#経営
「文系」のスタートアップ経営: CCCC = Clear, Concise, and Compelling Communication でどう役に立てるか?
この記事では、先日投稿したどうやってスタートアップに「潜り込む」…というか「価値を認めてもらうか」につき自分なりのアプローチを記した以下の記事中の③「ストーリー基点」について補足というか少し違う視点から掘り下げています。
キーワードはCCCC = Clear, Concise, and Compelling Communication [1]。
科学者ないし技術者としての正式な教育・訓練を受け
スタートアップに「潜り込む」三つの道
一般的に「文系」に分類される経済学部出身で、シリコンバレーのスタートアップでは必ずしも評価されない「素のMBA」しか持っていない「トリプル・ネガティヴ」な自分が「(アメリカで)テクノロジーを核としたビジネス」に潜り込んでどうにか経営分野で存在基盤を確立できたのは曲がりなりにも「まず役に立つ」ことができたからです。
そんな橋頭堡となるような「最初の貢献」というか「侵入・侵襲経路」は以下の3パターン
お金そして人生の投資、どう判断する?〜2つのスタートアップを比べて
私のサンフランシスコベイエリアでのキャリア中、経営チームの一員として「どっぷり」5年半働いたスタートアップがあります…いやありました。過去形な理由はこれから言及しますが、以下X社とします。
[X社での経験はご挨拶代わりの記事にリンクがあります。]
先日、そのX社での同僚、結局最初から最後まで唯一共に働いたデータサイエンスのヘッドだった友人が「自分がアドバイザーを務めるスタートアップの創業者CE
「私の非・履歴書」(前編)
ここまで数回書いたものをお読みになって
「こいつは一体どんな資格でものを語っているのか?」
と疑問に思われた方もいるかと思います。
「過去に書いたもの読んでください」
と済ましてしまいたい誘惑にも駆られるのですが、初めて私の書き物に触れる方も多い中流石にそれは不親切だと思い、またこれまで語ってきた経験をでも違った視点で整理したら自分とっても、また再度読む人にとっても新たな発見があるのではな
「私の非・履歴書」(後編)
【前編はこちら】
MBA留学、そしてベイエリア残留
この銀行で5年働いたところで、縁あってアメリカにMBA留学する機会を得ました。今となってはなんと言われても仕方ありませんが、その時点では「アメリカに残る」ことは考えておらず卒業後は同じ職場に戻る予定で「その後また海外に出るための基盤づくり」と考えていました。
ここで志望校を決める際に決め手となったのが前述の「銀行はIT産業」発言です。お恥ず
「経営って何?」~姪からの問いに答えて
東京在住で都内の私立女子高校三年生の姪から先日こんな問いをLINEで受けました。
(ある大学の)経営学部に「なぜ経営学を学びたいのか」と志望動機を書いて提出するのだけど、伯父ちゃんはどうしてMBAを取ろうと思ったの?またどうして経営コンサルタントになろうと思ったの?コンサルタントとして得るものややりがいって何?経営コンサルタントとして働けて楽しい」と思う瞬間はある?楽しくなくてもやりがいを感じた