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展覧会レポ:ガーディアン・ガーデン「岡﨑ひなた展"空蝉ミ種子万里ヲ見タ。"」

【約1,800文字、写真約15枚】
銀座のガーディアン・ガーデン(以下:GG)で開催している岡﨑ひなたさんの個展に行きました。その感想を書きます。

結論から言うと、銀座に行った際はサクッと立ち寄れるためおすすめです。良かった点は、1)コンパクトな規模感、2)無料、3)岡﨑ひなたさんの映し出すノスタルジックな日常感でした。リクルートが運営しているので、クオリティに一定の安心感がある点もポイントです。おすすめ度は★3。

▶︎ GGへのアクセス

GGは銀座7丁目にあります。銀座ウエスト本店の近くです。入り口が分かりづらいですが、大通り沿いを歩いていると見つかります(私はビルの裏に回ったりするなど、少し迷ってしまいました)。

銀座7丁目ビルには、リクルート系のオフィスが入っています
GGの入り口
地下1階のエントランス

▶︎ GGについて

ギャラリーのロゴ

GGとは、

株式会社リクルートホールディングスは、社会貢献活動の一環として、東京銀座にクリエイションギャラリーG8とガーディアン・ガーデンの2つのギャラリーを運営しています。(略)ガーディアン・ガーデンは、若手クリエイターに表現する「機会」と「場所」を提供しようと、1990年にオープンしました。グラフィック、写真を中心としたコンペティション・ギャラリーとして、公募展を中心に活動を展開しています。審査員には各界の第一線で活躍するクリエイターの方々をお招きし、長期的視点に立った新人の発掘育成にあたっていただいています。

公式サイト

要は、リクルートHDが運営する「若手アーティストを発掘するコンペティションギャラリー」とのこと。一部屋で構成されており、面積は約53m²とこじんまりとしたギャラリーです。GGは、ヒューリック銀座7丁目ビルの地下1階に位置しています。2012年にリクルートがヒューリックに銀座7丁目ビルを売却した後も、ヒューリックから賃貸を続けているようです。

リクルートといえば、リクナビやゼクシィ、タウンワークなどを思い浮かべます。印刷物やweb媒体のビジネスは、お客様の目を引き、分かりやすく伝えるデザイン性が必要不可欠。業界を発展させるために、このようなギャラリーをリクルートが運営するのも納得感があります。

▶︎ 「岡﨑ひなた展"空蝉ミ種子万里ヲ見タ。"」

今回の展覧会は、第25回写真"1_WALL"グランプリ受賞者個展です。"1_WALL"とは、2009年より開始したGG主催の写真とグラフィックデザインのコンテスト。そして、今回で最後らしいです…。

会場の風景

写真には、和歌山の獣、植物、人、魚、海、山が映されています。この当たり前の風景や自然はどこか懐かしさを覚えます(私は勝手に日常系と呼んでいます)。私は今、東京圏に住んでいますが、私も似たような場所の近くに住んでいたことがあります。東京圏は便利で欲しいものは簡単に手に入ります。しかし、この和歌山のような自然も好きです。

彼女の写真を見ていて、さまざまな場所の価値観や感情を知っていることが大切だな、と感じました。私の子供にも色んな場所に連れて行くことで、何かしら感じる後押しをできたらいいな、と思います。

メインビジュアルの写真。牛?
映画「すずめの戸締まり」で同じようなシーンがありました
左のような普通の家の風景は、いい感じに郷愁を覚えます
この作品が一番好きでした。卒業式、ガニ股、短いソックス、茶髪。それぞれいい味出てます
帰る時は、出口で紫陽花が出迎えてくれてスッキリした気分になれました

▶︎ まとめ

いかがでしたでしょうか。私は初めてGGに行きました。無料だし、一部屋でサクッと見られるのでおすすめです。リクルートが運営しているのも、一定のクオリティが担保され、安心できるポイントです。銀座に行く際は是非!

▶︎ 補足

展覧会名:岡﨑ひなた展「空蝉ミ種子万里ヲ見タ。」
場所:ガーディアン・ガーデン
おすすめ度:★★★☆☆
会話できる度:★★★☆☆
ベビーカー:ー
会期:2023.5.23 火 - 6.24 土
住所:東京都中央区銀座7-3-5 ヒューリック銀座7丁目ビルB1F
アクセス:銀座駅から徒歩約15分
入場料(一般):無料
事前予約:不要
展覧所要時間:約10〜15分
混み具合:ストレスなし
展覧撮影:すべて撮影可能
URL:http://rcc.recruit.co.jp/gg/exhibition/ph25-hinata-okazaki/ph25-hinata-okazaki.html

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Naota_t
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