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2022年3月 -節目-



少しづつあったかくなって来ました。

春というのは、様々な事の節目になりやすい季節。

別れの季節

出会いの季節

始まりの季節

卒業の季節

新たな挑戦の季節


そんな季節に

大きな節目となったライブへ
行って来たよ。

3/26 にDIAMOND HALLにてEARNIE FROGs

3/27にAPOLLOBASEにて10FEETとOUTRAGE

まずは
3/26の事を。

もうね
THREEOUTにとって
先輩と言えば

EARNIE FROGs

です。

大好きで尊敬する先輩が11年間の活動を終えて
卒業するらしく、最後のライブを見に行きました。

THREEOUTは結成当初から9年間ずっと背中を見て育って来ました。

THREEOUTが一昨年まで所属していた事務所
TREASURIZE RECORDS の先輩としても数年間お世話になった、大大大先輩なわけです。

だけど、いつでも心を開いて何でも話が出来る優しい先輩。

そんな先輩の最後のステージは
いつも通り。
お手本みたいな演奏と
お手本みたいなサウンド

そして、メンバーそれぞれの人柄が滲み出ていた。

大きなステージでも堂々と鳴らすその音には

バンドとして培って来た大きなものを感じて終始感動していた。

アーニーがずっと目指していたダイヤモンドホールワンマンに本当に沢山の人達が集まっていて
何度も目頭が熱くなった。

そして昔から大切にされてた曲
"ヒア"では感極まってしまった。

アーニーとの思い出なんて書ききれない。


遠い存在だった、出会ったばかりの頃。

同じ事務所での日々。

スタジオで何度も顔を合わせては、相談事や制作中の曲を聴かせあったりして、名曲の誕生に感動したり、スリーの曲をいつも褒めてくれた。

一緒にツアーを回った。
ツアー中はアーニーがいる事でどこに行っても心強かった。

ツーマンライブしたり、トレジャーを一緒に観に行ったり、その時こっそりケータリングの豪華な食事を大盛りで食べたり。笑

いつも謙虚で同じ姿勢でTHREEOUTと接してくれていた事が本当に嬉しかった。

ポタリ姉さんとアーニー兄さん


ダイヤモンドホール終演後に集まっていたのは
沢山の後輩のミュージシャン

事務所の方々やTVラジオ関係、その他多くの方々、そしてポタリ姉さん達も。

フロアのお客さんからアーニーへの熱量と愛は本当に凄くて

裏側でも沢山の方々に愛されていたアーニー。

俺にとっても
これからも
偉大な先輩であり、ヒーローであり、お兄ちゃんお姉ちゃんのような存在。

これらも背中で魅せてくれた全てを
自分の音楽と歌に込めて進んでいきます。

寺尾さん、三木さん、おがたさん、ゆかちんさん
ありがとうございました。




3/27にAPOLLOBASEにて10FEETとOUTRAGE

この日はAPOLLOBASE 営業最終日

レジェンド級バンドの対バン
チケット倍率はおよそ30倍、、、

THREEOUTのラッキーボーイ
Dr Ryoが当ててくれました。

(りょうに一生ものの借りが出来たかも、、)


いつも自分達が演奏して来た場所で
高校の頃から聞いてきたバンドが演奏。
10FEETは人生初めてスタジオに入った時コピーバンドをした。


大きなステージで見ることは良くあるけど

ホームで見れるなんて、同じ環境で演奏してる姿を見れるなんて
それはミュージシャンとして、とても勉強になる事間違いない。

そんなワクワクと共に、いつも共演者を見る後ろからじっくりライブを見てきた。


あー、数日前俺達もここでワンマンを終えて、また来ることが出来て本当に良かった。

そんな事を思って開演を待った。

そして
会場BGMが大きくなり
クラシックのSEが流れ始める
10FEETからOUTRAGEという順番。


レビューをする気もないし、出来ないから申し訳ないけど

20年以上バンドをやって来た人達のライブには
演奏も音も歌もmcも、重みがあって

自分の中の答え合わせと共に、常識やセオリーをぶち壊された。

音楽続けて行きたいって心から思った。


そして少しだけ
俺たちの育った場所。
最後大切に締めてくれるかな。
なんて思ってたけど

何の心配もいらなかった。
俺たちより遥かにライブハウスで生きて来たバンドだ。
爆音で破壊してくれました。笑


本当にハンマーで壊すってイベントまで発生して、

普段ブラックジョークのこわーい野口店長も
笑顔でステージに立っていて、


レジェンドであるスラッシュメタルバンド
OUTRAGEが
野口さんリクエストの

the final dayという曲を
演奏して
APOLLOBASEは幕を閉じました。


なんかこう、個人的に
アポロって歌ものギターロックのイメージがあったから

最後にメロコアやミクスチャー、メタルで終わるっていうのが、自分の根っこに好きな音楽とリンクして、少し嬉しくなるというか、不思議な感情があった。

最後のステージに書かれた文字も
最高に好きだ。笑
「THANK YOU F××K YOU」



ついに本当にAPOLLOBASE無くなっちゃうから

立ってた床や、天井や置いてある机、バーカン、ステージ、全てに心の中で
「ありがとう」って改めて伝えて来たよ。

来てくれたお客さんにも感謝だね。

さて

仲間や先輩が卒業して

大好きなライブハウスも閉店してしまったけど


こんな世の中でもバンドを続けてる
音楽バカな大好きな仲間と一緒に

それでも音楽を愛して、生きていく上で必要としてくれるあなたの元へ

この人生で
どんな音を届けていけるかな

音楽とライブハウスが
一生大好きだ。

それでは。



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