#サンフランシスコベイエリア
米国の大学エンダウメント運用は「長い目で(金持ち)勝つ」〜スタンフォード大学の財政収支と寄付金運用
以下は先日Facebookに連続投稿したものに若干加筆・編集した上でこちらに掲載しています。
何回かに分けて投稿する中でいただいたコメントに触発されて話が膨らんだり深まっていったため、一つの文章としてではなく「まとめ」的に読んでいただく方が良いかな、と思い「小見出し」をつけてオリジナル掲載時の各回の区切りとしています。
【序:なぜこんな話を?】
この1年ほど、長年の友人である日本の某国立大学
お金そして人生の投資、どう判断する?〜2つのスタートアップを比べて
私のサンフランシスコベイエリアでのキャリア中、経営チームの一員として「どっぷり」5年半働いたスタートアップがあります…いやありました。過去形な理由はこれから言及しますが、以下X社とします。
[X社での経験はご挨拶代わりの記事にリンクがあります。]
先日、そのX社での同僚、結局最初から最後まで唯一共に働いたデータサイエンスのヘッドだった友人が「自分がアドバイザーを務めるスタートアップの創業者CE
「私の非・履歴書」(前編)
ここまで数回書いたものをお読みになって
「こいつは一体どんな資格でものを語っているのか?」
と疑問に思われた方もいるかと思います。
「過去に書いたもの読んでください」
と済ましてしまいたい誘惑にも駆られるのですが、初めて私の書き物に触れる方も多い中流石にそれは不親切だと思い、またこれまで語ってきた経験をでも違った視点で整理したら自分とっても、また再度読む人にとっても新たな発見があるのではな
「私の非・履歴書」(後編)
【前編はこちら】
MBA留学、そしてベイエリア残留
この銀行で5年働いたところで、縁あってアメリカにMBA留学する機会を得ました。今となってはなんと言われても仕方ありませんが、その時点では「アメリカに残る」ことは考えておらず卒業後は同じ職場に戻る予定で「その後また海外に出るための基盤づくり」と考えていました。
ここで志望校を決める際に決め手となったのが前述の「銀行はIT産業」発言です。お恥ず