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私とスピリチュアル遍歴③
小学生の時に、「学研の科学」という、小学生向けの定期購読雑誌で、「与那国島の海底遺跡」という存在を知った。
その存在を知ってから、絶対に見に行こうと思っていた。
自然物なのか人工物なのか、この目で確かめたい!!!
…と思った。
…そう思ってから30年近く経ってしまった…。
40歳目前にしてようやく、本物を見に行った。
………
その日はお日柄も悪く、強風で白波が立っていた。
ダイビング船は揺れに揺れた。
インストラクターも
「今日は無理かなぁ」
とちょっと諦めムードだった。
私は心の中でただただ祈り続けた。
「どうか!どうか!!潜れますように!!!」
荒くれ海の中、私の祈りが通じたのかどうか、インストラクターは決心してくれた。
「行きましょう!!!」
荒くれる波、揺れまくりの船。
確かに、これは中止レベルかもー、と思いながら海底遺跡目指してダイブ!!
ドボンッ!!!
………
…波の下は、海上の荒波が嘘みたいに静かだった…。
そして…眼下に、海底遺跡が、それは静かに静かに、壮大に、横たわっていたのだった…。
その巨石から耳には聞こえない声が聞こえてくるようだった…。
何かを語りかけてくる巨石。
その巨石に命を感じるというか…大きな存在を、意思を、感じたのだった。
それは人工物か自然物かという議論を超越していた。
巨石は私に語りかけていた。
…それが、私が感じた真実。
…
もし、レムリアとか、ムーとか、そうゆう文明があったとしたら、ここはそれに関係してるんじゃないかな、と個人的には思ってしまう。
…………
…そんな与那国島で、
‘ツインソウル’
‘ツインレイ ’
と思えるような人と出会った…。
……のだが、三ヶ月で破局…。
自分が40目前の若くもない年齢であったこともあって、今までに経験ないくらい、それはそれはひどく落ち込んだ。
今思えば、その落ち込み、は、いわゆる、
‘浄化’
だったのかもしれない…。
来る日も来る日も、手放しと執着の間を行ったり来たり…。
苦しい日々だった。
本当に毎日泣き暮らした。
なかなか、手放ししきれない自分をどうにかしようと、催眠療法やらバーストラウマ療法やらライトワーカー講座やらツインソウルカウンセリングやら、とにかく気になるものは全て受けた。
あとは、自分がやりたいと思ったことは実行し、行きたいと思ったところできる限り行った。
…ドルフィンスイム、クリスタルボウル、宮古島、石垣島、出雲大社、天橋立、真名井神社、鞍馬寺、忍野八海、富士山、セドナ…。
気になることはやってみたり、行きたいところに行ったり、自覚はなかったものの、だんだん〝浄化‘’が進んだのだろうか。
…ようやく、手放しできたのだった。
……
落ち込みの渦中にいる時はよく、ツインソウル ・ツインレイ のストーリーを検索しまくっていた。
そのストーリーに、「サイレント期間・統合」、とあって、
「今はサイレント期間だからこれが終われば会えるだ!」
と思っていた。
…けれど、私の感想としては…。
サイレント期間は確かに浄化の期間であると思う。
しかし、統合は、それは相手との統合(再会)でなく、自分の中での統合だと思う。
このサイレント期間の苦しい日々の中で、何をやったかというと、やはり自分と向き合いまくった、ということだ。
それまで自分軸で生きていなかったことを再認識し、さらに、潜在意識に落ち込んで忘れ去られたインナーチャイルドとただひたすら向き合うのだ。
自分の中の男性性・女性性とあって、常に自分は合理的・論理的(男性性)に行動するばかりで、自分の感情や感性(女性性)を大事にしてこなかったことに気づいた。
子どもの時の孤独な自分、傷ついた自分を置いてきぼりにしてきたことに気づいた。
深い深い心の奥で母親との関わりが影を落としていることに気づいた。
そんな、潜在意識に落ち込んだ自分を意識して向き合った。
これは、ホ・オポノポノのウニヒピリに通じるものなんだと思うけど、もっと自分の内面に目を向け、自分の内面を中心に生きようとするようになった。
…日常生活に忙殺されていると、この意識もまた、つい忘れてしまいがちではあるんだけど。
……
与那国島の出会いが、ツインなんちゃらであろうと、なかろうと、それが私に大きな気づきの機会を与えたことは事実であった。
それから私は自己の潜在意識や自分軸、というものをケアするようになった。
…人は外の世界に答えを見つけに行きがちだけど、答えはむしろ自己の内側にあるらしい。
与那国島編はこれで終わり。
長くなったので、続きはまた次回😉