ウイスキー きみまろ 白楽天 蘇東坡
ひとり静かに部屋で飲む。
前は日本酒かワイン。
最近飲み始めたのが、ウイスキー。
男なら、ウイスキーを飲まなきゃダメだろう。
本でこんな文句を読んで、乗せられた訳で。
今日という日を、どう生きたか。
世に阿ることはなかったか。
反省するのに、ウイスキーほどふさわしい酒はないそうです。
で、自分もそうやって孤高を気取ってウイスキーを始めました。
でも、結局"きみまろ"のCDを聞きながら、ダラダラ飲むようになりました…
ジョニーウォーカーの赤、ホワイトホース、ティーチャーズあたりを水割りで。
ウイスキーにしかない酔い心地があって、それを楽しみに毎日働くようになりました。
帰ってウイスキーを寝酒でやるぞ。
世間も家庭も、その時間だけは自分の邪魔はしない。
白楽天とか蘇東坡なんかも読むんです。官と隠の間を生きた役人で詩人の二人。
ご両人とも、酒は大好き。
ウイスキーも、きみまろも、白楽天も蘇東坡も、陰気にならないのがいい。
しみじみ悲しみに浸るが、でも、楽しいこともある。
ほろ苦く甘い、二つの人生の味わい。
片方だけじゃ、わからない味。