
【by them更新のあとがき】インターネットとLGBTQ
カムアウトって、必ずしも必要なものなのでしょうか。
カムアウトしたい人が出来て、カムアウトを望まない人もそのままで幸せになれる世の中になればいいのに。
今回の更新はそんなことを考えながら書かせていただきました。
友達も、言えないだけかもしれない。誰もが「自分の性」で自由になるためには
10年以上かけて周囲にカムアウトをしてきたからこそ、したくない人の気持ちもわかるんです。
アレコレ考えながら書いております。
お時間ありましたらぜひ!
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インターネットとLGBT
今回の更新で書いた記事のきっかけは、僕がnoteで当事者として発信をはじめてからいただいたとあるメッセージだった。
平成元年生まれ。体が弱くて家への連絡用でiモードが使えるケータイを小5で持たせてもらった。クラスでも相当早くに持たせてもらった子ども時代。
ケータイサイトをその年に初めて作って好きなアニメキャラの二次創作小説を書き漁った。
それからブログサイトmixiチャットニコニコ動画にちゃんねるTwitterとインターネットサブカルチャーとともに育ちました。
今では僕もセクシャルマイノリティ当事者としてnoteやTwitterをやっていますが、公表してSNSをはじめたのは2018からと最近なんです。
彼女とフォトウェディングを挙げたのが2016年で、当時はSNSでも公表せずごく一部の親しい人に別途伝えていました。
それ以前はたとえネットの世界とはいえ相手にどう思われるかと考えて、カムアウトを避けていました。
ネットなのに?と今なら思いますが、たとえネットとはいえ画面の向こう側は同じ時代を生きる人間だから、拒否されるかもとは考えましたよね。
普段周囲にいる人となんも変わらないでしょ。ネットの人。
だからこそ怖かったなぁと。
僕はあまり顔出しをしてないのですが(zoomとかは出してます)、最近だとTikTokとかで顔出ししながら当事者として発信するユーザーが珍しくないですよね。
以前では考えられないなぁと思いながらも、それだけセクシャルマイノリティの存在が“普通”になってきたんだなと感じて嬉しくなります。語弊があるかもしれませんが。いわゆるインフルエンサーの方ばかりではなくて、僕含めごくごく一般の当事者というのがポイントですよね。インフルエンサーしかいないと特別感出ちゃうし。当事者で困ったことがあっても相談しにくかったり、調べても出てこなかったりしたけど今は生の声が多く見つけられるのもいいですよね。特に10代とかまだまだこれから世界が広がっていく若いかたは、平凡に暮らしている当事者の大人の存在を見てちょっとは希望を抱いてもらえないかななんて考えます。僕が10代の頃は当事者は幸せになれないとか、なるのがすごく難しいと思い込んで辛かったもの。あんな思いしないで済むなら絶対にしなくていいし、してほしくない。
メンズライクファッションやメイク、ヘアセットなんかも情報が豊富で、僕もそういう投稿を見て勉強してます。以前は身体女性が着こなすメンズ服の情報ってホント少なくって、知りたい情報が手に入らないことも多かったのですごく便利。
ネットの世界だけ見ても少しずつ良くなっているところがあると思うんです。今のWebやSNSは誹謗中傷とか正義感で叩くとか良く無い面ばかり見られがちですが。個人的にこの点は表面化、一般社会に見えるようになっただけでそこまで大きく変わらない気がしてます。
悪い面をわかりながら、いい面も見ていきたいですね。
では。
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