ボクが 北大起業クラブ を 1週間で 退部した 理由

【はじめに】
  僕は、この投稿で、学生であれ、社会人であれ、いち個人を糾弾するつもりはありません。(辛辣な言葉で書いているかもしれませんが、一応)
  また、この投稿によってそのような「個人攻撃」の流れになることも全く望んでいません。事実の経過と僕の考えたこと・主観とを書いていき、この話題に興味を持った方になるべく様々な視点を持ってもらうこと、そして最終的には【北大起業クラブ】という組織と、その体制の問題が共有され、適切に対処され、状況が正されることを望んでいます。

中盤に事の経緯や、その時の僕の考えを述べていますが、手っ取り早く最後の【起業クラブへの不信】を読んでいただければ、僕の主張が書いてあります。

【北大起業クラブとは?】
  北大起業クラブ
twitter: https://twitter.com/hokudai_birth
FBページ: https://www.facebook.com/hokudaistartup/

  北大起業クラブと謎の関係の「株式会社BIRTH」
HP: http://birth0209.wp.xdomain.jp/

北大起業クラブとはなにか?

2018年10月10日に行われた入部説明会の動画です↓
YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=uxszupxI9lE&t=92s

【僕が入部してから退部するまでの事の起こり】
①10月10日の上記の動画の説明会に参加、入部申し込みをする。
②10月11日メールで入部許諾の連絡が入る。送り主は起業クラブの社会人部長であったが、「株式会社BIRTH代表取締役社長」として、株式会社BIRTHのメールアドレスから直々に許諾される。
⇒その後、FBで友達申請や起業クラブメンバー専用ページへ招待を受ける。
③10月15日(月)より、入部したての僕は、北大起業クラブの既存メンバーとともにプロモーション活動(ビラ配り)をするよう依頼される。なお、これまで直接メンバー、社会人部長と話す機会は一切なし。
④10月17日、ビラの画像を自身のFBで投稿。学生・社会人を問わず多くの人から不審がる返信コメントが寄せられる。
⑤その後、twitter上で炎上が始まる。
⑥炎上に関して、プロモーション活動をしていた起業クラブメンバーのメッセグループへ報告し事実を共有。
  (④~⑥までが10月17日の出来事)
⑦翌日10月18日の夕方、twitterで話題になっていた「不謹慎マン」さんのツイートを北大起業クラブアカウントが『北大起業クラブの社会人部長と不謹慎マンさんの対談をしてはどうか』といった旨でリツイート。
⑧リツイートを発見した僕はメッセグループへ報告し、その後、リツイートは削除される。リツイートした一件を巡り、メンバー内(ボクと他メンバーという形)で北大起業クラブに関する様々な疑問・不審点が議論される。
⑨メッセグループに社会人部長を招待し、僕が直接これまで感じたこと・疑念を投げかけやり取りする。
⑩最終的に、自身の判断で、北大起業クラブを退部する。

【事実とともに僕が感じたこと・考えたこと】
①入部説明会だけでは、北大起業クラブの実態、体制、各メンバーの力関係が見えない。
 ⇒「怪しい、胡散臭い。ひとまず入部して状況を確かめてみよう。」

②ビラ1枚見ただけでわかること。適切な広報活動ができていない。
 ⇒「学生個々人の能力に疑問。チームでディスカッションできているのか?対等な関係性があるのだろうか?」
 ⇒「メンバー内でも意思統一が図られていない。そもそも学生たちは、この北大起業クラブについてどこまで知っているのか?」
 ⇒「社会人部長はメンターの役割を果たせていない。その他にだれか指摘する人はいないのか?大学側の責任者はいるの??」


▶判断:『FBに投稿した方が、知らない人にも状況を周知できるし、冷静な意見をもらえるだろう。』
▶思惑:『炎上に対するメンバーの反応で、ある程度メンバー内の力関係や実態が見えてくるかもしれない。』

【炎上後、メンバーやメッセグループ内の反応から見えたこと】
●twitter上で指摘されている疑問点については学生自身も知らなかった。その中で勧誘を行っていた。どこまでが大学公認かすらもわからない。
●メンバー内には社会人部長に心酔している者もいれば、懐疑的な者もいた。
●問題を客観視してディスカッションする力も、個々人でバラつきがあり、差が大きい。
●対等な関係性構築は不十分。社会人部長をトップに学生が続く力関係になっており、全く『学生主体』ではない。
●友人に指摘され気付いたが、株式会社BIRTHのHPがスッカスカ過ぎる。まったく社会から信用を得られるような作りになっていない。

【起業クラブへの不審】
①複数の疑問点・不明点があり、それらについて学生へ信用に値する十分な説明をできていない。

②学生個々人の能力に大きな差があり、起業を目指す!という割には、メンターのサポートがない現状。

③株式会社BIRTHのHPからは、起業クラブと銘打って、入部説明会で話した年間計画を実現できるだけの現実味を感じない。

④炎上状態は悪化する可能性もあり、SNSで学生が個人攻撃される危険性もある。社会へ信用を得ることの重要性を一番に認識しているはずの社会人部長であれば、きちんと内外に対して十分に説明すべきである。

⑤上記の点を指摘したことに対して、社会人部長からは「基本的には入部説明会を聞いて入部してもらっており、合わないのであれば退部してもらって構わない」との返答を受ける。

▶起業クラブ・株式会社BIRTH、そして社会人部長に対して、強い不信感を持ち、退部を決意する。

▶退部前、最後に、「学生がこのようなケースで安価な労働力や詐欺まがいのグレーゾーンで利用されるケースは、社会人部長であれば目にしたことがあるはずで、ならばなおのこと、しっかりと内外に信用を得られる説明をする必要があるはずである。」と伝え、メッセグループを退出しました。

【最後に】
  なぜ、ここまで『北大起業クラブ』にこだわるかと言えば、その一番は、「北海道大学と小樽商科大学の起業家養成プログラム EARTH on Edgeの一部公認を得ている」と謳っているからです。
  社会的には「大学公認」という認識で、多くの人が捉えているのではないでしょうか。

  なかよしクラブ・非公認サークルであれば、学生の自由意思でどのような顛末になろうと構いませんが、これは大学側の監督責任問題にも発展しかねないのでは?

  学生を対象としたプログラムとしての骨子はなく、成果を期待できないどころか、学生がいらぬ危険にさらされる組織体制と人選には疑問です。

          以上!!