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チェンマイへ来て、1年の振り返り

2023/9/20へ来てから、早1年。色々と進んだけれど、まだまだやることだらけだし、できなかったこともたくさんあった。一度振り返ってみたい。

総括: ゆっくりではあるが、前に進んだ。しかし、自分を追い込めなかった。だからこそ、広がった世界もある

成果

ツアー初期版の構築(ツアー発掘&トライアルツアーの実施)

マニタビのコアとなる、少数民族の村ツアー。当初は1つしか行き先がなかったが、現在は村ツアーは4つへ増えた。トライアルツアーを実施することによって、ツアーの見どころや他との差別化ポイント、改善点が明らかになった。

また、チェンマイ市内の観光や市内でのマニアツアー等の企画・トライアルもできた。

事業展開の方向性が見つかった

来た時:タイ人の事業パートナーもおらず、会社設立の進め方も不透明。

現在: タイ人の事業パートナーが見つかり、ツアーを公式販売していく目途が着いた。そして、自分の法人設立に向けてやるべきことも分かった。

旅行業の実務が分かった

来た時:旅行業の経験はなし

現在:トライアルツアーを実施することにより、旅行業の一連の実務が分かった。

  • ローカルツアーのアレンジはホスト側との調整が大事。想像以上に手間がかかる

  • 安全が何よりも大事。森へハイキングへ行く時の準備・案内、虫対策など、基本的な準備が大事。

  • キャンセルポリシーをしっかり作る。ドタキャンが発生しても大丈夫なようにする

反省点

自分に甘い時があった

1週間、1カ月、3ヵ月単位などで目標を立てて、確実にやり切ることができなかった
基本的に毎日仕事をしていたので、効率的ではないが、日々何かしらは進んでいた。

一方、突発的なイベントやタスクに追われて、継続してやるべきことができなかった。例:Instagramの投稿を週に2回確実に行うなど。

基本的に1人でやっていると、自分に負けてしまうことがある。外部からの圧力やプレッシャーを上手く作ることができていなかった。

発信がうまくできていない

「自分ががんばっていること」や「自分が感じたこと」の発信が疎かになってしまった。継続的にInstagramの投稿はしていたが、まばらになってしまったこともある。
数は少ないが、チェンマイの旅情報の発信はできていた。

その他学んだこと

健康が一番

発熱、腹痛、ものもらいと体調を崩してしまい寝込むこともあった。また、友人が不運にも交通事故に遭遇してしまうことにもあった。チェンマイは暮らしやすいけれど、日本とはやはり違う。毎日健康に・元気に過ごすことが一番大事。

お金がないと何もできない

お金がないとやりたいことができない。やりたいけれど、お金がなくて自粛・遠慮してしまうかもしれない。報酬が払えないと、一緒に仕事をしたい人と仕事ができない。屋台飯も安くておいしいけれど、毎日食べていたら健康に悪い。

チェンマイの1年

チェンマイの1年が分かった。各月の天気・気温、大気汚染、観光客の数・国籍、村でできるプログラム などなど。

チェンマイは11〜2月の乾期は何もしないでも観光客が来るが、5〜10月の雨期は観光客が少ない。各月毎に誰をお客さんにして、どんなプログラムを提供するのかを考える必要がある。

計画通りいかない前提で進める

他人に期待しすぎない。必要書類を作ってもらうにしても、期日までに作ってもらえないなど、日本とタイでは仕事の完成への意識に差がある。

自分がやるべきことをやって、他人が原因でうまくいかなかった場合は、しょうがないと割り切る考え方も大事。ただ、うまく行くように自分でもベストを尽くすことが大事

マクロ視点で見る

マクロ視点=より大きな視点で物事を見る。世界の流れ、国の政治・経済、タイ観光局の政策など。ローカルツアーは現地人の暮らし体験で“ミクロ”の観点。自分はミクロの観点は持っているけれど、マクロの観点が弱い。

マクロの視点がないと、進むべき方向性を間違える 可能性が高くなる。方向性を間違えると、何をやってもうまくいかない。

次の1年でやること

ローカルツアー事業:事業として回る状態を作る

旅行事業+αで、最低限自分の生活費、可能であれば3,4人の社員を雇うことができる売上・利益が立つ事業を作る。そのためには個人だけでなく、法人や学校のお客さんを獲得する。

ローカルツアー事業以外:安定的な収入源を作る

ブログやnoteの販売、その他の何かでツアー以外の収益源を確立する。自分が1年チェンマイで暮らした情報をまとめて売るなどして、小さくても良いからお金を稼ぐ。ローカルツアー事業とそれ以外で1,000万円売り上げを作る。

タイの自由さ・柔軟性と日本のきめ細やかなサービスを掛け合わせたサービスを提供する

タイ・日本のお互いの国の強さと弱さを相互に補完し合うサービス・ツアーを作る。

チェンマイNo.1の旅情報メディアを作る

Instagramとホームページのアップデートを中心に、より多くの日本人がチェンマイに来る、チェンマイに来た時にチェンマイを最大限楽しめるような情報発信サイトを作る

3年後目指す姿

  • 日本人が今より2倍以上、チェンマイに来る:タイに来る旅行者のうち、チェンマイに来る割合は5%(坂田調べ)。自分が最高に楽しくて面白いコンテンツを作るとともに、チェンマイ自体に魅力も発信してもっと日本人がチェンマイを楽しめる状態を作る。

  • ローカルツアー事業を軸に必要な金を稼いでいる:行きたいことに躊躇なく行ける、自分の健康のために必要なものを買える、お世話になっている人にご馳走できる、くらいの金銭的な余裕を持つ。

  • 北タイの地方の人の暮らしがより良くなる何かをする: 村の文化や伝統を残す体験や商品づくり、村の若者の教育支援等ができたら。

  • 顧客を多角化している:タイ人向けの日本ツアーを行う。タイでのツアーも日本人だけでない、様々な国の方を受け入れている。

  • タイのことに詳しい人になる:観光業だけでなく、タイの政治・経済、社会問題、文化について語れるような人になる。

  • 1年に1−2ヶ月は旅をする:オフシーズンは長期休みを取得して、旅に出る。中南米、中央アジア、ヨーロッパに行きたい。

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