トランスジェンダーという新しい「ふつう」
最近、LGBTが普通になってるなってすごく感じる。いろんな市役所や区役所がパートナー証明書の発行してたり、普通にカミングアウトしたりとなんかよい傾向だなって感じる。
でも、調べていくと偏見や差別も少なからず存在するし、自分の体に違和感を覚えて自殺する方もいるみたい。。。男性の体を持ったLGBTの方の自殺率が通常の4倍女性の体を持った方が2倍、60%の人が自殺を考えてことがあり、自殺未遂は15%って悲しすぎる。参考資料:砂川秀樹「LGBTって何ですか?」
生きづらさがそう向かわせると思うと、何とかしたいって気持ちが心の底から湧いてくる。特にトランスジェンダーの方の悩みって「自分がもしそうだったら」って考えると。。。そんな思いから、こんな企画考えてみた。。。
トランスジェンダーという新しい「ふつう」
ファッションには自信と勇気・活力を創るという側面がある。また、人が抱えるコンプレックスをないものにする。気に入ったコーディネートをすることで晴れやかな気持ちになり、今まで自分になかったワクワク感を得ることが出来る。性別・年齢・人種・体型に関わらずワクワク感は誰の上にも降り注ぐ。それぞれに似合う商品があらゆるところから提供されているからである。
しかし、この恩恵に恵まれない人たちが存在する。「ファッションから勇気をもらいたい」「コンプレックスから解消されたい」と考えているにも関わらず…である。
トランスジェンダーの人たちに向けた普通にオシャレな洋服ってなんでないのだろうか。なぜ、男性の体型に似合うワンピースが普通に売っていないのだろうか。女性の体型に向けて作られたワンピースでは骨格の差からパターン(設計図)が違う。トランスジェンダーという性が市民権を得た現在、トランスジェンダーだからこそできるファッションがあるべきだと思う。
トランスジェンダーという新しい「ふつう」その「ふつう」が最も「カワイク見える」「カッコヨク見える」そのようなファッションを提案したい。
それが私の今の思い。。。
さて。。。ファッションって記号だって先生から教わった。例えば17世紀のオランダではレースの襟やパフスリーブが男らしさの象徴だったらしいとか。。。女性の胸に性的な意味がなかった(男性が女性の胸に興味がなかった)江戸時代とか。。。
もし、ファッションが記号で創りだせるものだったら、トランスジェンダーが「カワイイ」「カッコいい」っていう記号も創りだせるかも。。。ついでに、トランスジェンダーファッションっていう普通もできるかも。。。
そんなのを夢見て企画を頑張るワタシなのでしたぁ!!!
追記:かわいい写真使わせていただきましたぁ!!ありがとうございます。