13:30からの魅惑のランチ？
北海道三笠市周辺でのグルメはまだあるのだけど、今日は久々に東京飯の話。
「カメラを止めるな」の上田慎一郎監督の新作「アングリースクワッド」が１１月に公開となる。昨年の夏の全てはこの映画のロケに費やした。公開まであと２ヶ月となり、ちょっとドキドキしている。二転三転のクライムストーリーでかなり面白いのです！ ぜひ観てください！（宣伝）
今日はそのマスコミ試写があり、六本木に来ている。まだ時間があるので、飯にしようと思うが、すでに１４時だ。さて、何を食べようか？
北海道ロケの期間は、普段は１食か２食で済ませている食事を、３食ないしは夜食入れて４食摂ってしまっていた。真夏のロケだから、そのくらいカロリーを使っているように思えていたが、気がつけば体重が３kg以上増えてしまった。たった１ヶ月で…。３年ほど前にやったダイエットはまったくの台無しになった。
それなら食べない方がいいか？ といえば、そうでもないらしい。
タンパク質は摂らないと結局筋肉が痩せるだけで意味がないという。
なんならタンパク質をちゃんと摂っていれば、むしろ筋トレしなくても筋肉は増える説まである。
そう言われてしまったら、せめてタンパク質だけは摂っておこうという気になった。タンパク質といえば肉だ！
と都合よく、Kintanの近くにいることに気がついた。よし、久々に行こう、キンタン！
気になっていたランチメニューもあるのだ。今もあれば良いのだけど。
１４時過ぎて入店したので、念の為「ランチまだやってますか？」と聞いてみた。
「１５時で閉店ですが、それでも良ければ大丈夫ですよ」とにこやかに返事される。もちろん。ゆっくり食べても、１５分もあれば食べ終わってしまうのだよ、とは言わずににっこり微笑み返した。
着席する前に、テーブルセット一式と冷えたコーン茶がスタンバイされている。素晴らしいホスピタリティ。さすがキンタン！
さて、ランチメニューを眺める。
あった！ お目当てのメニュー。
１３：３０からの魅惑のランチ 六本木焼肉 Kintan＠六本木
「この１３：３０からの魅惑のランチあります？」
「はい、ございます」
「では、それをお願いします」
「ご飯は白米と玄米がございます。どちらがよろしいですか？」
「じゃあ、玄米でお願いします」
「サラダのドレッシングはシーザーかリンゴとなっておりますが、どちらがよろしいですか？」
「え？ ああ、じゃあ、りんごで」
「かしこまりました」
ほどなくスープとサラダがやってきた。本日のスープはユッケジャンスープ。あたりだ！ 僕はユッケジャンスープが好きなのである。
スープとサラダとご飯はおかわりもできる。サラダのリンゴソースはすりおろしりんごと醤油のドレッシングだった。シーザーかリンゴか？ という質問に普通に答えたけど、よくスルーしたなと我ながら思った。
そしてまずは、オードブル的にローストビーフが提供される。しっとり旨いローストビーフ。
しかし、このロービーで米を食べるわけにはいかない。
そうなのだ。魅惑のランチは色々なお肉をちょっとずつ楽しめてしまうという素敵なランチなのである。
続いて、ネギタンがやってくる。
キンタンのネギタンは旨し！ そりゃ旨いさ。タンもキンタンの売りの一つなのだ。これは、米を食べてしまう。
さらにカルビと鶏がキタ！
カルビはペローンと長い豚バラみたいな牛カルビ。これを炙って米を巻いて食べるのがめちゃくちゃ旨い！ 鶏も、菜彩鶏という岩手のブランド鶏肉。生でも食べられるんじゃないか？ ってくらい鶏の臭みもなくプリップリなのだ。
これだけでも、すでに結構おトクじゃない？ ちなみにお値段は１６８０円。
それだけではなく、すき焼きも到着。すき焼きは厨房で調理されたものが出てくる。
すき焼きとご飯。そりゃたまらん！ 卵はないのだけどね。
こんな至福なランチないでしょ。ずっと食べたことなかったけど、これは良い。つーか、ちょっとした焼肉ランチ行くならキンタン行って、これ食べた方がおトクだと思った。
しかし、まあ、しっかりとしたランチをしてしまったな、と思う…。
タンパク質を摂るだけなら、ゆで卵と豆腐でよかったんじゃないか？ とも思う…のだけど、人生は経験が大事だよね？ キンタンの魅惑のランチを楽しめたことの方が意義あることだよね？ そう自分に言い聞かせていたら、
「デザートお持ちしても良いでしょうか？」と声をかけられた。
デザートはベリーのパンナコッタ…。この上、まだ俺に糖質とカロリーを与える気か？
と思いながらも秒で完食した…。
たしかに、魅惑のランチだった。
ユッケジャンスープ、サラダ、ローストビーフ、ネギタン、カルビ、鶏、すき焼き、さらにはデザート。こんな楽しい焼肉ランチあんまりない気がする。
ただ、明日のランチは、ゆで卵と豆腐を食べようと今は思っている。
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