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展覧会レビュー:「ルートヴィヒ美術館展 20世紀美術の軌跡―市民が創った珠玉のコレクション」@国立新美術館

展示されている作品数(約150)も多く、有名な作品も多いことから満足度は割と高めだと思う(入場料はちょっと高い印象)。
静かに鑑賞する雰囲気が強いので、子供にはちょっと不向き。

ルートヴィヒ美術館展とは、ドイツにあり、ルートヴィヒ夫妻が作品を寄贈したことから始まり、市民の寄贈を元に形成された美術館。
主に20世紀から現代までが作品のスコープで、ピカソの作品数は世界3位であることに加えて、ファインアートだけでなく、現代アートも多数所蔵されている点が良かった。

ジャクソンポロックやドナルドジャッド、アンディウォーホルに加えて、私の大好きなルーチョフォンタナの「空間概念 期待」も見られて嬉しかった。

その他に印象に残った好きな作品は、スーラみたいなマッケ「公園で読む男」、パキッとポートレイトを撮ったアウグストザンダー「菓子職人」、無機質さが格好いいドナルドジャッド「無題」など。

なお、館内は1点を除いて撮影不可。
2,000円はちょっと割高な印象。輸送や人件費の高まりが、入館料にも跳ね返っているのか…?


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