスは遺書を書き始める。


ナジェは制止を聞かずに遺言を書き続けるフィリップスに襲い掛かるが、これに興奮状態のフィリップスもこれに応戦。


フィリップスは降伏するように海賊たちに呼び掛けるが、海賊たちは聞く耳を持たない。


ここでフィリップスの精神状態も限界に来ていた。


フィリップスは狂ったように叫びだし、ナジェは彼に銃を向ける。


その瞬間、特殊部隊が突入を開始。


海賊たちは全員射殺される。


血まみれになりながら何が起きたのか把握できないでいるフィリップスは人目を憚らず泣き叫ぶ。

そしてようやくフィリップスは海軍により救助された。


その頃、ムセは本艦でそのまま逮捕されアメリカで裁判を受けることとなる。


治療を受けるフィリップスは完全にショック状態で質問にもうまく受け答えが出来なかった。


徐々に自身が助かったことを実感していた。


そして、フィリップスは無事に家族とも再会することができた。

フィリップスはその後も仕事を続けている。


一方で主犯のムセは裁判の結果懲役33年の刑となった。


ここまでが、実話を元に描かれたキャプテン・フィリップスのあらすじです。


3.まとめ(感想)

実話を元に作られただけに壮絶なリアリティある映画です。

個人的に良かった点は2つ。

◎海賊側の背景も描かれていた


本当は海賊として船を襲いたくないが、貧しさのあまりやらざる得ない状況。

シーンの途中で上からのノルマがあると発言したことが、激動の中生きている人間の執念を感じました。

ソマリアでは海賊がコンテナ船を襲うことで有名です。


何年か前にすしざんまいの社長がソマリアの海賊に対して、漁をして取ってきた魚を適正価格で買い取るとリーダーに交渉したのは有名な話です。


クルーを守る船長のリーダーシップ

クルーを守るためにリスクを取って自分が矢面に立つ姿がリーダーの鏡。


ボスではなくリーダーであると。


こんな船長みたいな人がいたら慕われて人が集まる人になると感じました。


船長が海賊側の背景を察しているところがまた味が出ていますね。


感動あり、緊張感ありの食い入るように見ること間違いなしの映画です。


この機会に是非観てみてはいかがですか。


以上、中村のブログでした。


中村尚渡

※出典:https://www.myprivatecomedy.net/entry/captain-phillips

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