「草」って言っていいか不安だった入社前の僕に贈る。フルリモート企業の社内コミュニケーションの「ノリ」を答え合わせしてみた
こんにちは。株式会社Helpfeel テクニカルライターの宮原と申します。
*自己紹介はこちらから▷深夜徘徊していたらテクニカルライターになった話
突然ですが、「フルリモートの企業って、どんなノリでコミュニケーションを取ってるんだろ」と気になったことはありませんか?僕はとてもありました。
フルリモートへの不安
Helpfeelは全メンバーがフルリモート・フルフレックスで就業しています。
その旨は採用情報にも当然書かれていて、選考中も頭では理解していました。
しかし、いざその環境になってみないと「自分ごと」として認識できないものですね。入社直前になって、はじめてリモートワークへの不安に気づいたのです。
封じられし関係構築方法
ビジネススキル全般が圧倒的に不足している僕がこれまで会社員をやってこれたのも、ちょっとした雑談を積み重ねて社内の人間関係を構築して、助けてもらってきたからです。
関係構築のため、具体的につぎのようなアクションを行なっていました。
喫煙者の場合、喫煙所に行く時間帯をリサーチして、偶然を装いつつタイミングを合わせて通い、食いつきそうな話題を振る
非喫煙者の場合、行動パターンをリサーチして、偶然を装いつつ給湯室・社員食堂・よく歩く廊下などで鉢合わせて、わずかな会話を積み重ねる
部署へのホワイトデーのお返しに、ピエール マルコリーニやジャン=ポール・エヴァンなど、銀座の有名チョコレートショップでマカロンを大量に仕入れて配布
誤ったリソースの使い方ともいえる、姑息なテクニック。
でもさぁ…!それが…フルリモートじゃ、封じられちゃうじゃん…?!!
喫煙室も廊下も給湯室もホワイトデーも、何もないから…!!
全員ディスプレイの向こう側にしかいないという現実によって、絶望の淵に立たされた僕。
さらに、Helpfeelでは、Slackや自社開発の情報共有ツール「Scrapbox」を使ったテキストベースのコミュニケーションが深く根付いているとのこと。
テキストベースなら「ちょww待たれよwww」とか打って、距離詰めてもいいのかな?リモートワークの「ノリ」ってどんな感じなの?
襲いかかる不安が影響して、カジュアル面談や選考を通して聞きかじった情報をもとに、「Helpfeelって、こんな感じなんじゃない?」という想像が膨らんでいきました。
入社前に想像していたHelpfeel 社内コミュニケーション例
想像1.ミスに対する指摘が独特なんじゃない?
Helpfeelはシリコンバレー創業という歴史があります。
また、主サービスのひとつであるスクリーンショット・動画共有ツール「Gyazo」は、国内よりも海外のユーザーに広く利用されているとのこと。
現在スタッフの多くは日本人の方なので、とくに英会話スキルが必要というわけではなさそうですが…、もしかしたらメンバーの感情がたかぶると海外っぽいニュアンスが飛び出るのでは……?
想像2.ちょっとボケてみても、冷静なツッコミが待ち構えてるんじゃない?
世間知らずな僕でも知っているあんな企業こんな企業から集いし、光の戦士ことHelpfeelメンバー。
ロジカルシンキング・コスパ・タイパを突き詰めながら栄光の架け橋を全力疾走した結果、彼らは小ボケをクールに処理していくんじゃないかなって。
実際の社内コミュニケーションの様子で答え合わせしてみる
こんな想像をしながら不安を抱いた、1年前の僕。
実際どうだったのか、答え合わせをしていきましょう。
「想像1.ミスに対する指摘が独特なんじゃない?」の答え合わせ
まずは「新メンバー顔合わせ会」での一コマです。
テクニカルライターチームに新メンバーが入社した場合、Google Meet上でメンバーがひとりずつ自己紹介する、という催しをかならず開いています。
あらかじめ用意したScrapbox上の自己紹介文を共有したうえで、話を聞いているメンバーはページに随時コメントを自由に書いていく、そんなニコニコ動画っぽい楽しみ方ができる流れです。
自己紹介には毎回異なるトークテーマを1~2個設定しており、この回は「自分のマイルール/ルーティンは?」というテーマでした。
僕は「朝と寝る前にリコピン接種」と書き、自己紹介時にそのルーティンについて話しました。
すると、
気づかなかった「摂取」を「接種」に間違う天然ミスを、いい感じの流れで拾いあげてクロージングしてくれるチームプレーを披露。優しい世界。
正解:独特どころか、まるで普通の会話のように自然かつ上質な指摘をいただける
「想像2.ちょっとボケてみても、冷静なツッコミが待ち構えてるんじゃない?」の答え合わせ
つづいて、テクニカルライターとカスタマーサクセスによる定例ミーティングでの一コマです。
関係性が深いチーム同士、業務で気づいたノウハウ・疑問・要望などを共有しています。
ある回で、ライターチームのひとりがアナログな手法で問題を解消していたと、突然カミングアウトしました(パスワードなど機密情報に関する取り扱いではありません)。
みんな、草生やすの大好きじゃん。
ちなみに、「唐突の物理技で草」ってコメントしているのはテクニカルライターチームのリーダーです。
真っ先に「wwwww」って打ってるの、カスタマーサスセスチームのリーダーだし。
正解:みんなからフランクなツッコミをもらえて、ワイワイしちゃう
答え合わせをしてみて
よかった〜草生やし放題だった〜
変なクセのあるコミュニケーション文化とか全然ないし、気楽に思ったこと言える〜〜〜
いまにして思うと、はじめての環境に不安を感じるのは当たり前のこと。
でも、自分が考えるような最悪のケースはそうそう起こらないものなのかもしれませんね。
さて、こんな余計な想像をしてしまう心配性な僕でも、毎日楽しくのんびりメンバーとコミュニケーション取りながら働ける株式会社Helpfeelは、幅広い職種で積極採用中です。
興味関心を持っていただけたら、まずはお気軽にカジュアル面談からお声がけください!