Muse杯を終えて、改めて作品の裏側のハナシを。

嶋津亮太さんと広沢タダシさんの私設賞、#ナイトソングスミューズ の結果が昨晩発表されました。ミューズ杯です。
なんと、急遽設けられた「フェアリー賞」の6名の内のひとりに選んでいただきました！！
ありがとうございます✨✨

　

　

選んでいただいた作品はこちら。

　

動画ももう一回貼っちゃお。

あつまれどうぶつの森のプレイ動画を編集したもので、MV風の作品にしました。

　

改めて、制作の際のことを少し書いていきたいと思います。

「Muse」

そう聞いて真っ先に思い浮かんだものは、ディズニーランドのミニーちゃんでした。

以前常設ショーとして行われていたショー「ミニー・オー！ミニー」の冒頭に登場する、ギリシャ神話の女神のような衣装のミニーちゃん。

(ディズニーのパークオタクの文化で、ショーなどの衣装毎にオタクによって名前がつけられているのです)

ミニー・オー！ミニー(通称ミニオ)の「ミューズちゃん」はこんな衣装。

素敵。
(昔撮った写真を引っ張り出して来ました笑)

可愛すぎます。

　公式動画がこちら。冒頭にちらっと登場するのが、ミューズちゃんです。

　

ミニー・オー！ミニー
我らが美しき女神
芸術を司る

ショー冒頭で舞踏家、音楽家、画家たちが彼女を讃え歌いますが、ミューズちゃんはそれを静止しこう言います。

「ちょ、ちょっと待って！みんな芸術的で素晴らしいわ」

(沸き立つアーティストたち)

「でもね、古めかしくって退屈なの♡」

そしてステージ上で早着替え、激しいリズムでフロアを沸かせまくって、シンガーたちの生歌が始まる。

　

　

お着替え後のミニーちゃん。なかなかハチャメチャなガールなんです。
そういうところも大好きだぜミニーちゃん……

このショーのミニーちゃんは新しいもの好き。

　

なので僕も、

「じゃあ新しいものでやろう」

と考えました。

この時考えた「新しいもの」が、今年3月発売したあつまれどうぶつの森でした。おそらく、静止画の組み写真より、動画の方が面白くなりやすいだろう。そうだプレイ動画を使って動画をつくろう。

　

今回のコンテストのテーマになった曲がこちら。

星空のイメージが広がる作品で、曲だけでもとても素敵です。

発売日からプレイしてた今作は、夜のグラフィックがとても美しくて。すごく素敵なんです。

どんな風に美しいか、撮った写真をいくつか載せてみますね。

昼間のグラフィックもとても良いのですが、こんな風に雰囲気がとても出る夜のあつ森もとてもすてきなんです。

　

「あつ森」の「動画」で、「夜のシーンを入れる」ことが決まった。

後は表現したいメインテーマだ。

これは楽曲を聴いてすぐに決まった。

「愛する人を想う」

だって僕が愛する人は、いつだって僕の創作を応援してくれている。定期的に悩みを零せば、「受け手としてコンテンツをどう思うか」を正面から話してくれる。僕専属の信頼できるコンサルであり、安心できるカウンセラーのように感じることがある。だから僕の創作の「Muse」は、彼女だ。

そうして決まったコンセプトのもとで、彼女にも協力してもらって作ったものが冒頭の動画だ。

　

昨晩の発表では、作品をとても喜んでもらえたことを聞き、しかも広沢タダシさんからは「MVにしたい！」とまで言ってもらえて、賞までいただいた。急に両手いっぱいに抱えきらない花束をいくつももらってしまったように、理解が追い付かずにポカンとした反応をしてしまったことを、一晩経って後悔しています。

好きなものを好きなように作った。

完成に個人的な満足感はあって、それでもハッシュタグに並ぶ作品の粒の大きさを見て「僕の作品はちょっとイロモノだな」と思った。まぁ、楽しかったしまた動画作りたいな！と感じられたので、受賞できるかもなんて手ごたえは全く考えていなかった。

音楽が好きで、ライブハウスに足を運ぶのが好きで。だから「MVにしたい」なんて、最高の誉め言葉なんです。そこまで歌ったご本人が気に入ってくれたことが、賞も嬉しいけれど何よりも嬉しい！！！

Museって、思わぬ時に贈り物をくれるんですね。

　

これからも、「退屈だわ」なんて思われない作品を作っていきたいと思いました。

　

　

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