「学力」というニーズ
私は、世の中で「良い学校」と言われるモデルが、段々と変わってきていると感じている。
20年前と比べたら、オルタナティブな教育に関する認知度は「桁違い」だ。と言うと、「いやいや、まだまだ伝統的で前時代的で古臭い教育が主流ですよ」なんて過激な声が聞こえてきそうでもあるけれど、でも、ちょっと考えてみて欲しい。
フィンランドの教育が注目され、その後はアクティブ・ラーニングという言葉がぱっと広がり、GIGAスクール構想もあった。そして、公立でもこういう学校が出てきた。
「こういう教育もある」ということへの認知度で考えれば、0.数パーセントだったものが一桁パーセントを越え、二桁になっているんじゃなかろうか。根拠の薄い勘でしかないけれど、認知度は桁違いに高まったと言っても全くの出鱈目ではないと思う。そして、オルタナティブ教育や学校を「良い教育・良い学校」の理想像と考えている人は、確実に増えているのではないだろうか。どなたか、ちゃんとしたデータを知っていたら教えください。
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