もしも会社員がシンデレラファイト敗者復活投票に参加したら

本日23:59締め切りでシンデレラファイト敗者復活投票が行われている。簡単に言うとトーナメントで敗退した中から4名で敗者復活戦を行うために、4名を選定するためにTwitterの投票数を競っている。今回は「もしも会社員がシンデレラファイト復活投票に参加したら」という観点で触れたい。
シンデレラファイト 敗者復活投票開始 あなたの推しをSemiFinalの舞台へ! – 麻雀ウォッチ (mj-news.net)

【まずは規定をちゃんと読む】

会社員、特に営業の仕事をやっていると結果を問われる。目標達成のために何をするのか?を問われたときに「とにかく頑張ります!」的な発言がやってはいけないことです。まずは今回のゴールのために評価軸を確認しましょう。今回の評価軸(レギュレーション)はリンク先のとおりです。
 既に確定しているのはStage通過ポイントのみ。ここからTwitter投票数を競うTwitter投票ポイント、そして主催者ポイントを加算した合計ポイントを競います。上から順に8,000点差で東南戦1回を行い、トップが晴れて敗者復活・SemiFainalに進出します。要するにTwitterの投稿数だけで決まるわけではないですし、Day3までに脱落している人の復活の望みは極めて低いということです。今回4名の選出にあたって分母数は16(椿Pが日程の関係で事態のため)となります。従って上位1/4に入ることを求められているのです。Day6にて敗退が2名、Day5にて敗退が3名。少なくとも5名に2P以上の差がついであるのですね。一方でTwitter投票は11位以下は0Pであるものの、10位にも1Pが付くことから主催者ポイントを除いてイーブンに持ち込むには少なくとも5位までに入らなければなりません。

【競合相手を確認する】

次に競合相手を確認します。今回でいうと既に確定しているStage通過ポイントです。こんな感じ、( )はStage通過ポイントです。
西川莉子(5)
梶田琴理(5)
高島芽衣(4)
美咲優菜(4)
山本亜衣(4)
篠原冴美(3)
椿彩奈(3)
羽月(3)
小倉ゆさ(2)
旭茅乃(2)
長谷川栞(2)
矢神ゆの(1)
加藤利奈(1)
成海有紗(1)
彩世来夏(1)
山田佳帆(1)
梶梨沙子(1)

一番の競合は上位4名、ないし同ポイントである5名。最低でもここから2名は超えないといけません。まずは5名の締め切りまでのスケジュールをTwitter等で確認します。対局やゲストが入っていればしめたもの。できることはゲストに来たお客さんや店の人に投票を頼む程度、大した数にはなりません。


【主催者ポイントの捉え方】

 今回の最大の難所が≪主催者ポイント≫です。なぜかというとどのような評価軸でポイン。が付くかわからないからです。私たち会社員もBidや入札、合い見積といった様々な表現で他社と競うケースがあります。ここで一番最初にやるべきなのは「何で評価されるか」を確認することです。金額なのか、企画内容なのか、アフターサービスなのか。また誰が評価するのか(決裁者)、いつ決定するのかなども必要な情報になります。
 もしかすると業界内では明かされているのかもしれませんが、誰も主催者ポイントの内容を知らない前提で述べさせていただくとまずは「本気で敗者復活を狙いに行くのか?」の判断をするべきだとは思います。撤退という決断も立派な判断ではあると思います。目的はシンデレラファイトで優勝することなのか、売れることなのか、スポンサーや事務局とのパイプを作ることなのか、人それぞれであるかとおもいますが、最終的な目的達成に有効かを見極めることが必要ではないでしょうか。冒頭にレギュレーションを記載しましたが、ギリギリ4位で敗者復活戦に参加したところで24,000点差を東南線1回でひっくり返さなければなりません。

【主催者ポイントを予想する】


 とは言え、「最後まで諦めずにやれることはやります!」という参加者が多数なのも事実。メディアへの露出度と1つのタイトル双方の重みを感じます。そうであれば「主催者ポイントがブラックボックスなので事務局の推しが上がってくる」「所属団体やスポンサーが」なんて言っているのはナンセンス。やるんでしょ?決めたんでしょ?だったらやれない理由を並べるのはおしまい、どうすれば出来るかを考えて行動する時間にあてましょう。
 素人が考えても以下の点w主催者ポイントの内容に絡んでくるように思えます。
 ①順位が付くからには定量で測定できるもの
 ②少なからずシンデレラファイト対局中に発生する事象
 ③後日公表にしたからには説明がつく内容
①、②はほぼ当たり前だと思うので、③に考察を向けたいと思います。
私は麻雀プロでも関係者でもないので分かりませんがシンデレラファイトの目的、最下位脱落という特徴的な制度、シンデレラファイト開催前に予選会があったことなどに関連してくることが想定されます。イイ大人が作る試合で次年度開催が危ぶまれるような理由付けが来るわけがない。シンデレラリーグから育ててきた本会をここで終わらせるような制度にはしないはずです。この辺も含めてやるかやならないかの判断をするのがよくある会社員ですね。

【Twitter投票の戦略】

 昨晩、Twitter上にシステム組んで途中経過を公表した方がいらっしゃいました。公式ではないんでしょうがぜひ飲みに行きたい人ですね。w
26日0:00時点でトップ742票、2位496票、先に述べた5位ラインが233票ですが公表されている最下位が12位126票。
 いろんなクレームを恐れずに言うと、自分自身のTwitterフォロワー数の10%も票が入っていないのはマーケティングの戦略が悪い以外にありません。しかしながら残り半日を切っており、できることも限られています。
「もしも会社員がシンデレラファイト敗者復活投票に参加したら」という視点で残り時間の過ごし方を検討します。
 ①麻雀以外のマーケットから票を持ってくる
  麻雀関係やファンはマーケットの奪い合い、疲弊する持久力勝負になりかねません。今回のポイントの一つはTwitterでの投票、フリーで打とうが麻雀知らなかろうが関係はありません。1票は1票。やり方が汚い?ルールの範囲内です、やるって決めたからには勝つ方法を考えることは悪いことではありません。くどいようですがルールの範囲内です、競合相手がやってきたときに反論できる要素はありません。
 ②投票を呼び掛けてくれる仲間を1人でも多く作る
  自分で呼びかけるには限界があります。仕事においても「早く行きたいなら自分でやれ、遠くに行きたいなら皆でやれ」と言われます。いわゆるインフルエンサーを捕まえれればベストですが少なくとも友達や兄弟、家族などがいるでしょう。一人当たり5票持ってきてくれれば20人で100票の差が埋まります。いませんか?友達が多い友人、他業界の有名人、面倒見のいい先輩、ずっとかわいがってきた後輩。
 ③SNS戦略の差別化
  とはいえ、自分でも呼びかけは必要です。今の時代に街頭に立ってティッシュを配るような広報活動は非効率、ましてやリミットまで半日を切りました。まずは自身のSNSでフォロワーになってくれている人。ですが、競合相手とバッティングしている可能性もあります。当然、競合相手もSNSを利用して投票を呼びかけます。要はどうやって他の競合相手と差別化をす
るか。いくつかの方法が考えられます。
 ■ 自己開示
  シンデレラファイトをどのようにとらえているか、何が目的で参加したか、復活して実現したいことは何か。女流プロの本音や実態はSNSが普及した現在も謎が多いもの。普段知れないものを開示することで共感を得る。会社員も商品・サービスの宣伝よりストーリー、商品に込められた思いや開発秘話、開発者のプライベートなどを広報に利用することが多くなりました。
 ■ 全くちがう角度の掲載
  歌、記載したイラスト、書道等、投票依頼以外の評価がありそうなものを掲載し投票を呼び掛ける
 ■ DM
  リスクは伴いますし、通常は送られてきても無視するかと思います。都合いい時だけ送ってきて、、と思われるかもしれません。いや、本気で結婚してくれると思っている人少ないから。推しの困ったときの依頼くらいきくとおもいますが、、。

【最後に】

もしも会社員がシンデレラファイト敗者復活投票に参加したら
 ①規定をよく読む
 ②自分の目的に照らしてやるかやらないか判断する
 ③やると決めたらやれない理由を並べるのをやめる
 ④やるなら徹底的に
 ⑤負けた時の負け際の潔さはとても重要

こんなところでしょうか。
ファンとして7月1日の敗者復活戦も楽しみにしています。



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