令和5年度の遠軽町の予算は!?
お久しぶりです。遠軽町議会議員の秋元です。更新が滞ってしまっており大変申し訳ありません。『昨年の令和4年度の遠軽町の予算は!?』ぶりの投稿になります。
昨年に引き続き、遠軽町民の皆様向けの投稿になってしまいますが、ご容赦ください(*^-^*)
令和5年遠軽町議会が3月9日~17日まで開催されました。
令和5年度の予算の内容をわかりやすく報告を致します。
令和5年度の遠軽町の一般会計予算は175億に!
昨年は169億だったので、6億ほど増えていますが、大きな変動はありません。昨年も説明をしましたが、18000人規模の町村としては、大きな予算規模になっています。
今年も順当に地方交付税の交付が見込まれており、地方交付税は71億にもなります。これは有利な財源を確保しながら各種事業を展開していることが要因と言えるでしょう。
しかしながら懸念もあります。町の借金である町債も少しづつ増加をしています。町債については返済したりすることにより、その年によって変動するので一概に言えませんが、少ないに越したことはありません。
今後は新庁舎の建替えも控えていることから、安定した財政運営を心がけると共に、その先も見据えた財政計画が必要です。
しっかりと議論を行って参りたいと思います。
それでは大きな事業について、写真を付けながら説明をしていきたいと思います。
マテリアルリサイクル推進施設建設事業 7億8688万円
なんだかわかりにくい名前ですが、わかりやすく書くと『リサイクルセンターの建替え』です。場所については、数年前に整備をした遠軽町の燃えるゴミの焼却施設である遠軽クリーンセンターの横に建設を致します。
ゴミの処分については
1 燃えるものは焼却施設で
2 再利用できるものはリサイクルセンターで
3 再利用できないもの、そして燃えないものは最終処分場で
と、どこの町でも処分方法については決まっています。
遠軽町については、現在、佐呂間町と湧別町と広域組合でゴミの処理を行っていることから、三地区でお金を出し合い整備を致します。
7億8688万円という数字については、人口やごみの処理量を勘案した数字となっており、3町村全ての地域で負担を致します。
現在、焼却施設は整備を完了しているので、残りの②と③の整備を近年中に行っていくことになります。令和5年度においてはリサイクルセンターの整備が予定されています。
お金かかりすぎ!と思うかもしれませんが、ゴミはどの家庭からも一定量出ており、なかなか抑制することが難しいところです。
しっかりと整備を進めることで、クリーンな遠軽町が続いていってほしいものです。
子ども広場整備事業 4億179万円
遠軽町の子育て世代が心待ちにしていた屋内遊戯施設である子ども広場が遂に令和5年度に完成を致します。
オープンは令和5年末から令和6年初めを予定しています。
現在、屋内の遊具の選定について進めているとのことですが、方向性については概ね固まったとのことですので、議会に説明された資料を行政に許可をいただいたので、公開します
※遊具の内容については、子ども子育て会議の意見や行政内の検討状況により、大きく変更する場合がございます。
ちょっと画像で見ると小さくみえるかもしれませんが旧ふぁーらいと内に整備をするのでイメージ画像より、かなり広く感じられるかと思います。
現役で子育てをするお母さんの要望も取り入れ、図面には直接的な記載はないですが、ロッカーや授乳室、会議室などの整備も予定されています。
是非工事完了をお待ちください(*^-^*)
新庁舎建設基本・実施設計業務委託 2億1340万円
遂に建て替えに向けて動き出した遠軽町の新庁舎建設事業。令和5年度はどのような建物にするかの設計を行います。
現在の検討状況としては、
①建築費を抑えるために消防庁舎との合築を行う。
②現庁舎の前庭に建てる。
③現在別の施設内にある教育委員会と保健福祉課も新庁舎に集約する。
④ランニングコストを抑える為、エネルギー対策を講じた庁舎を目指す。
大体このようなところを基本に大きさや配置を決めていくところです。
本年中には大体の内容が決まってきます。
町民サービスの向上や災害時の対策本部としての機能をしっかりともっていただけるように、工事着工まで議論を深めていきます。
遠軽町図書館改修事業 1億5173万円
遠軽町図書館については1995年に建設され、今年で築28年を迎えます。
ここまで大きな改修を行ってこなかったことから、利用者の利便性を向上させるため、今回改修を行います。
内容としては、駐車場の改修やトイレの改修、幼児コーナーの設置や会議室の設置など、全ての世代の方が使いやすい図書館を目指します。
完成した際には是非足を運んでください。
他にも、工事費が大きいもの【橋脚の修理や町営住宅の改修工事】などがありますが、今回のNOTEでの説明を割愛させて頂きます。
事業の主なものは以上になりますが、各種イベントや行事は様々予定されています。
令和5年度は、姉妹都市であるブラジルのバストス市との姉妹都市提携50周年の交流や、遠軽町の白滝遺跡群出土品の国宝指定に関わる各種催しや国際黒曜石大会なども予定されており、グローバルな事業が目白押しの一年でもあります。
是非楽しくアフターコロナを満喫しながら、日々の生活に輝きと喜びを持ちながら生活を送っていきたいものです。
町内に住む皆様が、厳しい社会情勢化ではありますが、物価高や燃料高が一日でも早く安定し、落ち着いて生活ができることを切にお祈りしています。
令和5年度は、もう少しNOTEでの投稿も増やして情報発信に努めていきたいと思います♬
以上、秋元直樹の『令和5年度の遠軽町の予算は!?』でした。