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”好き”とは

 

私は、研究の一環で

静大のLGBTサークルに所属しています

ある活動日でのトーク

 

「好きって何?」

 

うちのサークルには、

異性を好きになる人

同性を好きになる人

男性も女性も好きになる人

誰にも恋愛感情を持たない人

など、色んな“好きになる性”の形があります。

 

 

あるとき

「なおさんは何故、異性が好きなの?

どうして好きになるのに、男性・女性という区別があるの?」

と聞かれました。

 

最初上手く答えることができませんでした

いつのまにか好きになってたのが男性だから?

じゃあなんで男性を好きになるの?

 

考えれば考えるほど分かりませんでした。

 

そこで、好きってなに?という話に。

たとえば

 

・・・・・・・・・・

 

一緒にいて楽しいと思って好きだと思った

 

 

一緒に遊んだ帰り道

次に会う日にちを決めてるのは好きな人

友達とは具体的な日にちまで決めないかも。

 

 

友達だと思ってたけど

いつのまにか目で追っていた

そこから、好きなんだと思った

 

 

かっこいいなと思った

 

触れたいなと思った

 

相手が好きだと言ってくれたから

自分も意識し始めて好きになった

 

・・・・・・・・・

 

などなど。

好きなタイプも、好きだと思う瞬間も

人それぞれ違ってて、興味深いなと思った

 

好きという感情に

同性愛も異性愛も関係なくて

 

ただ、まだ今の日本では

堂々と

好きを形にしたり、言葉にできない人が沢山いて

 

私は

「なんで異性を好きになるの?」

の答えとして

「相手の人が異性愛者かはわからないけど、

とりあえず私は、

自分を好きになってくれる人を好きになりたい(そりゃ両思いになれたら1番ですから...)」

答えました。

すると

「じゃあレズビアンの人に告白されたら?」

と返され、困ってしまいました。

自分にはまだそんな経験がなかったので

どうなるのか全く予想ができず

断るとも即答できず

結局、なんの答えも返せませんでした。

 

よく考えれば

私の論理は、自分が異性愛者だからできる考えなのかなと

 

まだ日本は

同性愛などをオープンできる環境ではないから

誰が同性愛者なのか

すぐには分かりません。

そんな中でパートナーと出会い

両思いになり、交際することは

結構大変なんじゃないかな...と思いました

(実際はどうなのか、今度聞いてみたい)

 

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これは私が去年オランダで撮影した写真です

 

オランダは同性婚も認められており

街中には、このような同性カップルの方々が

堂々といちゃついて(笑)歩いています

 

日本もいつか

こんな世の中になったらいいなと

 

好きな人を好きと言える国になったらいいなと思いました

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