【自作詩】鉛色
空回りしてノイズに紛れいつでも伝わらない
僕らの想い都会の空に吸い込まれて消えていった
希望に溢れ田舎を離れたどり着いた場所で
何もできずにあきらめばかり1人ぼっち歩いていた
転がり続け傷つけられて渋谷の公園で
ベンチ腰掛け見上げた空は金属みたいな鉛色
風に吹かれて雨に打たれて傷つきさまよって
ビルの谷間に沈んで消える赤い夕陽を見つめていた
ため息ばかり・・・
駅のホーム君を想い出すあの日の僕たちは
ためらいもなくあきらめもなく夢は叶うと信じていた
仕事について君と別れてふるさとを離れて
夢は破れて僕は落ちぶれてひとりぼっち歩いている
手垢まみれの錆びついたギターかき鳴らしてみたら
忘れかけてたあの日の想い僕はやっと想い出した
ふるさと行きの電車に乗って景色を眺めてた
いつか君に会えるようにこの想いを歌にして
ため息ばかり・・・
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