これからの方向性、アーティストとして生きていくこと
「芸術家として生きていきたい」
数ヶ月前にそう思った。
売れるものを作ることを目的とせず、
自分がいいと思うものを作って
それが結果的にお金になって生活していきたいと思った。
でも、自分にできることなんてない、
芸術的スキルなんてない、
何かやっておけばよかった、、、
そう思ってあっさり諦めた。
諦めたというか、無理だなというところに一旦落ち着いた。
ところがここ数週間で一気に心境が変化し、
「アーティストとして生きる」と思うようになった。
できるできないを深く考える前にそう思ったら、心が軽くなった。
新卒で今の会社に入社して3年目と6年目に本格的に転職しようと思ったものの直前でひきかえし今に至る。
ずっと転職したいと思い続けているものの
未だ転職できておらず、
でももう本当にこの会社にいるのは無理だと思った今年度。
夏休みが終わり、ますます無理だ、抜け出したい、なんとかしないと、と焦る気持ちだけが募り、やりたいことややれそうなことが見つからないまま時間が過ぎていった。
それでも次の職業として転職したいジャンルは見つからなかった。
そもそも会社員は窮屈で、やはり会社員を卒業したいという想いはそのまま持ち続けていた。
ある日友人にアクセサリー作りのワークショップに誘われ参加してみることに。
集中して作業をしていると
意識が自分から外れている感覚、
高揚感の中にはいる自分に気づく。
サッカーをスタジアムで観戦して空気に飲まれる感覚、
ブーケ作りで花と花を組み合わせて一つのものを作り出すときの喜びのような感覚、
それと同じものを感じた。
心が解放され自由になる感覚。
私がすきなもの。
広々とした空間、
空が見える空間、
風が優しくそよぐ場所、
海や川、
ぼーっとすること、、、、
ちょっと前に本田健さんの著書に載っていたのだったか、
自分が好きなものを20個書き出してみるワークがありやってみた。
すると半数は、開放感≒解放感を感じられるものだった。
どうやら私の心は自由になりたいみたいだ。
アクセサリー作りが楽しいと思ったら
文章も書きたいし
LINEスタンプも作りたいし
色々やりたいことが出てきた。
今まで
絵心はない、
手先は器用じゃない、
できない理由をならべてきたけど
今はそんなのはどうでもよくて
ただやりたいことをやってみようと思うようになった。
純粋に自分が作りたいものを作る。
自分もすきで売れるだろうものは問題ない、
でも自分は特別すきじゃないけどウケるだろうから作るという動機だと
私の素質ではいいものは作れないというのは経験上知っている。
当初の芸術家、というより
アーティストやクリエイターのほうが
ニュアンスが近くなったけれど
方向性は見えてきた。
自分の心を解放するため。
そのための手段の一つとして
作品を作って行く。
自分が幸せになるために
作品を作る。
まずは自分を幸せにしてあげる。
でも、実際問題自分の手で作って生活をしていくためには個数を作るか単価を上げないと難しい。
それからもっとクオリティが高いものを作りたいと思ったときに、
品質の良いものや技術を要するものを作品にしていくのは
不可能ではないけれど個人では限界が割とすぐくると思う。
そしてアクセサリー作家やフリーライターは数が多くレッドオーシャンだ。
そこで当面の目標としては
アクセサリー作りでは、企業コラボや社員になってデザイナーとして活躍するようになること。
文章を書くことでは、雑誌やWeb媒体でエッセイの連載ができるようになること。
1人では得られない機会を得てより自分が理想とする、作りたいと思うものを作るために社員に
なるという選択肢もある。
あんなに会社員が嫌だと思っていたのに、何をするかで考え方が変わってしまう自分に驚く。
でもまずはすきなものを作り続けることが
目標か。
ひたすら自分が作りたいと心が躍るもの、
高揚感を味わえるもの。
たとえ企業の中に入ったとしても
そのことは忘れないようにしたい。
ベースは自分の心が躍るもの。
すべては自分の心が躍るもの。
自分の心が躍るものだけ。
それだけが私も世界も幸せにする。
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