展覧会レビュー:森山大道の東京 ongoing@東京都写真美術館
「アレ・ボケ・ブレ」を得意とした森山大道氏。スナップショットで撮った写真でも、簡単に真似できないような経験の差が1枚1枚に現れていると思った。
私の目指す写真像として、ロベール・ドアノー的な、梅佳代的な、森山大道的な写真も撮りたい。誰でも遭遇するような日常なんだけど、他者とはちょっと違った切り口で、その写真を見た人がハッとしたり、エスプリを感じてクスッとしたり、「いいな」と思えるような、そんな写真。
特に、この展示の最初に飾られているシルバーゼラチンプリントのゾーンは写真がアートだということを再認識できたような空間で好きです。
来年には、東京オリンピックが開催されますが、そんな時には、日本のアートや写真が世界から再評価されればいいな、と個人的には願っています。
あと、館内にはスタッフさんがフェイスガードをして、通常と同じくらい(より多い?)の数で働かれていて、ちょっと異常な感じがしました(^^;
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