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新作 スウェットベスト 先行予約スタート

先日、写真を掲載した
新作のスウェットベスト先行予約を
スタートしました。

あきる野市の五日市に来てから
企画したプロダクトはこれまで以上に
自らのライフスタイルを具現化したリアルです。

売るための服作りが
世の中の95%だと思います。

うちのプロダクトは
インディペンデントにしか出来ない
利益よりも大事な何かを表現しています。

私の愛用品を作る事だけが目的で制作した
1円もケチって作っていないプロダクトは
皆さんの愛用品にもなると信じて制作しております。

上手に作れたと思います。

サンプル着ていますが
シルエットがイメージよりも良い。

もっと野暮ったくて、
ダサいベストになる予定でしたが
すごく良いバランスに作れてしまいました。

ベストってダサいアイテムの代表格。

そう思っていますが、
好きなんですよ。

着る機会も多く無いから
作るのはって思っていたのが
首都部での生活からの感覚。

あきる野市の山間部に引っ越して
初めての10月後半。

無くなったと思われていた
秋がこの町にはありました。

そこで活躍してくれたのがベスト。

ちょっとした気温の変化に
最も簡単に対応する方法でした。

子供の保育園に行く朝、
迎えに行く夕方には特に必要性を感じました。

私の住む五日市は日照時間が長い。

と言う事は盆地のような
寒暖差が生じる。

この土地に住む人なら
うちのプロダクトがドンズバのはずです。

秋の重ね着から始まって、
現在の冬はと言いますと首都部より
3℃は気温が低いと思われます。

朝と晩はめちゃくちゃ寒いです。

もうお分かりですね。

冬はいつもの服に重ねて
部屋着としても大活躍です。

袖が無いので洗い物や掃除にも
全く邪魔をしない。

このユーティリティ性の高さも
ベストの魅力です。

写真では日差しで赤みが感じられますが、
このアメリカンドライのスウェット素材は
質感と風合いが抜群です。

これまでに数百枚の販売実績がある
当店のトレーナーと同じ素材です。

トレーナーをベースに
サイズ感を全て作り直しています。

重ね着でこの上から
アウターを着る事も多いでしょうから
脇下の広がりも考えて作っています。

実用性のポイントは
このポケットです。

ベストなのりリバース型のサイドパネル。

この服は構成パーツのほとんどがリブ素材ってのが
運動を考えて作ったうちらしい仕様。

見た目はすごくシンプルで
悪目立ちする箇所がないのが魅力。

寒い日はここに
カイロを入れるのも良いでしょう。

乾きにくさが嫌でパーカーを作らない。

それと同じ考え方で
ポケットの裏布にはリップのポリ素材。

乾くスピードへのこだわりが
洗濯問題との戦いです。

風合いと雰囲気と、
着心地と質感。

温かさはもちろん
このスウェット素材は
優れた生地です。

日常着へのこだわりが
当店プロダクトの根本。

そこに自分の生活のリアルを落とし込む。

自分で企画してるから
当たり前と言えば当たり前なんですが、
製作者がただの口出し役ではないって
実は当たり前ではありません。

東京の端っこから
作り手のリアルを押し付ける物作り。

今作も1円もケチらずに
自分が着るための服を作っています。

生地を買っていますので
制作数は確定しています。

先行予約スタートしましたので
皆様、よろしくお願いいたします。

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