金比羅山を登ってから営業
1/1に初めて登山して
次はいつにしようかと思って
タイミングを狙っておりました。
登山と言っても
登山好きが登るような
本格的な山ではありません。
今回は2回目なので
こないだは下山ルートを変えたので
その場所から登ってみる事にしました。
登山や山に知識はありません。
当たって砕けろの精神ですが、
無理をするつもりはありません。
水とおにぎり1つを持って
仕事前には店に戻るスケジュールで登ります。
低山ではありますが、
山ですのでなかなか険しい道のりです。
ジブリの世界と言えば大げさですが、
やはり神秘的な感じがします。
この山が私有地なのか?国有地なのか?
誰が管理する土地なのか分かりません。
秋川を綺麗にする活動は個別の団体で
清掃活動があります。
この山は登っていても
綺麗だと思います。
そうは言っても下の方で
ゴミは目にする場所がある。
素人が山道を外れる事は危険なのでしませんが、
山の清掃活動をイベントに組み込んだ山歩きなんてのも
誰かが企画しても良いと思いました。
そうは言っても
あきる野市五日市は綺麗な場所です。
土地の人の土地への愛情を感じる。
これだけ誰でも来れる山だって
こんなに綺麗なんですから。
急な登りで息が上がりながら
体温の上昇も感じます。
このルートけっこうきついです…
私のフィールドテストは
これまでに作ったプロダクトと、
現在製作中のサンプルのコンセプトが
マッチしてるかの確認です。
やはりポーラテックの最新素材は
プロスペックですので日常着としても、
このような環境でも実感できる性能です。
シダ系と杉林を抜けると
今度はちゃんと道になります。
が、ここからがもっときつい。
写真で見るとそれほど急に見えませんが、
体感としては40度って感じです。
1月としては気温も高く、
寒さよりも汗をかかない調整に気を使う。
レイヤーも今年は作る必要がありそうです。
しかし
山ってのは綺麗です。
そんな気持ちの余裕を持つ事が
気分転換なんでしょう。
今日の目的地まで到着。
前回の経験からどのくらい登ると
ここに着くのか分かってるので
さあどうしよう。
前回、行ってない方向に行ってみます。
すると良い感じの岩。
帰ってから調べると
金比羅山の天狗岩だそうです。
そもそもの土地勘、情報がないので
ある程度は感で行くしかない。
ここまで来ると国立公園に入っています。
青梅の先、御岳の山にも繋がってるようですが、
かなり準備しないとダメな距離だと言うのは
私でも分かる。
御岳方向の山道にとてつもなくでかい倒木。
とりあえず見に行って見る。
この登山には裏テーマもありまして
カブトムシやクワガタがいそうな場所探し。
この山には杉、松のような木が多いので
探してる木はこれまでのルートには無さそう。
初ルートでやっとどんぐり系の木を見つける。
管理山だからなのかもしれませんが、
杉と松がメインだった下の方から
上の方にはどんぐり系と桜の木を目にするようになる。
この土地は林業の町でしたので
山の使い方が林業仕様なのでしょうかね。
私が探してるのは雑木林。
カブトムシやクワガタが集まる
樹液の出る木が集まってる林の情報があれば
地元の方、教えてください。
ここから山の作りが変わったのは
この山道の感じからも伝わるでしょう。
そうか、
ここまでのルートは山登り。
この山の頂上まで来たから
ここからは横移動なんだ。
登山って登りはきついだけ。
この横移動の気持ちよさこそが
登山の魅力なんではないか?
知識ゼロの登山は面白い。
そんな気持ち良さを味わいながら
どこまで進むかは時計とにらめっこ。
不安に感じたら戻れば良い。
戻る時間を考えながらですが、
横移動は実に気持ち良い。
そうは言っても
全く知識のない登山は
皆さんにはお勧めしません。
何かのポイントで折り返そうと
スタスタ歩いていると
よく分からずに低山だと言った金比羅山は
この地点で468mだと判明。
この先で何か人工的な部分があるなあと思ったら
駐車場はないが車道を発見。
ここで折り返そうかと思ったが
何か工事のような音がするのでちょっと進んでみる事に。
鳥しか見てませんが、
もちろん熊の看板があります。
間違いなくいるんでしょう。
次の宿題にしようと見ていませんが、
もしからしたら林道があるのか?
そうなると小排気量のオフロードバイクを
買わないとダメって事になりますね。
登山道はまだまだ続くのですが、
これより先はさらに険しいので
今日はここまで。
来たルートを戻って
ちょっと別道にしたら天狗岩の裏に。
一回の調査で多くの情報を得る為に
同じ方向に行きそうな道はトライします。
一人調査兵団ですから。
山頂に東屋があるんですが
そこからの眺めがスコーンと抜けて
最高に気持ち良いです。
登りに比べると下りは早い。
私は膝が悪いので下りはきつい。
登りの半分以下の時間で
下って一瞬だけ休憩。
今日の相棒はメレル。
ベアフットと言うソールが薄くて
無駄なクッションが無い素足系の靴です。
指を使って歩くと言う
最近のスニーカーにはない構造です。
現代人は靴の性能が上がりすぎて
その結果、足の力をどんどん使わなくなっている。
これもテストです。
プロダクトの性能と
それが自分とマッチするのか?
私は靴が好きです。
横の繋がりがないと買えないようなスニーカーを
自慢げにSNSに上げるのとは全く別。
普通に売ってるメーカーの底力を味わう。
インラインってのはメーカーの力ですから。
最近は普段からベアフットモデルを愛用しており、
もう1足は普段用でローカット履いています。
岩場でなければこのくらいの靴で十分なのも
低山の魅力でしょう。
インラインと言ったがこの靴は
日本未発売カラー。
ブラックは2年くらい前に日本でも販売されていたので
探せばまだ売ってるかもしれません。
この靴はシューレースが
もともとコードシステム。
なんですが、
ただの紐ではこのシステムの意味がない。
ゴムのショックコードに交換して
自分仕様にしています。
クイックシステム化は
紐ではなく、ゴム紐である事がミソです。
40度と思うような下りが
この山で一番きついかもしれません。
もう膝はガクガク。
全身を血液が巡る感じを久しぶりに味わって
町に降りてきました。
帰りはこないだの行きルートを
ゴールにして無事に下山。
この坂もまた強烈です。
普通に帰っても11時のオープンには
ぜんぜん間に合います。
9時には山に入って、
10時半には下山できました。
小腹も減って団子食いたいと
帰り道の和菓子屋さんによって団子もゲット。
団子は小ぶりで上品なタイプ。
私の好みではありませんでしたが
団子以外のお菓子は好みでした。
団子は大きめで焦げの匂いが強い
荒っぽい団子が好きです。
中野さんがお土産で買ってきてくれる
世田谷の団子が一番好きです。
今度は別の和菓子屋さんに
自転車で団子ツアーも良いかな。
やはりあきる野市五日市は
私のやりたい事をやるのに最高の環境です。
仕事前に登山。
今日も同じ事をしようと思いましたが
昨日のダメージで身体中が筋肉痛と
ひどい疲労感。
もちろん断念しました…
昨晩は温泉に行こうと
つるつる温泉に行こうと調べたら休館日。
ならばと瀬音の湯に行ったら休館日…
今日は仕事終えたら温泉だな。
余談ですが
このブログを書いていたら
あきる野市の議員さんが来店。
年末には市長さんが来てくれたりと
この土地の方はフットワークが軽いです。
聞くと奥さんが来てくれて
興味を持って来てくれたそうです。
地元の奥様方が何屋だと
来てくれる事が多いので地道なロビー活動の先に
地元の方への浸透があるんだと思っています。
そんなリアルタイムでしたので
山道のゴミ拾い的な活動をして欲しいと
意見だけ伝えておきました。
その責任もありますので
山登りゴミ拾い企画がありましたら
参加したいと思います。
この街は本当に綺麗です。
民度と言うと表現が悪いですが
本当に土地の方の土地への愛情を感じる。
町にゴミが落ちてないって
ぜんぜん当たり前じゃないですから。
よそ者の私だからこそ
この町の良さを分かる部分もある。
この町を作っているのは
この町で生活を続けている地元の方の民度。
よそ者だから出来る事がありそうです。
まずはアメリカの田舎町を感じる
あきる野市五日市にアメリカンカルチャーを
自分なりに表現したいと思います。