NZ放浪記①〜牧場編〜
今はもう牧場をやめて、tekapoにいるんだけれど、牧場にいるときに書き溜めていたやつを投稿しちゃう!終わりかけの時に描き始めたものだけれど。
25日9月
牧場ごとで、やり方どころかワーカーの個性にも牧場色が出てて面白い。
前の牧場は、みんなジョークが大好きで喋り出したら止まらない。
仕事終わりに、みんなでなぜか集合しては二時間ぐらい空が暗くなるまで喋り通す。(誰も止まらないから)みたいなことが毎日あった。笑
ボスもすごく陽気でハッピーな人だったから、求人も「ユーモアがある人、求む!」みたいな
ここの牧場は、みんな結構静かなんだけど、ほんとーによく働く!掃除でも隅々まで積極的に綺麗にしたり(日本人もびっくり)、嫌な仕事を自分からやったり、私だけこんなとこ頑張ってるのアンフェアだな、って感じることがほんとーにない。
ボスは夫婦でやっているのだけれど、彼らも働き者で、私が忙しいと雑用とか掃除とか進んでやってくれる。ボスなのに。ありがたい、、、
どっちも、よしわるしがあると思うんだけど、私は圧倒的にこっちの方が好きだな〜
人も静かだけれどみんないい人ばっかり!ドラマがない!(この言い方は多分英語圏特有のものなんだけれど、no
Drama って言って、人同士がバチる、とか恋愛がはじまるとか、ゴシップで溢れているみたいな、いわゆるドラマでおこるようなことがない。)
でもみんなシャイだから、壁を破るのになかなか苦労する笑
毎日少しずつ小さな会話を重ねていくと、ちょっとずつ心を開いていってくれる。
最初の方とかは目を合わせないようにされてたけど、今日!なんと!同僚の一人から笑顔の「ハーイ、Nao:)」いただきましたあ!!快挙!
っていう話をパートナーにしたら、「なんかどうぶつの森の住人みたい笑 毎日ちょっとずつ話しかけたり、助けたりして、ポイント貯めてだんだん友達になる、みたいな」って言われて、確かに笑
でも面白いのが、ディナーを一緒に食べる時とか(お酒あり)、一対一でお酒を飲む時とか、みんなすっごい喋る笑
そんなプライベートなこと教えていいの?!みたいなことを教えてくれたり、ジョークを言い出したり。
そんで次の日仕事行くと、すん。みたいな😂
私「heyyy! how are you?」 「hi・・ (素通り、、、、)」 みたいな😂 難しいけど可愛い😂
まあ何が言いたいかって、みんないい人😁
真面目な話(仕事のやり方、何を重要視してるか、ビジネスの回し方)的にも、この牧場を見つけられて本当によかった。
3日10月
今日はこの牧場最終日。
ボスが最後の週だけ忙しいみたいで、一回も顔を見なかった。(スクールホリデーがあるって言ってた)
大ボス(私のボスの旦那さん。ボスは子牛担当、私が子牛担当だから。大ボスは母牛担当。)が「今日最後だよね?君が育てた子牛に私も妻もとても満足している、ありがとう」と言ってハグしてくれた!
ハグするような人ではないと思っていたから、ものすごくびっくりしたけど嬉しかったな〜
ボスもメッセージで牧場におらず会えないことの謝罪と、いつでも戻ってきな、と言ってくれた。
仕事中、結構衝突することもあったから、最後にそう言ってもらえて安心だな〜
子牛たちにも一人一人お別れの挨拶をした。
あんなに小さくてまともに歩けなかった子たちが、ミルクをやめて大人の牛みたいに草を食べ、群れを成して走り回ってる姿を見ると、泣きそうになる😭
元気に大きくなって嬉しい気持ちが半面、まだ赤ちゃんで私を頼り切ってた時が懐かしい気持ちが半面、、、、
立派になるんだぞ〜、、、
夜は、同僚みんなでピザパーティー!
ピザを手作りしてくれた彼は16時間断食をしていて、夜8時からは食べないらしいんだけれど、私たちが遅刻したため到着時間が夜8時(笑)
「今日は例外!」と言って一緒に食べてくれた( ; ; )
猫がすごい人たらしだった。
誰かの家に行って動物がいると、人間よりもそっちに夢中になってしまう。
帰り際に、私が牧場を出る前にもう一回やろう!と言ってくれて、急遽違う日にpot luck dayを設けることに!
それぞれがお気に入りの料理やお酒を持ち込み、仕事終わりにまたパーティー🎉
これまた美味しかったな〜やっぱり牧場に住んでいると、街で食べる機会が少なくなるからみんな自炊のスキルが上がるんだと思う、、、
ちなみに断食の彼はまた「例外」の夜でした笑