本棚を買ったからマンガの話をする
最近、高さ180㎝の大きな本棚を買ってしまった。
現在使用している本棚は、全てカラーボックスを使っていて全部で6台。それらがほぼほぼマンガで埋まっている状態で、奥が深いタイプのカラーボックスは100均のアイテムを使って前後に置いたりしていてなかなかカオス。読まなくなったものは定期的にブックオフに売りに行っているのに、入りきらずに積まれているものもある。正直容量の限界値を超えるのも時間の問題。
ほとんどマンガを読まないかわいいパートナーに本棚の購入を相談すると、
「今入り切れていないマンガがそれで収まるならいいよ」
とのこと。
「入りきるよ!」
と自信満々に返し、予め検討していた本棚の購入ボタンを押した。
嘘でもごまかしでもなく、入りきる見込み。それどころかスペースは十分な“おつり”があるはず。
「(スペースが)空いてると、埋めたくなるんですよねぇ」
と割と最近職場に加わった同僚にこぼすと、
「わかります。入ると思うと買っちゃいますよね」
と本人もマンガ読みの自覚があるらしく頷いてくれた。
そう、僕はマンガ読みなんだよなぁ。
マンガが好き。スマホにはkindle、ジャンプ+、ピッコマ、マンガワン、comicoなどのマンガアプリが両手に少し余るくらいずらっと並んでいて、毎日何かしら読んでいる。
たぶんこの10年弱、マンガを読まない日はなかったのでは?と思うほど。
“マンガ読み”というと、メジャーな作品もマイナーな作品も関係なく網羅し、相当数読み続けてきた人を想像してしまって、自分のことをそこへ当てはめていなかったのだけど、10年近くも毎日何かしら読んでいればもうマンガ読みって言っていいですかねふふふ。
マンガ読みと言ってこなかったのはメジャー作品で読んでいない、通ってこなかった有名作がとても多いから。
30代半ばで『スラムダンク』、『ドラゴンボール』、『テニスの王子様』、『NARUTO』、『BLEACH』を通ってこなかったというと、わかりやすいと思う。これ読んでないなら何を読んでいたんだ!っていうね。
正確にはどれもアニメはチラチラ観てはいたし、有名なネタは知ってはいるけどマンガ自体は読んでなかったり、読んでも途中までで通してちゃんと読んではいなくて。
その頃ジャンプで読んでいたのは『ワンピース』、『シャーマンキング』、『地獄先生ぬ~べ~』、『Mr.FULLSWING』。世代じゃないけど『幽遊白書』はアニメをレンタルで全部観てから全巻集めた。ジャガーさんとかボーボボも好きでしたね。
ジャンプ以外は『最遊記』、『ジャングルはいつもハレのちグゥ』、『女子妄想症候群』とか。『カードキャプターさくら』も好きだった。(しかしクリアカード編は買ってない)
最遊記に関しては僕をオタクにした作品の一つだと思ってます。愛してる。オタクとしては『げんしけん』も外せない。
父がマガジンを毎週買っていたから、コミックは買っていなかったけど『SAMURAI DEEPER KYO』、『GetBackers -奪還屋-』、『ゴッドハンド輝』、『RAVE』も読んでたなぁ。『探偵学園Q』とか。
その頃から全体的にどことなくちょっとド王道よりもサブっぽいマイナー路線のラインナップが好きだったのが、大学生になるとともに浅野いにお作品にどっぷり浸かり、サブカル路線に手を出し『ライチ光クラブ』も通った。
年々王道有名作品よりもそうではない作品を読むことが多くなっていますね。『呪術廻戦』も『鬼滅の刃』も『チェンソーマン』も読んでないし……。あ、『ゴールデンカムイ』は無料公開で全話読みました!『僕のヒーローアカデミア』はアニメ派です。
唯一、ジャンプ+連載の作品は読んでいるので、久々に読んでいたものがアニメ化!というのも経験出来て嬉しいところ。『SPYFAMILY』も『サマータイムレンダ』も嬉しかったんだけど、やっぱりイチオシは『ダンダダン』!!!連載1話でファンになったし、オカルト好きとしてこんなに推したい作品ない。
今、作家買いを続けているのは昨年ドラマ化した『けむたい姉とずるい妹』のばったん先生と、話題作『女性に風俗って必要ですか?』のヤチナツ先生。どちらも人間模様の描き方がすごく好みでおすすめの作家先生です。ご本人の望むレベル感でもっと売れてほしい。
『ごはんのおとも』『パンが焦げてもふたりなら』のたな先生、『家が好きな人』『ごはんが楽しみ』の井田千秋先生も好き。フルカラーコミックは価格的になかなか手が伸びにくいところだけど、両先生とも価格以上の価値がある素晴らしい作品なのでどれも買って絶対損のない1冊です。
最近は書かせていただいているハンドメイドファン向けWEBメディア、「ある・みるMEDIA」への執筆のためでもありますがものづくりを描いた作品や、直接ではないけど、ハンドメイド好きな方は好きそう!と感じた作品もよく読んでます。
正直ハンドメイドを描いた作品って少ないのでは、なんて感じていましたが意識して探してみると結構描かれているもので、隠れた需要の高さを感じています。
ある・みるMEDIAで公開中のコミックレビューは下記の3本。
※リンク切れてしまったらごめんなさい。
編み物の思い出と阪急電車 コミックレビュー「阪急タイムマシン」
コスプレ愛が爆発! コミックスレビュー「その着せ替え人形は恋をする」
おうちが好き!なあなたに コミックレビュー『家が好きな人』
今後提案していく予定のモノづくり系コミックのストックが溜まってきているので、良かったらそういう視点でもある・みるメディアを覗いていただけると嬉しいです。
もちろん、ハンドメイドがお好きな方も!
新しい本棚、まだ組み立てていないのですが空いたスペースにどんな作品を迎えようか今から楽しみです。古本でもいいからなにか全巻セットとか買っちゃおうかしら。
空いてるとね、埋めたくなっちゃうんですよね……