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ボゴタの夜市、アジアン・マーケット、即売会

カリから戻り、週四日で大学に通いながらボゴタで生活を送っています。ボゴタでは季節がないので、8月に到着してから相変わらず20℃弱の過ごしやすい日々が続いています。今回は買い物編ということで友達に連れて行ってもらった一風変わったマーケットを紹介します。

まずはサンペール・メンドーサ市場で月曜と木曜の22時〜早朝5時に開催されている夜市。ハーブ専門の市場で、所狭しと植物が積まれています。通路にぼおっと突っ立っていると、荷車を引いた店員が「そこをどけ」という意味で口笛を吹いてきます。

染色用の実で、触るとインクのように赤い跡がつきました

今回買ったのは新鮮なしょうがとコカ茶用の葉っぱ。しょうがは立派なサイズですがわずか33円。乾燥したコカの葉は160円。コカ茶は伝統的に南米で飲まれているそうですが、コカインが含まれており薬物の抽出元でもあるので南米からの持ち出しはできないそうです。そのコカの葉にお湯を注いだコカ茶ですが、米ギズモードによるとコカ茶に含まれるコカインは一カップ 4mg 程度、ただしコカインでハイになるには経口摂取の場合は 50mg 以上必要とのことです。カフェインに似た効能ですが手の震えなどはなく高山病の対策になるそうです。個人的には効能はプラシーボ程度で、朝以外はコーヒーの代わりにお茶をがばがば飲んでいるので、コカ茶と(ドイツで買った日本産の)煎茶をローテーションしています。

週末には、日本の食材が手に入るという Hipermar Fish というアジア系スーパーを訪ねました。かどやのごま油は売っていたものの、麺類や海苔、鰹節などは中国産がほとんど。これまでドイツのリトル・トーキョーのあるデュッセルドルフの近くに住んでいて日本の食材はほとんど手に入っていたので、品揃えの少なさにはがっかり。とはいえコロンビアの食べ物はおいしいし日本人の舌にも合うので今後の食生活についてはあまり心配していません。

冷凍食品のコーナーの右上には納豆が
乾麺は中国産のものと、韓国の辛ラーメンや(韓国のレジデンスでときどき食べていた)プルダックポックンミョンもありましたが日本のものは見つかりませんでした
大福が冷凍で売られていたので解凍して食べたところ、コロンビア人の友達にも好評でした

スーパーのコーナーには落胆させられたものの、上の階にはレストランがあるのでそちらもチェックしました。今回食べたシーフードのパッタイはおよそ1500円とコロンビアでの食事にしては高めでしたが、その分シーフードがふんだんに使われていました。パッタイ自体はソースが少し酸っぱいような気がしましたがおいしかったです。

Zine のフェア( Facebook より)

食後には近くで行われていた Zine のフェアに足を運びました。

開催場所の Taller Colmillo ではリソグラフ印刷ができる

コピー本や製本された Zine やプリント、シールだけでなくビールや軽食、手作りのブランドのチョコレートも売られていました。雰囲気は即売会というよりはお祭りというか、昔遊びに行った「マニアフェスタ」を彷彿させました。最近のマニアフェスタのようすはどうかわかりませんが、2018年に清澄白河で行われていた第一回のマニアフェスタに eidantoei さんとゴムホースの人のグッズを買いに行ったのですが、そのときの所狭しとブースが並んでいてにぎわっている感じとジャンルがごちゃまぜだけどなんか楽しい感じを思い出しました。その時のように目当てのアーティストがいたらより楽しかったのではと思います。現金をあまり持ち合わせていなかったのでコロンビア産の75%チョコレートを一つ買っただけですが、友達はピンバッジやシールを買っていました。開催場所の印刷店ではリソグラフ印刷ができるそうなのでまた遊びに行きたいと思います。

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