大切な人を失って困難を感じる
35年間、祖母のいない生活がなかった。今でこそ同じ家には住んでいないものの、実家も近いので行けば会える。今年の3月まで弟夫婦が住んでいたので少し行くのは躊躇して頻度は減っていたのだけど。まさかそんな身近でいつも支えてくれたおばあちゃんが8月27日に一人家で逝ってしまった。
本当は娘たちや甥っ子たちが祖母と過ごす予定がなんとタイミングよくいなかった。もしもそんな中で祖母が倒れていたら子供たちはパニックだったろうと思う。
なんとうまくできたタイミングで一人で旅立つんだから。
私こそ大パニックだった。
祖母はそんな私にも気遣ってくれたのかな。
亡くなった祖母の部屋にポツンといつも出かける時に持っている自分で作ったんだよと教えてくれた青い可愛い刺繍がされたバッグが置かれていた。
不思議とバッグが息をしてる様に見えた。
中には私が作ったティッシュケースと巾着が入ってた。
大事に使ってくれてたことが心底嬉しかった。
私は祖母がもう近くないとも思ってた。
ずっと何かしてあげなきゃ、そばにいてあげなきゃと思ってた。
ただ体力が持たなくて。
明日も来いとか言ってたときにうんわかった!と素直に言えたらよかった。
もっとおばあちゃんの手を握ったり抱きしめたりしたかった
まあ、大きくなった私に興味はないかもしれないけど笑
でもいつもそばにいてくれて、見方になってくれて
何か困ったときには必ず話を聞いてくれたおばあちゃんが
もうこの先私の人生にいないのだ。
替えの利かない人なので。
本当に悲しくて悲しくて子供の様に泣いていた。
だけどエゴなのもわかっていて、祖母はきっと今開放されてみんなに会えて楽しいのだろう。
せいせいしたのかも。笑
肉体があった時は離れたくないとずっと泣いていたけど
お骨になってしまった祖母を見たら
なんだかちがう物体にしか感じられなかった。
そしておばあちゃんは今は霊界で忙しくて私のことなんざどうでもいいかもしれないけど、暇を持て余す様になったら少しは私のことを見守ってくれるんじゃなかろうか。違うか?笑
こんなに人を想って寂しくて悲しくて涙が止まらなくなるのは初めてだよ。
ずっと家族のために頑張ってくれてありがとう。
私はおばあちゃんの孫としてこの世に生まれてこれて本当に幸せ。
また会おうね。絶対。
大好きで大好きで寂しいよ。
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