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【RIZIN】斎藤裕選手に日本人の漢気を感じた話

先日行われた総合格闘技大会RIZIN28で気になる試合があった。それは、RIZINフェザー級王者・斎藤裕VSウガール・ケラモフ戦だ。ノンタイトル戦で5分×3ラウンドの熾烈な戦いが繰り広げられた。(試合内容はRIZIN公式YouTubeから見れます↓)

試合感想

試合の内容は立ち技の打撃よりもレスリング的な組技の展開が多く、総合格闘技を見た事が少ない人間からしたらどちらが有利で不利なのかが、少々わかりづらい試合だったかも知れません。アグレッシブさならケラモフ選手が優勢と言う見方も出来たと思います。ですが、内容を改めて見返すとケラモフ選手の反則が目立つ試合でしたね。最初この試合を観た時は、ケラモフ選手がロープを掴む、金的蹴りなどの反則をしていたのが目に付いたのですが、YouTubeでのコメント欄での反則の指摘を見てみると、なんと!ケラモフ選手がロープを掴む、ショーツを掴む、金的を蹴る・掴む、傷口に指を入れる、などの反則を計17回もしていた事が明らかになりました!会場で見ていてもよくわからないような狡猾な反則が多く非常に悪質でした。筋骨隆々なパワーファイターで、これから人気が出ると感じる選手だけにこれには残念としか言いようがありません。

斎藤裕選手の漢気に感服

こんな反則オンパレードの試合ながら斎藤裕選手は戦い抜き2-1判定勝ちを収めました。試合終了後もリングで相手選手やセコンド陣に一礼し感謝の気持ちを伝え、試合後のインタビューでも相手を思いやる気持ちを見せていました。あの悪質な反則を受けたのにも関わらず悪態一つ吐かず、相手を讃える斎藤裕選手の姿に漢気と懐の深さを感じました。選手として人として尊敬に値するのではないでしょうか。

格闘技の世界だとトラッシュトークと言って、相手を挑発する言動で試合を盛り上げようとする事が多いのですが、斎藤選手は試合前から相手を挑発するような発言をしません。試合を盛り上げる云々よりも人としてどうあるべきかを考えている選手だと思うのです。口よりも行動で示そうとする果敢で凛々しい姿勢はもっと多くの人の目に止まってほしいと心から思います。

まとめ

今回の試合はアゼルバイジャンの強豪ケラモフ選手との試合で判定勝ちという結果でしたが、斎藤裕選手の反則に屈しないハイレベルな技術を改めて再確認しました。一般層の方々に技術や生き様がイマイチ伝わってないのが歯痒いですが、これから王者としてさらなる飛躍を願うばかりです。ご一読ありがとうございました。

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