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あいも変わらない日々
非日常(姪に会う)が終わり、また日常が戻ってきた。
まだ胃腸がおかしいので、蒸しパンとかミルクとか柔らかいうどんとかを食べている。
病気でも、わたしは食べることに拘る。
食べることは生きることだし、拒食に逃げるのも過食に逃げるのも、好きじゃないからだ。
淡々とその日の体調に合ったものを食べる。
寝ること、食べることを疎かにしてまで、やるべきことなんて、私にはない。
多分、そこまでしてやり遂げないといけない使命、みたいなもの、私には与えられてはいないのだ。
残念でした。
午前中は家事をしながら、またバタイユに入門していた。
入門でも十分難しいし、三島由紀夫ってちょっとキモいな、と思ってしまった。
「眼球譚」のアイデアが父親との共生体験に端を発しているってとこ、面白かった。
あんなスゴい人でも、お父ちゃんとのことで傷を負ったりするんやなぁと思って安心した。介助生活ってしんどいからね。
午後からはネイルサロンと事務所に行くつもりだ。
自分の快適な人生に「取り敢えず」感情は関係ないし、人生の価値をはかれないことに置くのなら、逆にそれらをはかることをやめてみることにした。
まず快適に生きる。
清潔さをはじめとした身体のメンテナンス。
眠いのも、空腹も、痛いのも絶対にいや。
我慢しない。
一番大事なのは、幸福かどうかじゃなく、快適に過ごせてるかどうか。
不幸でも、掃除の行き届いた部屋でお茶を飲めていたら、それで良い。
そこに感情は関係ない。
淡々と。
感情は、ここぞ、というときまで冷凍保存しておかなくちゃだめなんだ。
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