宮仕えは麻薬。将来は収入を多角化して、自立を狙う。
"ミレニアル投資家"の本をのぞいてみたら、労働は麻薬、というフレーズを見つけた。
労働は麻薬、とは名言である。
この場合の労働は、宮仕えの意味だろう。
そこでは労働者は、勤務時間と就業場所に縛られている。
私見では、昨今の情報社会において、価値を生み出すことと出勤していることには、本質的な相関関係はない。
それでもとにかく、職場にいること。
それだけは守った。
そして、月給の遅配など一度たりともなかった。
ありがたいことであった。
まさに麻薬である。
自分の才覚で稼ぐ、という気持ちが希薄になった。
職場の人間関係の我慢料が、月給なのだと言えなくもない。
それは言い過ぎとしても、職務を遂行するのは、せいぜい月給の半分くらいじゃないのか。
利益が数値化できない、自分の仕事のような場合は特に。
自由に、自分のウデ一本で稼ぎ暮らしていく。
憧れるが、そんなに甘いものじゃないんだろうな…
でも、投資と退職金と年金のハイブリッドに加えて、将来は好きなことでお金をいただきたい。
具体的には、文筆と翻訳で。
収入の多角化である。